きたむさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

きたむ

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人数の町(2020年製作の映画)

3.7

実際はこういう世界線があるんじゃないかと思わせるようなファンタジー要素もありけりで。
組織というものはとても大事で、この映画のようなぬかるんだ生活があれば日本人なら自ずとそちらに足を踏み入れるんじゃな
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

起承転結がしっかりしてて流石だなぁと。
誰かに何かを依頼する時はその人達への敬意は払わなければならない。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあるように、富や名声を手に入れる度に周りへの尊敬
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王様になれ(2019年製作の映画)

4.1

the pillows30周年記念映画。
親交あるアーティストも多数出演してるファン映画。
ただpillowsを知らなくても十分楽しめるし、苦汁を舐めてきた人生を過ごしてる人こそ見てほしい映画。
今こ
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.4

学生運動ってある種の青春をオナニーと捉えている集団なのかなと思う。
ネットで関係ない人間をさも自分が当事者のように思い、同じように叩く。
まぁそこまでじゃないにしろ、何かしらの生きてる実感っていうのを
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.9

藤原竜也のポジションが今までの映画で見せる視点とは全然違ってた。
語り手なのか当事者なのか。
最後まで見た事で気持ちのいいミステリーになったんじゃないかなと。
中盤から終盤へのポカンはあったけども結果
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.6

伝染経由がアバウトっちゃアバウト。
「それ」は何を見て感染したって判断してんねんやろな。
これはCじゃなくてBやなぁーとか思ってんねんやろうか。
やっぱ悪霊たるもの堂々と闊歩してきてくれるに限る。
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.3

悪いやつがいい事したら、そいつは実は人格者じゃね?って風潮はそんなに好きじゃない。
前作がシンプルに面白かったから、2の舞台を見てしまうとちょっと見劣りするかなぁと思ってしまった。
動物や子供に優しか
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

思ってた内容とはいい意味で裏切ってきて気持ちよかった。
爽快感抜群でストレス発散になった。
逆鱗とはまさにこの事で、逆立った鱗には触れないでおくべきだと思う。
殺し屋は工作得意ってあるある言いたい。

台風クラブ(1985年製作の映画)

3.5

「つらいつらい このままじゃやだ」
冒頭の曲が離れないですねぇ。
台風をキッカケに少年達のリビドーが開放されていく様は当時だから出来る表現方法なのかなと。
昨今は中学生のドメスティックな表現や思想が目
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.1

展開がめっちゃいいですねぇ。
ホラー要素よりはミステリー感のが強いかな。
何にせよジェームス・ワンの見せ方にはあっぱれですね。音もいい。
このストーリー性は今まで見たことなかったんで新鮮さもあり◎。
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インシディアス(2010年製作の映画)

4.0

ジェームス・ワンいいですねー。キャストも死霊館と同じくって感じで正義キャラは似合うなぁと。
子供が霊的現象に悩まされるのは見てて辛いけど救いはあったのかなぁと。
これに関しては見ていただかないとと思う
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.8

まともってなんなのよって改めて思うよね。
みんな自分の事が基準点になってるので、その当たり前をを押し付けるのはいかがなものかと。
んで女子グループって声でかいデブ大体おるな。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.1

青くんの言葉が地味に刺さる。
結局の所、傍若無人をそのままにしてる奴らのほうが罪になるってのもわかるし、承認欲求を求めてしまう人の気持ちわかる。
かゆい所に手が届くあるあるを持ってくる今泉監督ならでは
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

表現出来る表現を使えるだけ使ってる。
日本ならではの侘び寂び感がめちゃくちゃあるけど、これが世界で通用すると思うと驚きを隠せない。
奥ゆかしさって万国いけるねんな。
車の中ってほんとに一人の世界になれ
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.5

ルームロンダリングってワードチョイスがセンス感じて好き。
こーゆーのって基本見えない人に頼むもんなんだろうけど、これはこれで登場人物と幽霊との掛け合いがあるからこそのストーリーなのかなって。
逆事故物
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.4

まぁそうなったらそうなるよね。
一回崩れたものを立て直す事に対して最初と同じ時間をかける行為がバカらしくなって最短ルートを進みたくなる。
違法も法だよカイジくんって利根川も言ってたし、多少の悪い行為・
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.6

恐怖感よりも内容が濃かったな。
今までとはちょっと思考が違ったような気分。ジェームズ・ワンロスといった所でしょうか。
ただ目に見えないもんを立証するのって限りなく無理ゲーに近いもんですね。
個人的思想
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.3

三種三様にストーリーはあるよねぇ。
無知がゆえの無敵さってあるけども、無知は罪だと思ってる。
だからこその結末なのかなとも思うし、いつまでも続くと思ってたものはヒョンな事でぶっ壊れる。
日本にもこうい
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.3

