おーじさんの映画レビュー・感想・評価

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漫才協会 THE MOVIE ~舞台の上の懲りない面々~(2024年製作の映画)

3.3

漫才協会のドキュメンタリー!

紹介制の漫才協会、「最近舞台立ててんの?」という大御所芸人の誘いをきっかけに、様々な事務所の芸人が浅草東洋館の舞台へ立つ。
「目の前の人を笑わせる」為に奮闘する芸人達と
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.3

心穏やかに見られるのは前半20分くらい。
心穏やかでもないね、タイトルが不穏だもんね。

神様は引き際を誤って要らぬ施しを与え続けたように思えた。
私だったら海岸の撮影前にサヨナラするわ。

ある程度
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身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

3.5

笑いあり涙ありで面白かった!
ムロツヨシってポソポソ喋るのが上手い役者だね。(どうする大河の秀吉を引きずってる感想)
歴史さっぱり頭に入ってない私のようなタイプの人も、教科書で見た話の流れと登場人物が
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(2023年製作の映画)

3.8

北野作品、初めて鑑賞しました。
なので空気感とかも分からないし他の作品との比較もできない。
どんどん人が死んでる事と笑いが同じフィールドで出てくるところは、感覚麻痺してる戦国時代っぽくて良かったです。
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ハマのドン(2023年製作の映画)

3.2

横浜市にカジノを誘致するのを阻止するゾ!!ってのが本題。
前半が山下埠頭へのカジノ誘致の概要、中盤から山下埠頭がどういった人たちで成り立ってたかや、ハマのドンと言われてる藤木幸夫の生い立ちなどを紹介(
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

母親・教師・子供の視点でだんだんとネタがバレていく流れが面白い。
他人の発言や行動って、表に出てその場で見た人にしか伝わんないね。
同時に見てても、見る角度によって全く別に映る事もあるしね。
「怪物」
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

これ結構情報量多くて、アマプラかなんかにおりてきたら頭を整理するためにもっかい見たい。

実力+αで権力を持った女性指揮者ターが、少しずつ軋み始める自分の状況に翻弄され苦悩してる様をケイト・ブランシェ
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.3

9.11の被害者家族への救済プログラムとして補償基金が設立。
その特別管理人に就任した弁護士が被害者の立場や職業や家族構成をもとに補償金を計算していくという生々しいテーマ。
お金の話は非情だよね。
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対峙(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

銃乱射事件での被害者と加害者の親同士が、ある部屋で丸テーブルを囲み対話を始める。

出てくる人はほぼこの四人のみで、会話の中で事件に対するこれまでのスタンスや消化しきれない思いを絞り出していくというよ
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「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち(2022年製作の映画)

4.5

2011年3月11日から12年。
今年も3.11が過ぎた。
石巻は親族が住んでた時期もあったので、仙台や名取の次に気がかりな場所だった。

大川小学校の話は当時も「何故、すぐ近くの山ではなく離れた三角
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

えっ!!!
続き知りたいけど続きは明らかに無い方が謎のまま終われていい!!
知りたいのは、何故こういうシステムが作られて中にいるのはどういう基準の人たちなのかってこと!
でもそれはきっとラストシーンの
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

話がどんどん進むから全然飽きることがない、どころか「早く次!!どうなるのっ!?」と脳みそがおねだり状態でした!!!!
3時間たっぷり楽しめる!

二人の主人公がお互いの立場を知らないまま熱い友情を育ん
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バビ・ヤール(2021年製作の映画)

3.0

【1941年、ナチス占領下にあったウクライナ・キーウ郊外のバビ・ヤール渓谷で、わずか2日間で33,731名ものユダヤ人が虐殺された。歴史に埋もれながらも各所で保管されていたアーカイヴ映像を発掘し、この>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

スラムダンクは思い入れがありすぎて…
特に好きなキャラが宮城リョータだったので、この映画が読み切りもベースにしてリョータが話の中心であることに心が踊りました。
オープニングからめちゃくちゃ格好良いし、
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

2.8

実際の事件をベースにした作品なので、こちらも終着点までを覗き見している感じです。

母親だけど妻でありたいし、母親のまま女でいることの難しさよ。
表現が難しいんだけど、女って子を宿し産み落とす分、子供
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

佐藤二朗が見たくて。
そして見たかった佐藤二朗がいた。
画面の中の佐藤二朗はひたすら不穏だった。

前半と後半で視点違うので、「なぜそうなった?」が転がり落ちるようにわかってくる。
全く楽しくはないん
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一度も撃ってません(2020年製作の映画)

4.0

タイトルや予告の時点では結構軽めなコメディなのかなと思ってたけど、割と落ち着いたテンポで進んでいった。
「一度も撃ってません」というタイトルだけど、話の主たるところは別な気がしますね。
何より主人公を
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.3

