Kanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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人生の着替えかた(2022年製作の映画)

3.6

同じ主演の方が3つのジャンルが違う作品で演じられると知り、気になって観に行った。上映後に登壇とサイン会があり、劇中で気になっていた手話のお話も聞くことができてなんだか得した気分になったな。
ツッコミを
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君が落とした青空(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のシーンから少女漫画の実写版の様なハートフルな展開なのかなと予想していたら、まさかのもやもや続き。タイムリープがどこまで繰り返されるのか推理しながら恋愛模様も期待しながら楽しめた。
ありきたりに聞
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.6

一つの長いコントを観ているような、でもリアリティもありそれでもどこか全部カットの一言で無かったことになるんじゃないかなってワクワクしながら鑑賞。
何者かになり切ることで人の感情を突き動かしたり、演技の
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.4

学校給食を愛する教師と生徒の物語。
おしゃれな食べ方をする生徒神野を見て対抗心を燃やす教師甘利田の図が面白かった。
このご時世で給食も黙食している寂しい様子を思い浮かべながら、本来給食ってみんなでわい
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んで気になっていた作品。
実写だからこそできる管理人の演出や登場人物の細かな心情描写が良かった。
原作と同様、冷たく当たってきていた兄が思いを伝えるシーンには心動かされた。
どんな場面のどんな
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.8

自分の言葉が届かない。周りの言葉が音に聞こえる。こんなにも怖い世界で過ごしてきたオーウェンが大好きなディズニーアニメと愛する家族と共に未来へ進んでいく物語。
大変なこと、難しいことを考えたらきりがない
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.7

そこにしかない風景や自然の音、特別な味わい。同じ日本の中なのに、元はそういう暮らしをしていたはずなのに異世界のように特別な空間に感じる。
現実的なことはとっぱらって、こういう暮らしや自然の流れと生きて
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.6

ドラマチックなことは起きなくてもその一歩を踏み出したらドラマチックなことが起こせるかもと思った。
それぞれが自分の置かれている環境や状況に悩むけれど、その悩みは誰かが経験したことがあって。人それぞれド
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.9

無口なお父さんだけどしっかり家族のことを思っていて、距離を取っているように思える息子もずっとお父さんと近づきたいと思っていて。
ゲームを通して互いの思いを知り、今まで知らなかったお茶目な一面が見えたり
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.2

訳わかんない学生時代のいわゆる男子ノリが続く青春コメディかと思って観てたら、なるほどそういう展開かと。
いつも当たり前に一緒にいたから今もそこにいる気がして。細かくコメディタッチで描いているけど、それ
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.4

ふわふわしていた気持ちを回収してくれるような彼女目線のスピンオフ。
正しい、間違いでは計れないけど、確かにあの時間は彼女の中に残っている。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

理想と現実のギャップにやられたり
失恋の苦しみから抜け出せなかったりすることもあるけれど、かけがえない時間だったなと感じるあの時間は今も未来もずっと流れてるんだなと思えた。

ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.6

愛しているのに触れられない。
励ましたいのに抱きしめられない。
どうしてこの2人に限ってそういう運命にあるのかと苦しかった。
そこに生きているからこそできる形で、今を全力に楽しんで、大切な人を愛して。
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.4

あの頃は良かったな。
今目の前にある現実と比べれば比べるほど溢れ出す過去への羨望。
普通じゃないことを求め、それが美しい生き方だと思うけれど結局は普通が幸せなんじゃないか。気づいた時にまた、過ぎ去った
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.4

宮本と靖子の熱量の凄さに終始圧倒された。誰のためなのか一体分からない、多分宮本自身もよく分かってなさそうだけど笑まっすぐ全身全霊で突き進む一人の生き様を見せつけられたような感覚。
自分の感情や思いを全
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

自分の当たり前が当たり前じゃない世界。何が正しくて関わる人が思い出せなくて自分だけ取り残されたような恐怖。
周りから見ているとその人だけがおかしな存在に見られるけれど、本人の視点で周りを見るとこの世界
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

胸の奥をずんと突くような愛の深さを強く感じた話。
親の都合で苗字が次々に変わるから不幸なのではなく、色々な大人に出会い愛を注がれるからこそ優子はいつでも人に愛を与えることができ、笑顔で幸せに過ごせるの
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

死にたい。なら死ねば?
殺すぞ。殺せるもんなら殺してみろ。
始めは飛び交う言葉が痛くて苦しかったけど、徐々にお互いが救われて大切な存在になっていく様を見てこれで良かったんだと思えた。
ふとしたきっかけ
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.4

