cookieさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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哀愁(1940年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

1939年のロイ(ロバート・テイラー)が第一次世界大戦の頃を振り返るところから始まっている。冒頭からとても雰囲気がある✨

ロイが紳士的でとても素敵💕
彼なら全てを知っても、きっと受け容れてくれたはず
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北斎(1955年製作の映画)

-

北斎の作品が、ナレーションと芭蕉の俳句等を絡めて次々と映し出される23分の美術映画。

アップで舐めるように映されるひしめき合う人々。次第にそれが歌舞伎の舞台をみている活気ある市中の人々であることがわ
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抱きしめたい(1978年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1964年2月 アメリカに初上陸するビートルズに会いたくてニュージャージーから駆けつける熱狂的な女子高生たちを描くドタバタコメディ🚗💨
オタク男子(当然紙袋w🛍️)もいるし、アンチビートルズの存在も忘
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文化生活一週間/キートンのマイホーム(1920年製作の映画)

3.8

キートン主演映画の鑑賞は「キートンの探偵学入門」以来2作目🎥
結婚式の9日(月)から15日(日)までの新婚夫婦の一週間を描く約20分の短編。
やはり13日の金曜日は不吉な日🤢

ずば抜けて高い身体能力
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ワルシャワ🇵🇱の劇団員たちがナチス相手に大芝居を打つ、風刺の効いたセンス抜群の社会派サスペンスコメディ!
1942年の作品。日本公開は1989年と約半世紀かかっている。

原題はハムレットの台詞として
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岸辺のふたり(2000年製作の映画)

3.7

「寫眞館」と似た作品のリストに出てきて興味を持った8分の短編アニメーション。

アコーディオンとピアノの音楽が心に響く🎶

遠くから眺めているようなセピア色の映像。表情はわからない。
自転車、風、影、
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寫眞館(2013年製作の映画)

5.0

温もりを感じるアニメーション。
台詞なし。ピアノの調べが柔らかく、それ以外は最低限の環境音がかすかに聞こえるだけ。

あの男性が見えなくなったのに気づいたら、急に泣けてきた💧

ストロボ、乗客が持つ新
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魔界転生(1981年製作の映画)

4.2

ジュリー目的で初鑑賞。
「トップテン」や歌謡賞レースを番組観覧で見た生ジュリーが懐かしくて💕(ミーハー😅w)
色物系かと思っていたら、とんでもなかった!(なのでスコア俄然アップ⤴️⤴️⤴️)

深作欣
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

トム・ハンクス出演作ということだけで録画。
スティーヴィン・スピルバーグ監督、コーエン兄弟脚本なのに、全く知らなかった作品。

実話に基づいてスパイ事件の舞台裏を描いている。スパイに付き物のアクション
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかくクリスティーナ・アギレラの歌声が素晴らしい〜🎵
歌手として名前だけは知っていたけれど、本作に出演していることも知らなかった😅
スタイル抜群で、いろいろなステージ衣装やヘアスタイルが見られるのも
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

始まりはオペラのようにオーケストラの「序曲」から🎻
本編前に演奏が約4分間続くので、家で鑑賞するならこれを聴きながら飲み物など用意するのがおすすめ☕
(私は準備万端からの序曲だったので、ジラされた😅)
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恋する人魚たち(1990年製作の映画)

2.5

全く知らない作品だったけれど、若き日のウィノナ・ライダーの出演作という前情報のみで鑑賞。
母と娘の親子愛をコミカルなタッチで描いている。

母親を反面教師にしていたはずなのに(でも同級生の女子から見た
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

ブロードウェイにしてはガランとした無機質なステージ。
楽器はパーカッションを多く用いており全てアンプラグド🪘🥁
光の演出💫
統制された動き🕺
デヴィッド・バーンもバックバンドも皆同じスーツに裸足👣
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スミス役が長身でとてもハンサム😍
初めて観たと思っていたら「素晴らしき哉、人生!」の約10年前のジェームズ・スチュワートで、理想や良心に訴えかけている点が共通している両作ともフランク・キャプラ監督作品
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アーニャは、きっと来る(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

スペイン🇪🇸との国境にあるフランス🇫🇷の山麓の村レスカンにバカンスで訪れたマイケル・モーパーゴが、実際にそこで聞いた話からインスピレーションを得て創作した児童書(日本では主に中学生向けに推薦されている>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャケ写が気になっていたのと、85分という観やすさだけでチョイスした青春映画。
男性の方が共感できる部分が多いはず。
全幅16mmフィルムで撮影されていて、それがラストに意味を持たせている🎥

序盤か
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

filmaを始めてから名優二人のジャケ写が目を引いて存在を知った1990年の作品。
実話をベースに、医師と重症患者の交流を描いたヒューマンドラマ。

「治療などありません。ここは庭ですよ。水と栄養をや
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僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

