じゃがりこさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ロープ(1948年製作の映画)

3.0

ヒッチコック初のカラー。
また、全編ワンカット風(当時のフィルムは10〜15分が限界なので、背中などで画面を
覆うことでシーンが繋がっているように
演出)という実験的な作品。

あまりハマらなかった。
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.0

時代関係なく、良質なサイコスリラー。
“交換殺人”の走りなのか?

強引に話を進めて、実行して、脅すという
ヤバイ奴の極み。

足元のカットから2人が出会う描写は、
この時代で既におしゃれ。
珍しく男
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

ファン、マニア向け!!
壮大な話なのに眠たくて仕方なかった。
特別『マトリックス』が好きな人以外は、
1だけ観るのがおすすめ。

『センス8』のキャストたくさん出てるし、
『マインドハンター』のジョナ
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(1963年製作の映画)

3.5

例によってブロンド美女。
ヒッチコックは、クール系のブロンド美女
かつ、野心があったりしたたかな人が
好きなんだな。

“分からない恐怖”の極地みたいな内容。
鳥が人を襲う描写の粗さはご愛嬌。
B級映
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サイコ(1960年製作の映画)

4.0

昔の映画にしては、とか関係なく面白い。
有名なあの音楽も効果的で最高。

風呂のシーンしか印象無かったから、
主人公がこんなに綺麗だとは知らなかった。
ほんで、人の金盗んでたのも初めて知ったw

突拍
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13人の命(2022年製作の映画)

4.5

無駄なシーンが無いので、長いようで
あっという間。
洞窟の地図や距離、所要時間も出してくれて
分かりやすかった。

ヴィゴ・モーテンセン、コリン・ファレル、ジョエル・エドガートンと、出ている実力派の面
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

ランティモス作品の中で一番観やすい。
設定が分かりやすいし、SF要素もあって
楽しめる。それでいて、個性的でもある。

監督らしい、不穏で独特な雰囲気は健在。
ディストピアなのに、コメディチック。
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.0

よくある復讐もので終わらず、
捻りが効いてて面白かった。

北欧の至宝ことマッツ・ミケルセン×
『特捜部Q』のニコライ・リー・コス。
ニコライの雰囲気が、『特捜部Q』とは
真逆くらい変わってて凄かった
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シャーク(2021年製作の映画)

-

SSFF & ASIA 2022
インターナショナルプログラム

監督はジョエル・エドガートンの兄。
過去短編作品『Bear』も観たけど、
不覚にも笑っちゃった。
『ハングオーバー』みたいな。

今作
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ベアー(2011年製作の映画)

-

ダークコメディ3部作の2作目。
主人公ジャックは、全く懲りない。
毎回、自業自得パートがあるのが良い。

ジャック、このヤロウ 1/スパイダー(2007年製作の映画)

-

ジョエル・エドガートンの兄による
ダークコメディ3部作の1作目。
本当に起こりそうで怖い。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

-

普通に映画が作られてる時代に、
敢えてモノクロの紙芝居。
はたして、これは本当にタイムトラベルか?

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.0

公開当時から気になってた。
アンドリュー・ニコルって、『ガタカ』
『トゥルーマン・ショー』『ターミナル』
の人なんだ。どうりで設定好きなわけ。

設定と話の導入パートが最高!
だっただけに、中盤以降は
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バイバイマン(2016年製作の映画)

2.5

導入の淡々とした殺害シーンがピーク。
概念的な幽霊や怪物、最近流行ってるな〜。

机も資料も全部燃やせよ!!

リー・ワネルとキャリー=アン・モス出演。
リー・ワネルは、すっかり中年体型に
なっちゃっ
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Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

3.5

やっぱり『ヒトvsハチ』より数倍楽しめた。
ずる賢かったり、変にこだわりが強かったり
する中で、頭が悪いのが面白いのであって。

牡蠣のシーンはやり過ぎw
不快に思われても仕方ないくらい。

エマ・ド
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

キリスト教的宗教観とかどうでもよくなる
くらいファンタジー色が強くて観やすい。
DCコミック原作と知って納得。

逆に言うと、コッテコテすぎて
受け付けない人もいそう。

あのジッポーの点け方真似した
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リング(1998年製作の映画)

2.5

今観たら、めっちゃ豪華キャスト。
自分には、これの面白さも怖さも
分からなかった。

時代のせいもあるのかもしれないけど、
演技がいちいちうるさい。
これのせいでチェーンメールが
流行ったんじゃね?
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小さな世界はワンダーランド(2014年製作の映画)

4.5

BBCアースとピクサー、各分野の最高峰が
〈ドラマチック・ドキュメンタリー〉と
銘打って制作した渾身の一作。
制作期間なんと2年半。

冒頭のキノコが生えるまでのタイムラプス、
ドングリが地面まで落ち
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.0

