くうさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

くう

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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.9

河合優実さん目的で観に行き、その内容に唖然とした。

内容というより、脚本?山中瑶子監督はどういう取材をしてこの脚本を作ったのだろうか。

だって私はこの女を知っている。


環境に依存し、報われない
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夏目アラタの結婚(2024年製作の映画)

3.5


人間、口元って大切ぅ。

個人的には、終盤まではものすごく面白かった。

もちろん、ラストまで見ても面白いのだけど、僕が期待する方向とは違っていただけ。君はもっと出来る子だろ、真珠くん。

あのまま
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愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.8

江口のりこ無双な一本。

ドラマなどではあまり家庭に収まる主婦の印象がない気がするけれど、ひたむきに真面目に暮らし、家を守る女性らしさがリアルに伝わる演技。素晴らしい。


個人的には、分別は嫌いでは
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ボストン1947(2023年製作の映画)

4.5

自分はスポーツという物をほぼやらないけれど、この熱さにはグッとくる……。応援しちゃうよね。


太平洋戦争終結後のボストンマラソン。

貧しくて靴も買えない生徒、生活が手いっぱいでマラソンどころじゃな
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箱男(2024年製作の映画)

3.0

それ、被ってない方が戦いやすいよね……。

安部公房を映像化したらこうなるという面白さはあるけれど、個人的には長くて長くて(笑)

白本彩奈さんが、とにかく魅力的。

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.1

野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子というTBSの最強タッグに心躍り、公開を心待ちにし、期待値が膨らみ過ぎて逆に不安になっていた(笑)


結果、いつものこのスタッフによる、いつもの疾走感とキャラ造詣の深
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ソウルの春(2023年製作の映画)

4.5

あの『光州5・18』『タクシー運転手 約束は海を越えて』の光州事件の切っ掛けとなる軍事クーデター、12.12軍事反乱を描いた史実ベースの作品。


こんなアホな無計画軍団が勝てるわけがなかろう……と思
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サユリ(2024年製作の映画)

3.6

正統派Jホラーという宣伝?評?を見た気がしたけれど気のせいだったようだ(笑)

いえ、前1/3ほどはそういう空気だった。かも?そして1/3ほどはスプラッターかも。そして1/3ほどはギャグだった。パワフ
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.8

チャゼル作品の繊細なライアン・ゴズリングが好きすぎて、燃やしても死ななそうなメチャクチャなライアン・ゴズリングが面白い(笑)

大筋としてはありがちなものだけれど、こんなに笑えるのは演出と演技の妙。
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劇場版 アナウンサーたちの戦争(2023年製作の映画)

3.7

毎年新作を放送するNHKの戦争史実題材ドラマの劇場版。

(本年放送された『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』も、名作だった。まだNHKプラスで無料で見られると思うので未見の方はぜひ)


プロ
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ニューノーマル(2023年製作の映画)

3.9

勝手にホラーを想定していたけれど、ヒューマンドラマに近かった。

良く出来た「世にきみょ」のような変わったオムニバスだと思って見ていたけれど、物語は微妙に繋がっていることが分かる。


若者の貧困と孤
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.3

パニックの直前までコメディ色が強いのは韓国映画ではよくある手法だけれど、割と終盤までコメディ色が強かった(笑)こんなに大変なことが起きてるのにね!

こうなることは予告などから知っていたけれど、沈んで
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

3.7

美大に落ちた人が仕方なく入るような大学で、ただ好きな絵を描いていた学生時代を思い出す。

思えば絵で競ったり戦ったりしたことなかったなぁ。芸術の世界は真剣になるほど大変で。

中学の時の友達が何浪も何
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.8

12歳の少女に扮した20歳の女優3人がSNSに登録したら、どんな輩がどんな風に絡んでくるか……という実験ドキュメント。心から、むなくそ!!


コメントしてくるおっさんたちは「12歳の女の子」だと知っ
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もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年製作の映画)

3.1

キャストが好きな人ばかりだったので楽しんだ……けれど、ストーリーがどんどんクソ真面目になって行って爽快感に欠ける。

もっと笑わせてくれてもいいんじゃないかな。

(そしてガックン当てるなら上杉謙信で
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あのコはだぁれ?(2024年製作の映画)

3.6

清水崇監督お得意の繰り返し繰り返し時間軸の不気味さ。私はこれがチョー苦手(好き)なので楽しめた。


今回は過去作のあのシーンが繰り返されるのでそちら『ミンナのウタ』を見ていると、より楽しめるかも。
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.4

6人の監督による競作、10篇のホラーオムニバス。

ガンガン恐いというより、ちょっと怖い話の集合体。

個人的に好きなのは「続きをしよう」「尾けてくる」。


『残穢』で主演だった竹内結子さんがナレー
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.2

もっと霊的なものを期待していたので(勝手に)自分が見たいものとは違ったなという感しかない。

スプラッタ系のホラーは元々あまり好きじゃない……のに加えて、死んでいるわけではないのでゾンビのような仄かな
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キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