世代と言うこともあってかめちゃくちゃ熱くなった。
憧れはいつか現実になるだろうね。
想像であるものだけど叶った瞬間に魔法は現実になる。
忘れてた物をちょっとほじくられたような気分。
僕もおんぷちゃん推
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

人を呪わば穴二つ。やったからにはやり返される事を想定しないといけない。
インターネット社会である現代だからこそ、より過去の悪行は誰かの脳に刻まれやすくなる。まさにデジタルタトゥー時代なのだ。
身を粉に
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.3

最近よくミュージカル映画を見る事が多いけど総評的に言えるのは飽きさせない所。あっという間に時間が過ぎる。
ミュージカルというキャッチーな部分を見せつつも、周りとの成長の度合いに焦りをどうしても感じてし
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.2

親を思う気持ち・子を思う気持ちは様々だぁなと。
外国人っていい意味で趣がなく、フランクな感じでいいよね。
貴重な伊勢谷友介が流暢に英語をしゃべるシーンが見れる。

街の上で(2019年製作の映画)

4.4

邦画のいいとこ出てたねぇ。下北沢行きたくなったし、甘酸っぱい感じがとてもよかった。
古着・バンド・映画・小説。サブカルが散りばめられたし、何より主人公の青がいい。あの20代前半の思想がたまらないよね。
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理解される体力(2022年製作の映画)

3.1

こういう俯瞰的に冷静に物事を解釈できる友達大好き。
自分を理解してくれる友人ってほんと大事ね。
内容とは別のアンティークな雰囲気もいい。

ありがとう(2022年製作の映画)

3.2

この映画に対するありがとうってワードが深い。
ジレンマに悩まされる人。
生命の考え方って大事よね。

あんた(2022年製作の映画)

3.5

アクターズ・フィルムでは一番よかったかな。
深い部分は人に見せれないよ。主人公と同じ気分なれるわ。
人を擁護する事で自我を保てる事あるよな。
「あんた」ってワードがいい距離感保ってる。

物語(2022年製作の映画)

3.0

こういう保守的な職業?があってもいいのかなと。
むしろ近い未来こういうのがあるのかな。
これを踏まえて思ったことはやっぱ女子はしゃべくりなんだろね。

いくえにも。(2022年製作の映画)

3.3

電話BOXって歪であり何となく未来過去を見据えたような媒体であるよね。
結果的には意味深なシーンが多く視聴者に委ねてる感はあるけど、不気味な映画だったな。

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.9

いいバカさ加減。
幼き日の友人って月日が立つに連れて疎遠になっちゃうけど
その瞬間は割と永遠に親友だと思い続けるよね。
あの日一緒にAV見た友達やあの日一緒に酒飲んだ友達、あの日一緒にタバコ覚えた友達
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.4

一人で作ったとは思えないクオリティのストップモーションアニメ。
ストーリーもめちゃくちゃ凝ってる中にシンプルさもありよかった。
ずっと気になってた映画だったから見れてよかった!
スタッフロールの同一人
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.9

心霊実体験の実写化ってほんと難しいよね。
恐怖の度合いって本人しかわからんもんやし。
亀梨くんのタニシ役はかっこよすぎるけどな。
たまに出てくるガチの怪談師さんがいるのが嬉しかったなー。
あと事故物件
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.2

カウボーイって野蛮なイメージがあんまりなかったけど改めてこんな感じやなって思ったわ。
ヤンキーの恋愛要素的な。
本作の主人公はそれとは対比なるもんで熱さを感じたなぁ。
映画版ジャイアンを彷彿させる。
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

オペレーターってほんと大変な職業ね。
消費者相談センターに近いものがあるわ。
ずっとワンシーンで通話越しに物語が転々としていく感じはめっちゃよかったです。
そしてフェイス・トゥ・フェイスでないと人の感
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.8

デジタルタトゥーとは人の記憶なり。
過去の清算なんか出来っこなくて、でもその中で生きていく様は美しいのか。
神様は何してもいいんだよって刺さる。
それは冒涜とも言えるのか。
でも背負ってこそ人生だよね
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.8

優しい映画。
間違えて友達のノート持って帰ったから返してあげるってだけの話。
子供の純粋さって素敵。子供の頃の隣町って他県ぐらいの距離を感じてたよなぁ。
あと大人って理不尽な所が多いなって反面教師のよ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

前半と後半で考え方がガラっと変わる。
私達は方に守られて生活していますが、もちろんそれを良しとしない人間達も多い。
曲がった棒を直そうとする人を裁くのはいかがなもんかと思うけど、
あまりゆるくすると直
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