熊さんの映画レビュー・感想・評価

熊

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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

中途半端

各CMで散々流された主人公の歌唱シーンは昨今のアニメ映画の中では抜群の出来だが、正直見せ場がそこしかない程度の内容で残念。

君の名はや天気の子等と比べると背景描写も今ひとつ。もちろん細田
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.5

ゾンビ映画史上初

よくあるゾンビものの映画だが、主人公達がボーイスカウトであり、スカウト技術を駆使してゾンビに立ち向かうのが面白いところ。
お約束として、セクシーな女性キャラもしっかりと登場するので
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

家族の絆

天賦の才を持って産まれた少女とその育ての親の青年との物語。

クリス・エヴァンスが主演だが、飄々とした青年の役もできるのかと感心するくらい。少女役もとても愛らしい子が演じていて、青年、少女
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ぼくが旅に出た理由(2019年製作の映画)

4.0

旅に出る理由

母親と死別し、大きな家に独り暮らしをすることになった無職の青年が多すぎる部屋を他人に貸すことをきっかけにして、失った家族を再び得る物語。

主演のエミールハーシュは危険な香りのする青年
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.8

新世代バディムービー再び

ストーリーは前作の直後から。
今度は大学に潜入捜査することになって…と前作とほぼ同じ様なシチュエーション。そして今回も2人は色々な騒動を巻き起こしながら捜査していく。

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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.5

新世代バディムービー

ジョナ・ヒル、チャニング・テイタムの2人の新しいバディムービー。
バディだと大体はどちらかが軽いキャラでもう1人はお堅いキャラで行くが、今作はどちらも軽い。強いて言えばジョナ・
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ナチョ・リブレ 覆面の神様(2006年製作の映画)

4.0

かっこいいとはどういう事か

ストーリーは教会で暮らす孤児の主人公が、教会で一緒に暮らす孤児達に美味しいものを食べさせたいが為に内緒でルチャリブレに出場して…という話。

ジャック・ブラックの怪演で笑
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.9

ブルーカラー版オーシャンズ

個人的にはオーシャンズよりもこちらがハマった。
キャストもチャニング・テイタム、アダムドライバーとダニエルグレイグとおつな3人の共演でファンなら間違いなく楽しめる。

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TAXi ダイヤモンド・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

TAXIリブート

主演が変わったリブート版といった内容。
ただストーリーの大筋はTAXIの1作目がベースになっているように見える。
新しい主演2人も最初は「いまいち」って感じるけど、最後の方には「な
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

事実という事が驚き

黒人警察官が白人至上主義組織に潜入捜査して…という話。
突飛な話だと思って気になったが、事実と知って驚き鑑賞。

舞台となるのはまだまだ人種差別が色濃く残る時代のアメリカ。
人種
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.0

1人の若者の人生

原作本を読んで映画があると知ったので鑑賞したが、やはり映画の方が映像もあいまってわかりやすく、原作本を挫折した人には映画がおすすめ。

エミールハーシュもどこか危なっかしいところの
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

素敵な葬儀

学校に行かずに山の中で暮らしている親子の物語。
山の中の生活は現代社会に比べてもとても人間らしく、今の自分の生活を疑うようになってしまうくらい。
そんな親子がある理由により外の世界に旅に
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

文学的ゾンビ映画

ふだんあまりゾンビ映画は観ないが、ジム・ジャームッシュ監督だったので視聴。

出演者も歴代映画の出演者だったりとなかなか豪華。
ゾンビが出てくるシーンはまぁまぁグロいが観慣れた人な
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

10歳の少年の戦争

第二次世界大戦下のドイツでヒトラーを信望する10歳の男の子の戦争が描かれているが、ところどころ笑えるシーンが挟まれ決して絶望感はない。

出ているキャストのせいか、ウェス・アンダ
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.9

手紙、恋、思い出

ラブレターと同じように手紙をうまくストーリーの取り込んだ作品。
現代はメールなど瞬時に連絡がとれるが、手紙というアナログなツールを使うからこそ産まれるもどかしさや返事を待つ時間、気
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.8

80年代ジュブナイルムービー

今やブームなのかというくらいの80年代設定の映画。
そういえばこんなかんじだったなと懐かしめる人もいれば、当時を知らない世代にはまた目新しくもあるのだろう。

ストーリ
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.0

小さな男の子のロードムービー

主人公の少年がある理由で地方の家から都会を目指してひとり旅立つ。

美しく流れていく景色を観るだけでも面白い。
心に傷を負った主人公や家族が最後には救われるのでハッピー
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.9

知る人ぞ知る名作

ウェス・アンダーソンが今ほど有名ではなかった時の作品。
個人的にはウェス・アンダーソン作品の中で一番の映画。

ストーリーは学園の天才が女教師に恋をして…っていう話で雰囲気は初期作
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サンダーパンツ!(2002年製作の映画)

