けいてぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

けいてぃ

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デイ・オブ・ザ・デッド(2008年製作の映画)

3.0

巨匠ロメロの「死霊のえじき」のリメイク版。えっ、ほんと?

走るゾンビ、天井を這い回るゾンビ、武装するゾンビ、恋する?ゾンビ、、、まあ、これらは別にいいんだけど、人間のドロドロしたところこそがロメロゾ
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パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

3.5

五感を徐々に失っていくパニック映画。って、もしもハリウッドが撮っていたらそんな感じだったでしょうね。でも、これは違った。
絶望の中にも前向きさや希望が溢れていて、真の幸福とは何かを考えさせられました。
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

5.0

これは良く出来たお話。心優しい少年と勇猛なお父さんの対比もさることながら、バイキング一族とドラゴン一族の争いって、結局相手の立場で考えることが出来ないというのが一因なんですよね。不理解。恐れ。昨今の国>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.0

この映画(とムカデ人間)はずっと敬遠していたけど、義務感?に駆られて漸く鑑賞。
本当に終始不気味というか不条理な展開で胃が痛くなりましたよ。ホラー映画の定石を見事なまでに外して、安定感を与えず不快。で
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カンフーハッスル(2004年製作の映画)

2.5

ワイヤーアクションやCGを駆使し、ひたすら漫画的なカンフー映画。でも本格派。
ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーとも違う個性は流石だけど、少しくどかったかな。まあ、それがチャウ・シンチ
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.5

正直、1回目観た時は何が言いたいのかサッパリわからなかったけど、2回目観た時はなかなか良く出来た映画だと感心しました。全てのセリフに意味がある。というか、1回観ただけでは分からないや。

精神を病んで
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ロフト.(2008年製作の映画)

3.0

誰一人として感情移入出来ないのが何とも。本能のまま動きすぎ。でも、そんなドロドロした話を抜きにすると、二転三転あって結構面白いミステリー物なんですよね。キャラ設定をもう一工夫してリメイクしてくれないか>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.0

軽いSF映画を想像していたのだけど、イメージしていたのと全然違いました。世界観も丁寧に作りこまれていて、映画に引き込まれました。子供が生まれない世界って、ここまで絶望的な感じになるのですね。

政府と
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エグザム(2009年製作の映画)

1.5

密室に8人の入社志願者が閉じ込められる?ソリッド・シチュエーション物だけど、なんか安易。これに失敗しても単に受からないだけ。なのだけど、緊張感を無理やり出そうとしている感がなんとも。。。オチもねえ。。>>続きを読む

ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

2.5

ドヤ顔な登場人物たちと、予想の範疇だが無茶苦茶なストーリー展開。きっと想い出補正で高評価なんだろうなあ、と冷めた目で観ていましたが、最後のテーマ曲でやられました。これは鳥肌もの。ウィレム・デフォーさん>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.5

ピエール瀧とリリー・フランキーの悪人ぶりが凄い。でもこの映画、凶悪なのはこの二人に限った話ではないですね。終盤のシーンではハッとさせられました。まあ、自分の事は棚に上げて良く言うよとは思いますが、犯罪>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

5.0

ほんと、クリント・イーストウッドの映画は映画を観たって気になります。サスペンス物としても、反体制の法廷物としても、家族愛物としても、一級品。これが実話とは恐ろしい。
希望という言葉の持つ凄さ、重み。ア
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デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

3.0

おまけの短編だけど、昼と夜の対比が面白いですね。見せ方がうまいなあ。

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0

涙あり、笑いあり、興奮あり、感動あり。ここまで脚本が完璧なアニメも珍しい。各キャラクターに個性があり、うまくストーリーに結びつけていますね。アンディの優しさと成長が見えるラストは素晴らしいの一言。

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.0

ホビットとドワーフ御一行様の冒険第二章。長尺なのはいつものことだけど、今回は少し長く感じました。
LOTR含めてこのシリーズは、友情だったり、忠誠だったり、人間ドラマでグッとくるものがあったけど今回は
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

2.0

アカデミー賞に10部門ノミネートされた映画なのですが、ダラダラと話が進んで、私的には今一つだったかなあ。
クリスチャン・ベイルの役作り、ジェニファー・ローレンスのクレイジー演技、そして登場するだけで場
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π(1997年製作の映画)

1.5

この不気味な展開は嫌いではないけど、なんだかなあ。狙った様なモノクロ映像も、解釈を観衆に委ねるのも、少しやり過ぎ感が。。。

ハリケーンアワー(2012年製作の映画)

2.5

ポール・ウォーカーさんの遺作。まあ、正確にはワイルド・スピードなんでしょうけどね。
自分のことしか考えない(様にみえる)主人公にあまり共感出来なかったけど、時間が経つにつれてそれも理解出来る気がしまし
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ミッキーのミニー救出大作戦(2013年製作の映画)

