きたむさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

きたむ

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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

熱くなったなぁー。
シンプルに感情が湧き上がってくる映画やったねぇ。
共感を得れるとか恋愛にホロっとくるとかではなくて
ただただ素晴らしいなとしか言えなかったなぁ。
たまにクスっとするシーンですら温か
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アジアの天使(2021年製作の映画)

3.5

メクチュチュセヨとサランヘヨ。
この二語で韓国ではどうにかなるってオダギリジョーの発言素敵ねぇ。
天使や悪魔って万国共通どころか姿形も同じなんですね。
僕も一度は会ってみたいもんです。
基本的に閉鎖的
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.4

過保護と庇護は違うよなぁってセトウツミのワードを思い出しました。
愛情ってどこかしら自己陶酔のようなもんがあったりするし、慈善事業についても「こんな人に優しくでるんでっせ。私。」って下心を持ちながらや
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

都会に憧れる青臭い少女のお話。
この時期の精神ってメディアや人伝いに聞いた話を鵜呑みにしてしまって、軸がブレブレになってしまうよなぁ。
すごい気持ちがわかる。
早く大人になりたくて、自分の意見と違う感
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.3

生きるとは。
どんなに辛くても死なないって事は生きる理由があるからだ。
がむしゃらに這いつくばって泥水すすってでも生きてる親子。
めちゃくちゃかっこいいし美しさすら感じる。
ルールというルールに殺され
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牛首村(2022年製作の映画)

2.8

牛の首が題材やけどもなぁー、そもそもの話が都市伝説感あるから中々冒険した村シリーズちゃうかなぁと。
あとkokiに失礼な事言うやつに対して、この子の親父キムタクやぞって目線になってしまった。
演技も親
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

2.8

子供って何やっても許されるわけちゃう。
やっぱ躾って大事やなって思うわ。
嫁ザコの家庭ってこーなるもんなんかなぁ。
中盤からシバきにかかってほしかったから残念。

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

2.4

色んな意味でリアリティに欠ける映画やなー。
ニコラス・ケイジの無駄遣い感あるし、間違った先入観の日本をそのまま描写してるな。
いや「寿司・天ぷら・腹切り」の世界じゃないですよ。
こんな人やったっけ?園
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

ブラックユーモアというか、社会風刺をうまく切り取った映画やったなーと。
日本にはあまりない偏見の塊の人たちをうまく表現してたし、むしろそういう現実なんだと痛感させられるような。
エンディングの映像はシ
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呪詛(2022年製作の映画)

4.0

見せ方といい、構成といい台湾が本気出してきた感はありますねー
日本で言うところの、洒落怖的な要素がふんだんに使われてますね。
末代まで呪ってやると言う言葉を受け止めざるを得ない。
令和版リングと言って
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.6

前半の不可解さが後半でスッキリ。
やっぱ秘密何か抱えとくもんではないなと痛感。
上手く構成出来てる映画やったかなと思います。
フロッグってスラング感があって気持ちよかったなーと。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.9

やっぱこういう佐々木みたいな存在ってあっけらかんとしてる割に芯食った発言してくるから友達として最高だよね。
あの日のようにバカやってた時代に戻りたいとも思わせてくれる。
たまに大学の子達と会うと余計思
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ダブルヘッド・ジョーズ(2012年製作の映画)

1.7

別に頭が一つでも成り立ってた映画やったかな。
同時に二人食べれる以外のメリットなかったわ。
ヒューマンタイプの場合は基本顔が2つあるキャラは手も4本あるけど、
サメの顔2つ・ヒレ4枚やった所で特に凄み
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.2

今泉監督の世界観好きやわぁー。
高校生の思想っていい意味ではっきりしないから見てて展開が気になってくるよなー。
まぁでもこんな大人びた高校生も少ないやろうけど。
家族ってカテゴリに対して自分がどう思う
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サイバー地獄 n番部屋 ネット犯罪を暴く(2022年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーと言うこともあり生生しさがグロかった。
韓国って日本よりも集団的圧力が強いイメージがあるけど、ネットを使っての肉奴隷感が中々えぐかった。
親玉のハンドルネームが「博士」っていうネーミン
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オールド(2021年製作の映画)

3.1

結婚したり子供産んだりすると一年があっと言う間に終わるって比喩されますけど、段違いのスピード感ですね。
意外に理論的な部分もあったりとファンタジーだけじゃない所もよかったかな。
老いゆく者の変化ってそ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2

伊藤沙莉の演技いいなぁー。池松壮亮くんも好きだし完全な芝居合戦。
タイトルからなるちょっと思い出しただけ。
このワードが織り成す物語がすごくいい。
僕もたまに思い出すあの時の記憶。
後悔と栄光を思い出
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怪談新耳袋 劇場版(2004年製作の映画)

