くまたさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

ウルトラマン久しぶりにみたー!

展開の速さとか豪快さに驚きつつ、ウルトラマンってそうだよなと納得。

「全力でウルトラマンを撮ってみた!」という感じで悪くなかった。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.1

シン・ウルトラマンを前に見直し。

ゴジラを前に右往左往する人間のおかしみ、組織のドラマ、国家とは?というテーマまで、見どころが盛り沢山。

特撮のワクワクだけでも観られるし、それ以外の観点からでも楽
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ソルト(2010年製作の映画)

3.7

まじノンストップ。
場面で判断し続けて、悪い奴は全て殺す。
容赦無いアンジーのクールさが際立つスパイ映画。

スピード感がすき。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

想像してたよりもかなりホラー&パニックテイスト強め。なんならスプラッタ?
(事前情報の通り)

最終決戦の絵面があまりにもマッドネスで、タイトル回収されてんなあ…と。

ドクターストレンジという人物が
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キャロル(2015年製作の映画)

3.2

恋愛って身勝手なものだなあ。
性別とか関係なく。

求めあってしまう切なさ。

主演2人の表情や視線に引きこまれる。

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

親友。もしくはそれ以上の存在。
そして離れがたい仲間たち。

家族との確執や婚約、転職、生きていく中で色々なものが変わっていく。
ままならない日々の中で、変わらずかけがえのない存在であり続ける仲間達の
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モービウス(2022年製作の映画)

2.9

音(あるいは空気の振動というべき?)を表現するVFXが非常に良かった。

全体的に既視感のあるストーリー展開で、内容は「ザ・シリーズ一作目」という感じ。

ヴィランとしてはコメディも光るヴェノムの方が
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

笑えるくらい暴力的。
すっきりしたい時に気楽に観られる。

そうかジョン・ウィックの脚本家。皆さんのレビュー読んで納得。

怒らせたらヤバいやつを怒らせる流れと、観客と主人公の間の共犯関係のような秘密
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.9

癖のある車を運転して、タバコをふかしたくなる。

村上春樹の物語を読みすすめるときの感覚を、画にしたとすればこんな感じ。

合う合わないも含めて、中々の精度で実写化されている。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

バランスが良い。

トニーとドクがどんどん打ち解けていく様は、観ているこちらが嬉しくなる。

最後まで安心して見られる温かい作品。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.0

謎解き映画。

ロバートパティンソンのバットマンは思っていたほど悪くなかった。
影のある、駆け出しの頃のバットマンには、彼のマッチョ過ぎない見た目と雰囲気が合っていた。


ただ私は謎解きではなく、
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.7

実話を基にした物語って身構えてしまう。
とくに法律とか裁判とか。

視聴するか迷ったけど、
RBGその人に興味があったから観た。



そして、観てよかった。

この映画がどこまで現実に忠実なのか、私
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ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.5

指輪物語すきな人はぜひ。

相変わらず冒険が始まるまでが長いけど、転がり始めたら最後まで一気に。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

恋や愛から始まった感情が、こじれ、変質した果ての何か。

テルコのことも、守のこともわかりすぎる。
わかりすぎて、観ていて痛い。

「別に世の中回すために生きてるわけじゃないし」ってとことか。

相手
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

2.9

7人の個性を駆使して戦うのかと思えば、まさかの一人一殺戦法で震えあがりました。

ツッコミどころはたくさんあるけど、設定は面白いので気楽に観るのがいいかも。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.8

繰り返し繰り返し見てきて、
ついに現実の時代と技術が追いつきはじめたのを感じる。

1度で理解できるとは到底思えないSF用語や政治用語がオンパレードの長台詞、そしてクセのある台詞回し、独特の色調、精緻
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.7

通り過ぎてゆく人たちを見送り続けることほど、酷なことはない。

時が経つほどに積もりゆく切なさ。
大きな時間の流れの中で自分だけが周囲とは異なる成長を遂げていく。

しかしそんなベンジャミンさえも、誰
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

強くて頭が切れて、かっこいい。

女スパイってなんでこうもカッコいいんだろう。
アクションがスタイリッシュで、流れるように敵を撃つ。

二転三転する展開も楽しい。


そして、時々ハッと息を呑むような
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.4

映像がいい。音がいい。

どう考えても架空の構造物を、まるでそこに存在するかのように見せる。
DUNEで感じた空気と同じものを、改めて感じた。

言語の習得が考え方に影響を及ぼす。
この説以前どこかで
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

かなり好き。

カーチェイスよし、音楽よし、ストーリーよし、配役よし。

・冒頭のカーアクションからテンション上がる。
正直私は、カーアクション映画ってそこまでピンと来なくて、知識にも乏しい。
けれど
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.3

格差が生み出す負の連鎖

無計画、無軌道な生き方は、
個人の資質だけではなく環境に由来するものなのか。

だって運転手にしても、家庭教師にしても、家政婦にしても、業務に致命的なアラが出るほど能力不足で
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.0

役者さんがどうこうというより、
洋風の名前とビジュアルのミスマッチが気になってしまった。

渡辺直美にMVPあげたい。もっと活躍しても良かったんやで

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

家事をしながら気楽に見られるホラー調コメディ。
新作公開に向けて久しぶりにみたら、懐かしくて微笑ましい

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.2

ラストは彼の妄想か。
ハッピーエンドかバッドエンドか。
終盤に向けて高まる緊迫感がよかった。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.7

観賞後、しばらく席を立ち上ることができなかった。茫然自失とはこのこと。
映画版スパイダーマンをめぐるアレコレを知った上で観賞すれば、本作はまさに奇跡の映画と言えるだろう。




今作はピーターパーカ
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.5

めっちゃ綺麗!!!!
それだけで見る価値あり!!

そして内容も、観客を鼓舞するようなポジティブなメッセージに満ちている。
精神的にも体力的にも、一貫して強く逞しい主人公モアナが新鮮。
「あるべき姿」
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.4

誰かを幸せにすることに幸せを見出し、
人生をかけてそのバトンを繋いできた。
だれかの人生は、だれかの愛によって紡がれてきた、尊いものなのかも。


とても良かった。原作も読もうと思う。


追記:
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

2.8

魔法が無くなっていく過程のドタバタをもっと見たかった…
最終的には能力が戻り一件落着て、「いいのか本当に」とモヤっと感

魔法の表現はとても綺麗でワクワクしました。
前情報の所為で期待し過ぎたかも。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.0

アンソニーホプキンスの圧倒的な演技力によって、ハンニバルレクターに見入ってしまう。

あれだけの存在感を放っていながら、出演時間は10分程度だとか。
恐るべし

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

トンデモSFを勢いで魅せる

リュックベッソンのスピード感を楽しむ映画

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

荒唐無稽で不気味な悪夢の描写が秀逸。
まさに夢ってこんな感じ。

平沢進氏の白虎野が頭から離れない。

千年女優、東京ゴッドファーザーズ…
今敏監督、とてつもない。