少々不気味な非現実な世界、初っ端から私は嫌悪感を抱いたが、主人公の少女はかなりウェルカムな感じで入り込んでいった。
もしかしてあんな気持ち悪い空想の奴らよりも現実の方が少女にとっては嫌悪する対象なのか
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

2.5

全く真逆の世界にいたので、こんなふわふわした怖いもの知らずな生き物が野に放たれていたと思うと都会は怖い…と思ってしまいますね。

香川1区(2021年製作の映画)

4.2

前回が小川淳也とその家族の奮闘ならば、今回はそれに付随する対立候補、その支持者、そして組織を巻き込む保守派の暗黙の了解がカメラに映し出された感じ。

対立候補の掌返しな街頭演説には「えっ!?急にどうし
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.3

「友達の旦那が選挙に出る?面白そうだから会ってみよ!」とカメラを回し始めたのは大島新監督。
若くエネルギッシュで真っ直ぐな「小川淳也」を17年、事あるごとに記録。
歳を重ねるごとに、所属政党がごたごた
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.8

短めでサクッとみれてワクワクしながら主人公たちを応援できて、途中やラストハラハラしつつも王道な展開でとっても面白かった!
年寄りが集まってワチャワチャする系が好きな人は面白いと思う。

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

4.0

面白い!
おばーちゃんがシャンと機転をきかして皆んなを取り込んでいくのがワクワクする!
おばーちゃんにしてみたらみーんな可愛い孫の集まりみたいなもんだもんね。

登場人物皆んな今よりグッと若くてそこも
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.8

怖さの中にも家族の絆入れといたよ!
あと時間軸的な要素も入れといたよ!
という内容でした。
マヤさん、めちゃダンサーだった。
ホラー映画ってどうしてもイラつく。
戸惑ってないでさっさと走って逃げるなり
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

想像していたストーリーとは違って、もっと繊細で残酷で、今後の時間の経過を想像させる映画だった。

自分の求める絵画と、数少ないビジネスパートナーにしか心を開かない主人公。
そんな彼に奇妙な方法で接点を
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

これは混乱するよ…
これじゃ会話が成立しない訳だよ…
「何言ってるの?」って言われたら「お前が言ったんだろ!」ってなるわ…

って、思いましたね、実体験として。

見てる側は殆ど主人公視点なので、同じ
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デンデラ(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公(70)が山に捨てられるところから始まるこの映画。
この作品は野暮なツッコミするような映画ではないw
なんてったってデンデラの長老は100歳だ!
山に捨てられるとさ、やっぱ田舎のいや〜な重圧から
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

思考の整理をもう一人の自分との対話(男性ボイス)で脳内処理している主人公。
自分の返事は声に出しちゃってる系。
生き辛そうかと思えばぐいぐい進んで行ってる。
全部自分との話し合いや助言の結果なんだろう
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.0

映画っぽくない画面だな〜と思ったら元々NHKのドラマだった??んですね。

なんかいまいち話の中に入り込めなかった…
話の題材はデカイのに絵的に地味だから…?
エピローグで説明されたところまで映像で見
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

大泉洋&松岡茉優の付かず離れずの距離感が良い。
「信頼はしてないけど今は組んでおこう」って関係が沢山ある感じ。

登場人物多いから面白いね。
最初は松岡茉優視点で見てた。
でも大泉洋がエンジンかかって
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

面白かった、前半怖かったし。
でもずっと母親(主人公)に対して苛立ちを覚えるし、旦那はめちゃ不憫だった。

ラストの方はなんかもうリズムよくそんな…w
笑っちゃうシーンが攻めてきて…
解説読んで完成す
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清須会議(2013年製作の映画)

3.7

某大河を見た流れで本作を視聴。
豪華だな〜。
さすが三谷幸喜。
そしてまだ少しは秀吉に好感が持てる。
ちゃんと落ち込んだりするんだね秀吉(全部そういう演技に見えるけど)。

歴史に疎い私は、してやった
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.5

分かりやすくて気軽に笑えて泣けて感動できる良い作品。
大泉洋さんを見たかったので満足。

あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

バランスが絶妙な映画かも。
ハロプロきっかけで繋がった男達の、バカバカしくも熱いあの頃の話。

あまりハロプロに偏ってしまってもたんなるハロプロ讃歌みたいになっちゃうからね。

ハロをきっかけに個性豊
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.0

いいね〜
パタパタと覆されてゆく心地よさ〜!
ただし一度見ただけだとうまく思い出せない部分もあったので、続けて2回見てしまった。
2回目も面白かった。
大泉洋、雰囲気がラフでいいよね。
あと堺雅人とっ
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飼育(1961年製作の映画)

3.0

本家の三國連太郎、頼りにならないししょうもないしなんだその髪型。
「黒人を飼う」ことにする閉鎖的な村の中の人々。
あ〜やだやだ。
この時代に生まれてこなくて良かった良かった。

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