3.0

久しぶりに鑑賞。
ホラーはオムニバス物に限るなと思う。
多感な時期を新耳袋を見て育ったので劇場版にはテンション上がってたのを思い出す。
雨宮監督が手掛けてたのを当時知らなかって、改めて見るとGARO感
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.2

まぁ多分もう一生見ない映画かなぁ。
ハンデがある人はそういう生き方を選ぶ事しかできないのね。
泥水すすってでも地べたを這いつくばってでも生きていかなければならないですよね。
改めて自分の環境が恵まれて
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

さがすってタイトルが各登場人物によって意味合いが違ってきているのがいいですね。
それは人なのか理想なのか快楽なのか。
それが衝動的なものであっても、人は迷いながら何か自分に足りないものを探し求めている
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.4

世にも珍しい「果実ニー」が見れる作品

バイセクシュアルはまだ世の中に浸透しているかと言えばそうでもないため、ひた隠しにしないといけない所もあるわけで。
同性愛ってその場での盛り上がりなのか、それと
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.5

シン・ゴジラとはまた違った印象。
あくまでも空想特撮映画。あの頃のウルトラマンではなく現代世界でのウルトラマン。
色々と言いたい事はあるけど、もれなくネタバレになってしまうので割愛。
庵野秀明のウルト
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.5

別目線映画ですね。嫌いじゃないです。
映画もそうですけど双方の想いをちゃんと理解しないとその人への印象ってガラッと変わっちゃいますよね。
本作への伏線も回収してましたのでよろしいです。
やっぱ女のコ目
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震える舌(1980年製作の映画)

3.9

いやー子供がおると見るのしんどいな。
破傷風ってこんな病気やねんな。映画で博識になれるのは嬉しい事です。
ブラック・ジャック先生以外でもこんな手を尽くしてくれる人はいるのね。
でもとーちゃんの気持ちも
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

4.0

この大卒から就職にかけての時期って第2の青春だと思う。
知恵もついた分、気持ちの悪い人種にも嫌気がさすし、自分の厨二病感も否めないと思う。
お前らとは違うという感情と社会への理想が見当違いだった時の絶
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

かっこいい。自分が長男だったこともあり、趣味や生きがいは自分で見つけるしかなかった。
そんな中で自分のいるべき場所を見つけた瞬間の高揚感といったらたまらなかった。
13歳で個性を見出そうとする姿はとて
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

ある意味リベンジポルノ。
夫の浮気を許せず、漫画に書き起こす妻。
形に残る復讐ほど辛いものはない。
男という生き物の間抜けっぷりは現代ならでは感がある。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.1

最高のバイプレイヤーズ。
影の立役者とはこの事。
人知れず苦労をしている人は、誰からの評価も受けず、ただただ指名を全うしていく。
戦争時の暗号解読を命じられた才能家達。
コンピュータの原点たるやを知ら
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今日もどこかで馬は生まれる(2019年製作の映画)

4.0

公営ギャンブルの中でも競馬って生き物を扱ってる唯一のものだと思うし
その分道具として扱われてる事も少なくないと思う。
綺羅びやかな表舞台の裏には日の目を浴びなかった馬達や不慮の事故で余儀なくされる馬達
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.4

バトル・ロワイヤル2を見たような気分。
1からガラっとコンセプトは変わってしまった。別物として解釈したほうがいいかも。
1のドシンプルな新幹線というステージのみでのゾンビ映画は画期的だったけど、これは
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ良かった。
ただのゾンビ映画でなく生存者へのバックボーンにも重きを置いていて
ホラーなのに最後は涙すら誘ってくる演出にはしてやられた。
久しぶりにアグレッシブなゾンビ見た。

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.0

こういう離島って探せばあるような気がする。
アンダーグラウンドな世界だからこその生活や思想があるのかなと。
これを生業としてる人なりのプライドと歯がゆさもありますねぇ。
雇われてる人のバックボーンって
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ガメラ3 邪神<イリス>覚醒(1999年製作の映画)

4.0

イリスの土着信仰感がすごい。
リアリティの中にファンタジーがおり混ざってるような特撮でもどこかしらリアルさが感じられる。
イリスの無垢な感じが段々と狂気じみてきて、それがフォルムにも影響しているような
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

3.9

平成ガメラ久しぶりに見たけど熱い!
外来種のヒール感はたまらんね。一種のメタファーを感じるものがある。
大映の特撮って少し懸念要素があったけど、そんなもん払拭できる内容。
ガメラが劣勢になるとすごい悲
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TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

2.8

夏だけテンション上がるTUBEとは全く別。
題材良かった割に視聴者を放置した感はあるかなぁと。
CUBEぐらい無慈悲ならわかるけど
たまに伏線出してきては放置されたような気分。
むしろこっちが迷い込ん
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.3

風俗スタッフの女性珍し。
般若さんの演技ってこーゆー役でめっちゃフィットするなぁ。
やっぱこういう職業に就いてる限り何かしらのネジ外れてるか、目標がないとやっていけへんなと再確認した。
令和とは思えな
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