Kanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Kana

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(2020年製作の映画)

3.8

〝なぜめぐり逢うのかを私たちは何も知らない”
〝いつめぐり逢うのかを私たちはいつも知らない”
「糸」の歌詞にあるように人と人との巡り合わせは自分で選択できるものではない運命的なものだなと感じた。
別々
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

ダー子とボクちゃん、リチャードがお決まりの台詞を言いながら歩いてくる冒頭のシーンからわくわくが止まらなかった。
利益よりも愛情を優先させる展開に感動させられたと同時に伏線回収に最後の1分1秒まで驚かさ
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.2

娘への計り知れない愛。
どんな人に対しても公平に与える愛。
本当に天使のような人だなと感じた。
どうにかなってほしいと願うけどどうにもできない切なさに涙が止まらなかった。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

ドラマを観てないからどうだろうな…と思ったけど、最高に面白かった!
長澤まさみさんを始めキャラクターの個性が一人一人際立っていて愛おしい!
最後の最後まで本当に予想がつかない展開にとても楽しませられま
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劇場(2020年製作の映画)

3.5

現実ではありえないほどクズな男と優しすぎる女。この2人が作る時間が、日常のはずなのにどこか非日常的な感覚があった。
ラストシーンはどこまでが現実でどこまで演じているのかはっきりしない描き方で、想像を膨
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かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

絶対にありえない展開で一緒に住むことになる2人。自分の思い描いていた理想像から離れていき思い悩む日々。
でも一緒に時間を過ごすうちにお互いを理解して良さに気づいていく。
こうなるのかなと展開が読める部
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ハッピーログイン(2016年製作の映画)

3.7

伝えてたくても中々伝えられない思い。
素直になりたくてもなれない自分。
プライドのせいか相手への優しさなのかどこか自分を取り繕ったり、強がってしまう。
素直になって幸せになる登場人物の姿を見て心が温か
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.6

真実を追い求める記者たちの姿と明らかになっていく事実に衝撃を受けた。
宗教が身近にあるわけではないけれど、こういう事実があることを知っていたたまれない気持ちになった。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

ドライブシーンの疾走感と音楽を楽しめる作品。
思春期の恋心やちょっと格好付けたい気持ちがありながらも車に乗るとめちゃくちゃイカしてるベイビーに魅了された。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アドリブが多いのかリアルさがあってどこかふわふわした世界観。夏の匂いを感じた。
ラストシーンで120秒待ち切れない姿に一夏で抱いた幸子への思いや僕自身の変化を感じた。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.2

パステルカラーのキュートな世界観の中で淡々と進む物語。
登場人物や出来事の情報量が多く、あれはどうだったっけ?これは?と全てを理解し切れなかったのが率直な感想。
歴史的な背景を写す場面があれば少し昔っ
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.9

簡単に気持ちが分かるとか辛いよねとか思ってはいけないほどそれぞれ色々な背景を抱えて生きている。
ショートタームの仕事も決して楽とは言えないけれど、その場を楽しもうとするグレイスやメイソンの人柄が明るさ
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

毎日違う姿で目覚めるって単純にすごいよな。どんな姿になるのかも自分の体に何が起こってるのかも分からない恐怖と不安。ウジンの中身を見て愛してくれるイスの真っすぐな思いに愛しさと切なさを感じる。
2人がず
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パターソン(2016年製作の映画)

3.6

特に何が起こるわけでもないある1週間をゆったりと魅せてくれる映画。
ハプニングが起こりそうと考える時点で日常に非日常を求めすぎているのかななんて思った。
何気ないバスの乗客の会話や奥さんとの日常の出来
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

物珍しさから偏見ばかり抱いてしまい、本当に向き合わなければならない問題から目を背けてしまう。
マルコの死が物語った事実。
マジョリティが力をもつ世の中は、時に悪の力を振るって間違うことがある。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.0

何度ファッキンの単語が出てきたことか…
表向きでは才能があって順風満帆に見える人も裏では色んな苦悩があるのだな…と。
愛情をあまり受けずに罵声や暴力が当たり前だと思って生きてきたからこそ他人にも同じよ
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画と現実の世界がつながったら…なんて本当にロマンティックすぎる!
健司の美雪に対する素直でまっすぐな思いがとても素敵だと思ったし、触れたら元に戻ってしまう、愛する人に触れることができない状況を背負っ
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あん(2015年製作の映画)

3.7

世界の音が鮮明に、とても綺麗に聴こえてそれだけで生きていることの素晴らしさを感じる。
ずっと孤独だった徳江さんがどら焼き屋さんとして人と繋がり合えたことは、本当に心から嬉しかったんだろうな。
生きてい
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

