じゃがりこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.0

映画撮影という名目でカメラが入っていて、職員や入居者はその存在を知ってるので、
少なからず意識はしてる。
ドキュメンタリーと言い切るには違和感が。

後に製作陣は、主人公はキャスティングし、創作したシ
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー出身ながら、アクションも
撮れるポール・グリーングラス監督。
無名俳優を起用したのはさすが。
有名俳優とでは緊迫感がまるで違う。

ハイジャックされた4機のうち唯一、目標地
に墜落しな
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

4.0

公開当時、予告を見て気になってた。
スコセッシ史上、最も優しい作品?

コアな映画ネタを扱いながらも、誰でも
観やすいファミリー映画に仕上げてて凄い。
ファンタジー作品を求めてる人は要注意。

『月世
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.5

シリアスとコメディの共存が絶妙。
遺影を前に家族が勢揃いするシーンは
不謹慎ながら笑ってしまう。

中盤、一家揃っての食事は切なかった。
ラストはそうなるのかぁ。

ソン・ガンホがめっちゃハマり役。
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.5

ブラムハウスが躍進するきっかけとなった
モキュメンタリー・ホラー。
エンディングは、全部で3つあるらしい。
OPの会社ロゴやエンドクレジットなどが
一切ないという徹底ぶり。

公開当時、こういう映画が
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.0

“普通”しか感想が出てこない。
勝手にリブート版『猿の惑星』くらい
期待してたから、残念。

回想しながらターザンの過去が分かって
いくが、そのせいで半分以上テンポ悪い。

アレクサンダー・スカルスガ
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ジュピター(2014年製作の映画)

3.0

監督はウォシャウスキー姉妹。
ポスターは安っぽいけど、
意外とちゃんとしてた。

銀河中たらい回しにされる主人公。
CGアクションは頑張ってたのに、
恋愛要素が雑で邪魔すぎた。

同じく姉妹監督のドラ
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花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(2006年製作の映画)

4.0

当時、おそらく地上波で観た。
もたいまさこが便器から出てくるシーンは
鮮明に覚えてた。

生意気だけど憎めない、悪ガキを演じる
須賀健太がハマり役すぎる。

時代を感じる、強引さや温かさも良い。

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

2.5

実写化を毛嫌いするわけではなく、
ホントにこれ面白い?
アピールポイントは金かけたことだけ。

原作や出演者が人気なだけで、
作品が面白いわけではない。

皆が知ってるような有名人が出てるのに、
羌瘣
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ザ・ヴィジル~夜伽~(2019年製作の映画)

3.0

「夜伽(よとぎ)」という、
徹夜で死者を見守る行事を初めて知った。
日本の「通夜」に似てる。

ユダヤ教の超正統派として育ったヤコブは、
異性や世俗にほとんど触れたことがない。

ユダヤ要素がホントに
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.5

登場人物が多い上に、知らない顔の俳優
ばかりで、分かりづらさが尋常じゃない。
人物相関はっきりさせて観るだけで、
かなり分かりやすくなると思う。

フェリーニ監督の自伝的映画でありながら、
作中で作ら
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

実話に基づいた白人と黒人の話。
喧嘩っ早く子供みたいなトニーと、
差別に屈さないピアニストのシャーリー。

かなりシリアスで、最後に泣かせてくる系
かと思ってたら、コメディ要素多めな
凸凹コンビの友情
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

絶妙に不幸感漂うミア・ゴスと、
新ホラークイーンのジェナ・オルテガが
出てるからには見るしかない。

ホラーとコメディの絶妙なバランス。
時間も長くなく、あっという間だった。

ただ、かなりの数のスラ
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キングダム(2019年製作の映画)

2.5

大絶賛の嵐で期待してたけど、大外れ。
『るろうに剣心』に遠く及ばない。

クサい台詞のオンパレード。
寝てんのかい。寝てないんかい。のくだりは
氷点下レベルの寒さ。

アクションは、自分が跳ぶか、相手
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ファブリック(2018年製作の映画)

3.0

ホラー・ダークコメディ。
『ミッドサマー』とか比じゃないくらい
ぶっ飛んでる。

監督いわく、これは風刺作品ではない
らしいが、じゃあ何!?
マネキンを崇拝する宗教?自分の本体?

分からん!