3.5

古い作品と最新技術をうまく組み合わせることで、楽しいミッキー映画になっています。悪役(ピート?)が少し可愛そうな気もしましたが、まあ、目には目を、の精神ですかね。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.5

やっぱ流行っているので観ておかないといけないなあ、と思って今更ながらに観ました。字幕派なので松たか子さんの声ではなかったのですが、やはりテーマソングが良いですね。日本語版では何故か前向きな歌になってる>>続きを読む

告発のとき(2007年製作の映画)

4.5

前半の展開と邦題のせいで、単なる真相究明サスペンスかと思って観ていたら…
戦争の狂気が心に突き刺さってくる佳作でした。古き世代の過信、米国の苦悩。無駄なシーンも無く、素晴らしい。

コンフィデンス(2003年製作の映画)

3.0

スタイリッシュなB級詐欺師映画。この手の映画は好きだし、普通に面白かったけど、何か物足りない。脚本の緻密さかな。キャラの描き方、特にキングの凄みが伝わらなかったのはマイナス。説明的過ぎるのも今一つ。>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.0

マンデラ大統領役はモーガン・フリーマンしかいないと言わせる演技でした。序盤は人種対立が描かれていて一触即発な感じでしたが、後半は少し淡々と進んでしまって残念。でも、良い余韻が残る映画でした。
飛行機の
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.5

テーマ曲が恰好いいし、何と言ってもクリント・イーストウッドが渋い。今から50年前に作られた映画だけど良いものは良いですね。
主人公がマッチポンプな気がしないでもないけど、これは雰囲気を楽しむ映画という
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.0

プロフェッサーXとマグニートーの若かりし頃のお話。X-MEN三部作にうまく繋げていますね。各キャラクターもしっかりと描かれているし、やっぱりX-MENは面白い。超音波で空を飛ぶのは強引だけど。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.5

一瞬ホラー映画かと思うシーンもあったけど、疑心暗鬼に陥っていく様をナタリー・ポートマンが見事に演じ切っていました。一線で活躍するアスリートや俳優も相当なプレッシャーがあるんだろうなあ。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.0

昨日、ヘルシンキから帰ってきたところで記憶が抜けないうちに鑑賞。映画を観る前にロケ地を見てきました。
この映画、何かが起こるでもなく、ひたすらまったりと時間が流れるのですが、不思議と退屈しませんでした
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ツイスター(1996年製作の映画)

3.0

Van Halenのテーマ曲(Humans being)に釣られて映画館に行った記憶が。この曲がとにかくカッコいい!
その後、観返してみましたが、ごく普通のパニック映画でしたね。悪くもないしそこそこ楽
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

これは雰囲気を楽しむ映画。どこかコミカルな演技で非常にテンポが良いです。映像もさることながら、音楽が何かワクワクさせてくれる感じでグッド。
Take over(交代しろ)のしつこいくらいのやりとりも爆
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

2.0

サスペンス要素の無いバタフライ・エフェクトといったところでしょうか。テーマは全然違うけどね。映像が綺麗で演技も素晴らしいけど、少し間延び間があって退屈だったかな。
9歳の子供に父or母を選択させるのは
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ガン・ホー(1986年製作の映画)

3.5

昔、異文化コミュニケーションの研修だったかで題材として使われた映画。久しぶりに観たら結構面白い。
日本人だけでなく、アメリカ人も正にステレオタイプ!の描き方で、お互いにこういう見方をしているんでしょう
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隠された記憶(2005年製作の映画)

3.0

終始不気味な雰囲気で進行。長回しを多用するのは良いけど無駄に長いだけで、肝心の説明が不足して妙にイライラさせられる。って、きっとこの監督が狙った演出なんでしょうね。
伏線の回収が放り出されている気がし
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unknown アンノウン(2006年製作の映画)

2.5

記憶を無くした男5人が密室に閉じ込められる。冒頭からソウ1作目と2作目を彷彿とさせるシチュエーションで俄然期待が高まったけど、後半に進むにつれて失速。期待しているのはその方向じゃないんだけどなあ。最後>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.0

あまり期待せずに観たけどこれは面白い。キャラクター設定が良くて、ホラーというよりはコメディ&ロードムービーですね。ゾンビが走るというのは本当は怖いはずなんだけどねえ。
タイプは違うけどロメロのゾンビに
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ロボコップ(2014年製作の映画)

3.0

黒いボディーでスタイリッシュに生まれ変わったロボコップ。現代(14年先?)のテクノロジーを反映して悪くはないんだけど、もう一つ盛り上がりに欠ける。
汚職と軍事産業のどちらかに焦点を絞って展開すればカタ
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ソウ(2004年製作の映画)

5.0

日頃同じ映画は何回も観ないのだけど、これとユージュアル・サスペクツは何回観たか覚えていないくらい好き。脚本が良く出来ているのでしょうね。
シリーズ3作目以降の様にグロくもなく、全編に渡って緊張感が持続
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