性格も見た目も全く違うお笑い凸凹コンビ「ローレル&ハーディ」の晩年を描く、笑いあり涙ありのヒューマンドラマ。

残りの人生をどう生きたいか。終活の意味合いもあって、しみじみと感じ入るものがあった。
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ラストキング・オブ・スコットランド(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

フォレスト・ウィテカー出演の伝記映画ということで鑑賞。
今までの彼のイメージとは全く違う役柄も展開も強烈だった💥

アミン大統領のことは、ぼんやりと名前を覚えている程度。
wikiによると、女性デュオ
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マジェスティック(1974年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

チャールズ・ブロンソンの方の「マジェスティック(Mr. Majestyk)」。
彼の円熟した魅力を味わうための作品。

スイカ農園を営むビンセント・マジェスティックは移民を差別せず、レディに対しても紳
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パリのナジャ(1964年製作の映画)

2.9

短編ならどうかしらと、懲りずにロメール作品に再々挑戦。

パリでどんな日々を送っているか、留学生ナジャが街の紹介を交えながら語るのを見せる13分のモノクロ作品。

勉強はそこそこに、単独行動でパリでの
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シャイン(1996年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

オーストラリア人ピアニスト デイヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた作品🎹🎶

父との確執が、長期に渡りデイヴィッドに重くのしかかる。父親の息子にかける期待が大きすぎて、しかも独りよがりで、結局息子の
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タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

もうすぐ発表になるアカデミー賞のノミネート作品がDisney+で観られるということで鑑賞。

タミー役が「女神の見えざる手」のジェシカ・チャステインだったなんて、最後までわからなかった!
彼女が本作の
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トーゴー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

Disney+独占配信でウィレム・デフォーのジャケ写???🤔
そしてタイトルも気になって鑑賞。

舞台はジフテリアが流行った1925年の冬のアラスカ🏔️
感染症との闘いという点が今と共通していてタイム
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

高校時代に読んだ原作の印象が強烈で、GYAO!の無料期間中にキャストもチェックしないまま鑑賞。
公開当時に観ていたら、外国人俳優は一人もわからなかった。

始めは踏み絵が苦渋の選択だったキチジロー(窪
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

二宮くん主演の写真家の話ということだけ知っていて録画した、久しぶりの邦画。
クスッとさせられるエピソードあれこれにコメディだと思っていたら、こんなに泣くことになるとは!😭

なりたい自分になれているか
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我が道を往く(1944年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

映画賞を多数受賞🏆という情報のみで鑑賞。

主人公のオマリー神父を演じるのはビング・クロスビー。俳優でもあったのですね。
ソフトな歌声で漸く彼だとわかった😥

偏狭な老神父、素行の悪い少年グループ、利
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

-

番組表のEテレ「ドキュランドへようこそ」の欄に、クリップしている本作のタイトルを見つけた。
枠が短いのに同一作品なのかどうか、半信半疑で見始める。
「カンヌ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞 受賞作品
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ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.0

短めの作品を探していて見つけた掘り出し物✨
下町風情が残る1975年のパリ14区ダゲール通り🇫🇷
そこに店を構える人たちにフォーカスした、NHK BS「世界ふれあい街歩き」風ドキュメンタリー📽

冒頭
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シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ロメール監督のことを全く知らずに観た「レネットとミラベル/四つの冒険」に続き、その約20年前に制作されたモノクロの本作を「ザ・シネマ」の同監督特集にて鑑賞。

両作に共通するのは、若者の日常を会話を中
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

オーストラリア🇦🇺の女性騎手 ミシェル・ペインの半生を、家族の強い絆を柱に描いている。
競馬がわからない人ても、きっと楽しめる作品🏇

「ママ、ブリジット、 一緒にいてね。」
冒頭のこのシーンからもう
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

アマプラ見放題の機会に観た、初のロメール作品。
二人の少女の出逢いから始まる日常の4つのエピソード〈青い時間、カフェのボーイ、物乞い・万引・ペテン師の女、絵の販売〉からなるオムニバス。
レネット役の体
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ブルース・スプリングスティーンの歌詞がキーとなっている青春音楽映画🎵
とはいえ、B・スプリングスティーンの「ブ」の字も出ていないうちから、80年代の音楽の数々に心を掴まれてしまった🤩
ペット・ショップ
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キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

4.1

45分のサイレント映画🎥
監督・主演 は「世界の三大喜劇王」の一人 バスター・キートン🎬

今さらだけど、こんなに才能ある人だったんだ!😲
「The Great Stone Face」と呼ばれる表情を
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ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オリンピック観戦の合間に短めの作品を探していて見つけた、コミカルなスポーツ系青春映画(101分⏰)
邦題が“ジェ”ではなく“ゼ”ネレーションになっているところが時代を感じさせるw

主人公デイヴの憧れ
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MIRCHI/ミルチ(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

バーフバリ俳優陣が出演!
先に制作された本作に、バーフバリが垣間見える💫

始まりのシーンはミラノ🇮🇹
ストリートでキーボードを弾くプラバースの姿は貴重かもw🎹
この頃はややスリム✨

インド🇮🇳に移
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