3.0

コンプレックスをパワーに変える

たぐいまれな才能(特異体質)を持つ主人公が、友人の男の子と一緒に夢をかなえていく物語。
こう書くとよくある話に見えるが、設定がなかなかのぶっ飛び具合。

誰しもコンプ
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老人Z(1991年製作の映画)

4.0

30年前の映画

これが30年前に公開された映画だなんて思えないくらいに、今の時代にあった映画。
高齢化社会、それに伴う介護問題など今まさに深刻化してる問題を題材にしている。

取り扱っている問題はヘ
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MEMORIES(1995年製作の映画)

4.0

個人的には傑作

AKIRAで超有名な大友克洋原作の短編映画集。今年になって10年以上ぶりに観賞。
短編3作の最初の「彼女の想い出」1作だけでも一見の価値あり。
マンガやアニメじゃなければ表現できない
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アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!(2010年製作の映画)

3.5

俺たちシリーズ最新作

ウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグのバディものの映画。
ウィル・フェレルがイケてない刑事役なのに、何故かモテるとかちょいちょいと笑える箇所がある。
ストーリーはよくあるイ
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Mr.ゴールデン・ボール/史上最低の盗作ウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

世界観がすごい

主人公の書いた小説をスランプに落ちた著名な作家が盗作して…というストーリー。
その盗作される主人公の小説の世界観が凄まじく、これが笑えるかどうかが映画の評価につながる。
脇役のキャラ
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

3.8

ベン・スティラーのシチュエーションコメディ

今やLIFEなどの感動系映画を撮るまでになったベン・スティラーのコメディ作品。
今作はハリウッド俳優たちが戦争映画を撮る為に本当の戦場に送り出されるという
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

ボーイミーツガール

「君の名は」の後の作品だけにどんな映画に仕上がるのか気になっていたが、
変にかまえる事なく前作と違うエンターテイメント映画に仕上げたなと感じた。

背景描写はさすがのひとことで、
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

4.0

これは名作かもしれない

邦題が「バス男」だった時に観たが、題名が変わってから久しぶりの観賞。
やはりコメディとして最高の部類に入るいい映画。
イケてないティーンが主役で、映画の9割がイケてない。
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俺たちニュースキャスター(2004年製作の映画)

3.5

ウィル・フェレルのお約束

コメディ好きならご存知のウィル・フェレルのコメディ映画。
今作はイケてるニュースキャスターの世界が舞台。
ウィル・フェレルの取り巻き3人も強烈キャラ揃いで掛け合いも馬鹿馬鹿
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

4.0

ダイハードの様な映画

ホワイトハウスを舞台にしたテロに偶然居合わせたチャニング・テイタムがたった1人(+1人)で立ち向かうアクション映画。
映画の冒頭から悪役がわかるのはこの手の映画ではお約束なのだ
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.5

これが実話という事実

実話を元にした映画。
当時のニュース映像は今でも覚えてはいるが、実際の現場はこんなことになっていたのかとこの映画で衝撃を覚えた。

マークウォールバーグ主演だが
全ての登場人物
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主人公は僕だった(2006年製作の映画)

4.0

ウィルフェレルの貴重な映画

B級コメディ常連のウィルフェレルの貴重な真面目演技の映画。
内容は奇抜な設定のストーリー。
中盤までは単調なので眠くなりがちだが、途中からウィルフェレルの演じるキャラクタ
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プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.0

悪役が近年稀にみるほどの「クズ」

メッセンジャーを題材にした数少ない映画。
自転車でのチェイスシーンも自転車に興味がない人が観ても引き込まれるくらいの迫力なので、万人にオススメ。

しかしこの映画で
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

やっぱり楽曲が素晴らしい

ジョンカーニー監督の映画も3作目になり映画としてとても安定した作りになってきている。

今回の舞台は再びのダブリン。

家の事情で荒れた高校に転校することになった主人公が女
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

英雄か殺人者か

9.11以降に増えた愛国心バリバリのアメリカ讃歌映画の類いかと思って観ていたが、どうやらそうでもない様だ。

人により評価が分かれる様な作りに確かになっている。
さらに戦争描写も当時
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

キュートな映画

小さな島で繰り広げられる若い二人の逃避行。
そのふたりの、もどかしいながらのお互いを想う行動がやがて島民を巻き込み~な話。

初期のウェスアンダーソン作品よりかは、グランドブタペスト
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.3

ボーイミーツガールのお手本

古典的なボーイミーツガールものであるが、この時代に正面からぶつけてきた事に価値がある。
話の展開もよくあるパターン。ありがちなラストに大どんでん返しみたいなパターンもなく
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.0

劇中の音楽が良い

ストーリーはよくある設定で海外ドラマのチャックに近いものがある。

片田舎でうだつの上がらない生活をしている男があるきっかけで覚醒し、命を狙うエージェント達と戦うストーリー。

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