financierさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

気骨あるホテル(ウー)マンの姿勢に胸が痛む。
胸をうたれるというより、続く凄惨さに痛む。
実行犯たちに同情的な視線で撮られているのが意外だった。

ああ、彼らは異なる神に仕える者たちなんだ。
大人は自
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

-

明るめに撮られているけど、ねっとり重くてしんどかった。

凶悪(2013年製作の映画)

-

バカ笑いしてるシーンが一番面白かったけど、演技じゃないかもしれないとなると、うーん。
記者の人格が癇に触る。皮肉の構図を作る必要性が感じられなくて、きれいな対比になってるわけでもないからノイジーに感じ
>>続きを読む

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.4

なぜ解決したのか、なぜ失墜したのか。とかそういうのの描写はほとんどなくて、
庶民とは完全に断絶した絢爛豪華×ストレスフルなしきたりの山がこれでもかというほど。
夢のようなきれいで楽しい無駄と、それでも
>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

-

祖母に誘われて一緒に観に行った思い出の作品。
腸でぶらさがるのと、🧠🍴のシーンが永遠に忘れられない。

祖母の感想は「気味が悪かったわ」。
祖母の「気味」の発音は「きび」に近かった思い出。

祖母はこ
>>続きを読む

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.6

祖母と観た思い出。
オペラのシーンがすごく好きだった、そのあとは悲しかったけどと言ったら、
「夜の女王のアリアがもとのだね」と教えてくれた思い出。
話は悪くないけどこの監督はあまり好きじゃない。とも言
>>続きを読む

御法度(1999年製作の映画)

-

中学生の頃、祖母と観た思い出の作品。
男の世界さもありなんと思った思い出。

鑑賞後にパフェを食べながら「男とひとってバカなの?って思った」という素直な感想を話したような。
祖母は、「ああいうのは結局
>>続きを読む

フィル・スペクター(2013年製作の映画)

-

前にも後ろにも進まないような動いたような、演技の楽しい作品。
美術と照明は好きだけどはめ込み合成はいまいち。

LETO -レト-(2018年製作の映画)

3.6

すてきな世界観だった。
彼らはいま、どう生きてるのだろう。
彼らのようなタイプのいまの若者は、どう生きているのだろう。

スウィート ヒアアフター(1997年製作の映画)

3.0

事故と訴訟の話かと思いきや、田舎町の濃厚な人間関係と感情の話だった。
主人公らしきスティーブンは部外者で、普通なら住民と関わりを深めていく流れになるところだけれどそうならない。
なんなら時々差し込まれ
>>続きを読む

レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

-

パート1は途中で挫折しましたが、こちらは完走できました。
トニーレオンと金城武とヴィッキーチャオの顔がいい。

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

途中でネタがわかっても選択を確認したくなる布石が整然と敷き詰められていて良かった。
バーの美術が好き。
イーサンホークとノアテイラーの見分けが難しいのだけ困った。

ザ・ハリケーン(1999年製作の映画)

3.9

演技がとても良くて惹き込まれた。
良かったと言うにはあまりにも深い、
虚空から生まれた憎しみが重かった。
トロントからの愛も深いのだけれど、
でも憎悪とその正当化が苦しすぎる。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

とても良かった。
ジャケットからパリピなのかと思ってごめんなさい。
やや忌避してもったないないことをしました。

時間SF+男女だとアバウトタイムが先に出るけどそれより好み。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

-

小学生の頃に観て、未来には埃の積もらないブックカバーがあるのかとワクワクした思い出。
まだ、ない。

ソウ(2004年製作の映画)

-

上映当時、友達と何となく観に行ったらものすごく恐ろしい映画で、怖いところはほとんど目を瞑ってやりすごした思い出…まあ目を閉じたところでやり過ごせないんですけどね…🪚