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

なにこれ?w 激寒コメディ?
シン・ユニバースへの期待がゼロに。

これがいわゆる庵野監督の作風なら、
他の作品は観なくていいかな。
『シン・ウルトラマン』も酷かったし。

敵がクソみたいに弱くて見応
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.5

3Dアニメーションながら、原画風のタッチに
変わったりするのが『スパイダーマン:
スパイダーバース』に似てた。

動物×強盗集団×スタイリッシュ。
“第三の壁”を超えてくる系。
さすがにストーリーは単
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.5

一度は作ってみたい、人工的な自然。
自然のサイクルに入り込む農業。

野生動物のカメラマンと、伝統的で健康な
料理を目指す料理家の夫婦。
元々、そういうものに憧れていて、
知識もあったんだろう。

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マーシー・ブラック(2019年製作の映画)

2.5

完全に“スレンダーマン”。

2009年に生まれたこの架空のキャラは、
ネット上で爆発的に広がり、Minecraftの
“エンダーマン”にまでなった。
2014年には、映画冒頭のような殺人未遂事件
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

2.5

これシャーロック?全く別の話。
名推理や変人気質な部分は?
日本版に改変したことを考慮したとしても…

これを映画館に観に行く人の気が知れない。
というより、わざわざ劇場版にする意味が
分からん。
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ダークレイン(2015年製作の映画)

2.5

最近Amazonで配信され始めた作品は、
字幕と吹替が1つにまとめられてて良い。
それが当たり前とは思うけど。

これは予算の問題?
テーマとか展開とか、分かるっちゃ分かる
けど、別に面白くはない。
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

エスターのオリジンではなく、
あくまでも前日譚。

いつ頃エスターがおかしくなり始めたのか、
両親からどんな扱いを受けたのか、
同級生とのズレが生じ始めたのは何歳頃か、
それにどういう反応を示したのか
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

3人目を身籠るも死産で失い、悲しみに
暮れるケイトとジョンは、エスターという
9歳の少女を養子として迎えることに。
しかし、エスターは少々変わり者で、
日に日にエスカレートする不気味な言動に
不安を覚
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

ちゃんと舞台裏。
出待ちのファンの数に驚いたり、それを
スマホで撮ったりする、選手たちの普通の
一面も見れる。

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

悟空とベジータちょっとしか出ないの
知らなかったけど、全然楽しめた。
作画が今までと違ってて、最初は少し
違和感が。

まさか悟飯からあの技が見れるとは!
ストーリーも長さもちょうど良くて、
ストレス
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.0

生まれる前の作品なのに、地上波のおかげで
未だに内容覚えてる。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

生まれる前の作品なのに、地上波のおかげで
未だに内容覚えてる。

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.5

現代版シャーロックが19世紀へ。
劇場公開されてるから完全に番外編かと
思ってたら、S3の続きでありS4にもちゃんと
繋がってた。
何も知らず劇場で見た人可哀想。

終盤、19世紀が舞台だった意味が
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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーを観たような生々しさ。
その中にフィクション要素もあり、
観続けられる面白さもある。

ロウ・イエ作品に高評価が多いのも納得。
ヨハン・ヨハンソンも相変わらず良かった。

視覚障害者の
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

ホラー作家たちが、心霊現象を真面目に
突き詰めていく設定は良かったけど、
オチがしょうもなさすぎ。

これで終わり?ってびっくりする。
全く怖くないので、ホラーというより
ミステリー。

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

ながら見するもんじゃなかった。
計1,000ページ超えの上下巻をここまで
コンパクトにまとめたの凄い。

どこまでがフィクションかを、
自分で決められるという楽しい仕組み。

題名に関しては、劇中であ
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.5

菅田将暉の過去で、一気に陳腐さが増す。
その後の、薄っぺらい馴れ合いで興ざめ。
ホームシアターは、笑いが起きるレベル。

『CUBE』はもっと意味不明な感じがいい。
世相を反映させないと殺されでもする
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ハープーン 船上のレクイエム(2019年製作の映画)

3.5

低予算×ワンシチュエーション。
気楽に楽しめる、良いB級作品。

歪な関係の男女3人が、あーだこーだ揉める
コメディチックな雰囲気に加えて、
メタ的なナレーションや後半の展開が
いい味出してた。

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