何回か目にしたことはあったけど、
ちゃんと観たのは初めて。
意外と昔の作品だったことに驚き。

ハンバーグが焼ける描写や、自動車工場から
逃げるシーンなど遊び心あふれてる。
眼球移植や、奇妙な植物、予
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.5

モーガン・フリーマン製作総指揮。
画は変わらないのに、全く目が離せない。

様々な通話記録や警官の視点カメラなどの
証拠から、かなり忠実に再現されてる。
限りなくドキュメンタリーに近い。

画面がかな
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.0

なんか尻すぼみ感エグい。
結局、取引材料になるスミスが最強やん。

『マトリックス』的良さが分からなかった。
単なる「人間vs機械」を描いた作品としか。

トレインマンの役割が全く分からなかった。
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.5

アクション多めでテンション上がる一方、
マトリックスの世界観の良さがあまり
感じられなかった。
恋愛要素がこんなに多いの知らなかった。

この異常な戦いを、マトリックスの仕組みに
気づいてない一般人は
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

「サイバーパンク」の代表作。
映画好きから好まれている作品って印象だったけど、普通に誰でも楽しめる内容だった。

“バレットタイム”やエージェントが一般人と入れ替わる時などの映像表現や、作品の
世界観
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.0

スナイダー版の後に観るべきではなかった。
悪い意味で全くの別物。
ダイジェストくらい内容薄い。

クリストファー・ノーランが製作に関わってるぽいけど、本当に納得できたのかな。

ありきたりな流れや馴れ
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ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.0

イラク戦争時に実在したとされる
スナイパーの“ジューバ”が出てくる。

撃たれてから発砲音までの時差がリアル。
無線ってあんな脆弱なのか疑問。楽勝やん。

ジョン・シナの存在感。

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

ドウェイン・ジョンソン製作・主演。

巨大化した猛獣とゴリラみたいなロック様
おったら、そりゃある程度はおもろい。
ロック様が不死身すぎて草。

最後のジョージのジョーク良い。

メメント(2000年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ“信頼できない語り手”。

『インセプション』とか『テネット』の
せいでそこまで驚きはないけど、
公開当時に観てたら驚愕してただろうな。

主人公がある男を殺す場面から始まる。
そこに至る
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ALONE アローン(2016年製作の映画)

3.0

ジェームズ・ガンと共に、DC映画のリーダー になったピーター・サフラン製作。

ワンシチュエーションB級映画かと
思ったら、アーミー・ハマーと
アナベル・ウォーリス出てた。

坊主のアーミー・ハマー無
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悪霊館(2018年製作の映画)

2.5

「死霊館」で検索して出てきて、シドニー・
スウィーニー主演だったので観てみた。

シドニー・スウィーニーは何とも言えない
不幸顔な上、スタイルも良いので、今後は
ホラー作品にいっぱい出てくるかも。
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.0

死霊館ユニバース8作目。
3作目『死霊館 エンフィールド事件』の
冒頭シーンについてのお話。

ホラーからミステリーに急旋回。
テイストが変わり面白そうだと思ったけど、
それほど新鮮さがなかった。
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

4.0

死霊館ユニバース7作目。
やっと、ユニバース1作目『死霊館』の
冒頭シーン直後からの出来事が描かれる。

実際にある部屋とはいえ、
この博物館的な要素はなかなか秀逸。
今後、無限にユニバースを広げてい
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

2.5

死霊館ユニバース6作目。
『死霊館 エンフィールド事件』でインパクト
を残したシスターの悪魔にまつわる前日譚。

主人公を演じたタイッサ・ファーミガは、
死霊館ユニバースの主人公ロレイン・
ウォーレン
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.0

死霊館ユニバース4作目。
『ライト/オフ』で一気に地位を確立した
デヴィット・F・サンドバーグが、
ジェームズ・ワンと再タッグ。

前置きが長く感じた。
次々に襲いかかるアトラクションみたい。

車い
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.0

死霊館ユニバース3作目。
冒頭で『死霊館 悪魔のせいなら、無罪』で
取り扱うと思われるシーンが。
そこから3年遡り、本編が始まる。
ウォーレン夫妻が再登場。

今回も、実際に起きた心霊現象。
史上最も
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.0

死霊館ユニバース2作目。
『死霊館』の前日譚でもあり、
スピンオフ的な位置づけでもある。

実在した超常現象研究家のウォーレン夫妻
からは一旦離れ、1作目の冒頭にさわりだけ
出てきた“アナベル人形”に
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

死霊館ユニバース1作目。
製作のピーター・サフランは、ジェームズ・
ガンと一緒にDC映画のリーダーになった人。

こんな典型的にも思えるホラーが、
実話に基づいているという衝撃。
どこまで忠実なんだろ
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