4.0

大将軍の風格とはこういうことなのだと、童信だけではなく見るものすべてに教えてくれる。大沢たかお、凄いわ。


飛信隊が必死に立ち向かっていく姿に涙してきた今までと違い、今回は王騎主体の戦闘シーンなので
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

4.3

韓国がMOONに降り立った映画を見た後に見る、現実に降り立っているアメリカのMOON

…と言ってもこっちも現実をそのまま描いているわけではなく、人類初の有人月面着陸したアポロ11号にまつわる「それぞ
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大いなる不在(2023年製作の映画)

4.0

冒頭のショッキングな展開に一体どう繋がるのか……を見ていたら時間がどんどん経って、最終的には良いミステリーだった。

認知症の老人目線で描いた『ファーザー』は素晴らしかったけれど、認知症の父を外から見
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メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

3.8

どんな形で結婚しようが、20年も一緒に暮らし、3人もの子供を育てていれば立派に夫婦……と、個人的には思っている。

ほじくり返さなければ幸せに暮らせるだろうし、忘れたいことは忘れていられる。どんな家族
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潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断(2023年製作の映画)

3.7

「善行は残らない」と船長は言ったけれど、ちゃんと後世に残ってます。

第二次世界大戦時、撃沈された敵国の船員を救ったイタリアの潜水艦・コマンダンテ・カッペリーニを描いた史実ベースの物語。


最初から
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THE MOON(2023年製作の映画)

3.7

最初の方は、CG大丈夫?と思いながら見ていたのだけど。危機に次ぐ危機に次ぐ危機に両手を拝むように握りながら見てしまった。宇宙素人の私が成り行きを見守る様子は、あの長官と同じ姿勢(笑)


ギリギリで助
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.9

夏だから?和製ホラーが見たくて見たくて、つい手を出した。

ひたすら気持ち悪い。

まぁ……誰でもみんな誰かを犠牲にして生きているのよ、ってことはよく分かる。

しかし出汁……

古川琴音さんの恐怖顔
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.1

「鹿は何処か他の所へ…」と、「汚染は許容範囲」は、同じ視点。自分本位で自分の利しか見えず、上っ面でしか語れない。


首都圏で生まれ育った身として、地方の「なぜそこへ住み続けたいのか」については常々疑
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朽ちないサクラ(2024年製作の映画)

3.9

連ドラ『アンメット』が終了した今、ミヤビ先生以外の杉咲花さんも見たくて……見たくて、満足しすぎた。意志の強さが宿る眼差しに、意志の強さが貫かれるキャラ。


スクリーンの中ではとんでもない事件が起きて
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

3.2

ナイト・シャマランの娘さんの監督作品。お父様もクリーチャー好きだけれど、やはり同じ感覚……ホラーにして、半ファンタジー。


正直、私にとっては「シャマラン作品によくあるクリーチャー恐くないやつ」系だ
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ディア・ファミリー(2024年製作の映画)

3.7

先天的な心臓病で、9歳の時に余命10年を宣告された次女のために、何の医学知識も下地も持たない町工場の社長が人工心臓の開発に挑む。

そして最終的には日本初のIABPバルーンカテーテルの開発に成功し、黄
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.2

2024/6/16 地上波テレビ視聴

天海祐希と草笛光子を揃えて「お金がない」とか無いから……と、あまりにも現実から離れたキャスティングに見る気をなくして劇場鑑賞を見送ったのだと思い出す(笑)
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.4

2024/6月 アマプラ

ほとんどのシーンが予備校教師と生徒の変わり者対決で、変わったテンションの会話劇。


「まとも」や「ふつう」という近年、「なんなの、それ」と分からなくなってきたことに翻弄さ
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蛇の道(2024年製作の映画)

3.4

陰影美しい黒沢作品の中で、ちっとも美しくない事件が次々と展開される。


あの袋に入れてズルズル引きずっていく姿が滑稽で、初めはハラハラと見ていたけれど終いにはギャグのように見えてくる。人混みだよ?昼
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違国日記(2023年製作の映画)

3.2

ストーリーとしてはとても気持ちよく、両親を失って過酷な環境に入ったはずの少女は、ここにいれば伸び伸びと生きていけるんだろうなと思った。

朝を演じた早瀬憩さんの透明感と初々しさにくぎ付けになりながら見
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あんのこと(2023年製作の映画)

3.9

河合優実無双の110分。

実際、劇中の登場人物は極めて少なく、ヒロインが理不尽な運命に翻弄されたり、ほんの少しの救いを見出したり、その繰り返し……。


どこか抜けていて社会に適応できない、そんな不
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かくしごと(2024年製作の映画)

3.8

ラストシーンに鳥肌立つ。関わった全ての親は「魔」

どうしてこの人、こんな事しちゃうんだろう?の連続に時々イライラしつつ、根底では子どもの幸せをただ祈る。

「万引き家族」の端の人。

忘れたいことは
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告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.7

本年は『カラオケ行こ!』がヒット、現在ゆるい『水深ゼロメートル』が上映中の山下敦弘監督、ふり幅広すぎる、世にきみょ的パニックホラー。


狭い環境で逃げる、攻撃される、は、誰でも想像できる恐ろしさ。
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