青くて痛くて脆い。
タイトルの通りの主人公。
若さや思い込みゆえなのか、突っ走る力があるのにその力を発揮する方向を間違えてどんどん自分が嫌になる。
思い通りにいかないと他のせいにしたくなる気持ちには共
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.7

普通はさ、
始めは普通じゃないことがおかしいみたいな考えがどこかであったけど、段々普通のおかしさを感じたり、逆に普通じゃないことが良いなって思ったり…こんなこと考えてるけど、結局普通って何なんだろう?
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くちづけ(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

知的障害をもつ人とその家族。障害をもっている人がすぐ側にいるから我慢したり諦めたりしなければならないことがある。でも、自分は彼や彼女と一心同体なんだと胸張って言えるほど深い愛や強い絆があることにとても>>続きを読む

その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

毎年欠かさず奥さんの誕生日に3日目のカレーライスをプレゼントする男の人。
ラジオから聴こえる明るい声とは裏腹に目の前にある寂しい現実。
カレーライスを通してつながりを再確認したり、狭いアパートの一室で
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビ映画だけど、人と人との絆を強く感じる映画だった。
ひどい形で当然別れなければならない辛さ、絶体絶命の危機になって感じる大切な人への愛、全てに涙した。
この後どうなってしまうんだろう、生き残った2
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キスから始まるものがたり3(2021年製作の映画)

4.0

互いを大切に思うからこその距離を置く選択。大好きで大切で今までずっと一緒にいたからこそずっと一緒にいたい思いと、それではいけないという思いで葛藤する登場人物たち。形が変わっても愛や関係性は変わらず続い>>続きを読む

キスから始まるものがたり2(2020年製作の映画)

3.7

すぐに2を鑑賞。変わらずのテンポの良さがあり、飽きずに最後まで鑑賞できた。
大切な人と距離が離れたとき、相手のことが分からないからこそ信じる難しさがある。大切なものを守るために隠したり嘘をついたり…で
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キスから始まるものがたり(2018年製作の映画)

4.0

変えたくない関係と大きくなる恋心。
天秤にかけてもどちらも選べずぶつかりながらも幸せを掴んでいく主人公。
テンポが良くてこれぞアメリカの青春!って感じのポップな雰囲気に惹かれながら楽しく鑑賞できた。
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.7

目の前のことに全身全霊でぶつかっていくあの歳でしか出せないエネルギーとか無敵感にとてつもなくエモさを感じた。
毎日の本当どうしようもないようなことが最高に楽しくてかけがえない空間に魅力された。

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.8

長年抱いていた背負い続けたものや抱いていた劣等感が晴れたようなじんわりと感動していくような気持ち。
若い頃の自分が今の自分を救ってくれる奇跡。
複雑な気持ちも抱きながら、あぁ、これで良かったなと余韻に
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.7

ヤクザとして覚悟を決めて生きてきたけれど、大切なものを守るためにはヤクザという肩書きが邪魔になる。
社会がヤクザに対して強い風当たりになったことで、ヤクザになったからこそつながった人たちから「あなたが
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.5

手紙でつながる過去と未来。
淡い初恋の思い出が蘇るとともに、これからに向かっていく登場人物たち。
小さくて些細な幸せも大きな幸せもつかんでいってほしい。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4

音を立てたら即死という絶体絶命の状況で過ごすスリルしかない世界。
終始ドキドキハラハラしながら、最後はお父さんの愛と勇姿に涙。
ホラーは大の苦手だけど、正体が分かっている分、自分まで音を立ててはいけな
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.8

あまり殺し合いとか血塗れとかは得意ではないけれど、ところどころツッコミどころある演出があったり、主人公に可愛らしいところがあったり、登場人物のキャラクターが立っていたりするおかげで楽しく鑑賞できた。>>続きを読む

オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

3.4

人が生きられるのは27375日。
冒頭とラストシーンで流れる同じ台詞だけど、感じる重みが全然違ったな。
余命宣告をされてただ悲しい、苦しい、辛いだけで終わらない2人の姿に強さと愛を感じた。相手を思うか
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

3.5

1人の男性から父親へ変わっていく。
これまで優先していた友達との付き合いや仕事が、全てマディ優先になっていく姿からそう感じた。
自分にはできないと自信がなく悩みながらも全力でマディと向き合い2倍以上の
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.4

元の台湾の映画を観たとき、ものすごい感動した記憶があり鑑賞。
学校の仕組みの違いや制服やストーリーの順序で違和感を感じるところがあり、リメイク版はどうかな…と思いながら観ていたけれど、やはりラスト10
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