2.5

最初幼なじみの2人が再会するラブストーリーかと思ったけどそんな単純なものじゃなくて。
劇中に時々あるシーンとした時間が登場人物の心情を自分なりに解釈する時間になっていた。テンポ良く上手くいかない感じが
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ラブ×ドック(2017年製作の映画)

2.8

ふいにはさむカットの絵やきらびやかなスイーツ、音楽が女の子の好み分かってるなって雰囲気でわくわくする。
リアルなのかそうじゃないのか分からないけど、恋にやぶれてもまぁなんとかなるよなって笑。

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

2.5

友達に嫉妬してきつく当たったり、自分の想いが上手く伝えられずに空回りしたり…そんな自分が嫌になるけど簡単には変われなくて。
素直に受け止めることって難しいし、なりたい自分になるには勇気が必要。

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.4

音楽や街並み、服装が本当にキュートでオシャレな映画。
1959年ならではの時代背景や文化にとても品があって素敵な雰囲気だった。
芯の強い女性って輝いていてかっこいい。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.4

同じキャストで12年間撮り続けたからか、自然と主人公の成長を見守る目線で鑑賞していた。
大きな転機が訪れたり事件が起きたりするわけではないけど、こう考える時期あるよなぁ、こんな経験あったなぁの繰り返し
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.2

幸せは物の多さでははかれない。 
生きていくために必要な物って意外とないのかもと思う反面、人と人とをつなぐのは物だったりもして…
モノは小道具。という言葉を聞いて納得。
フィンランドの街や人々のオシャ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.5

何が正しいとかそうでないとかは、自分が生きてきた価値基準でしか判断できないからこそ言い切れない。
愛する気持ちは同じなのに分かり合えない人もいる。
たとえそれが少数派の考えであっても、繰り返して生活に
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.7

ドキドキハラハラしながら観ていた2時間近くが、最後の最後に全部手のひらの上で転がされていたことに気付く。
伏線が多すぎて観終わったばかりだと何がどうなってるのか頭が整理つかないけど、とにかく精巧。
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

正反対に見えてどこか似ている2人。
ドリスが更生していく物語かと思いきやそうではなくて…
障害の有無関係なしに言いたいことを素直にはっきり言うドリスの性格とフィリップが求めていた開放的な所が絶妙にマッ
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.5

喜びも悲しみも全てを共有できる、どんな時でも心がつながってると思える友達って素敵だな。
勇気をもって動くかどうかは自分次第だけど、4人にぴったりのジーンズが少しの勇気と奇跡をもたらしてくれる。

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あと少しで届く距離にいるはずの2人なのに必ずどこかでボタンの掛け違いが起きてまた離れてを繰り返す。
胸がぎゅーって苦しくなるような青春の輝きがある反面、同じスピードでは成長していかない2人。
あの時こ
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.8

何があろうと夢を諦めない姿勢が素敵。研ぎ澄まされた感覚と熱意と才能のおかげで、人に劣るどころが秀でてさえ見える。

犬猿(2017年製作の映画)

3.5

誰にでもジェラシーがあったり、人と比べて自分には何にもないと感じたりする。身近にいるからこそ比較対象が兄弟姉妹になる。人から見ればいいなと思う所は自分にとっては当たり前だから魅力は感じない。
ラストシ
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

歳を取らない体。なんて魅力的なの!なんて思っていたけれど、自分だけ周りと違う時間が流れていて、大切にしたいものを諦めなくてはいけない絶望感は計り知れないなと感じた。
どんなに歳をとっても聡明さとお茶目
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.2

率直に良い作品に出会えた!と思った。
恋愛?サスペンス?もはやジャンルが分からない物語の中で色々なドキドキハラハラが詰まってる。
シリアスなシーンであんなに笑いがこみ上げてきたのは初めて。
そうだった
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

若さゆえの圧倒的無敵さ。
気持ち良いくらいまっすぐ生きている姿が羨ましくもありつつ最高にイケてるなぁなんて思った。
劇中に出てくる音楽もとても良かったな。

スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

お弁当一つで酷い目に遭って来たスタンリーが最後にとても素敵なお弁当を手にして周りの人を笑顔にする。
食の大切さとかそういうことよりも、とにかくスタンリーの生き方や考え方にどんどん魅力を感じた。
自分が
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.2

家族とは何かって聞かれると難しい。でも他人が外から見て決めることじゃなくて、自分たちが家族だと思ったらもうそれは家族なんだと感じた。
愛してるとか大切に思ってるとか口ではいくらでも簡単に言えるけど、目
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