レイチェルさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

レイチェル

レイチェル

映画(668)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.0

調香師のアンヌは嗅覚障害を患い、四年前から小さな仕事を細々と引き受けていた。そんな彼女の元に崖っぷちのギヨームが運転手として雇われることに。気難しいアンヌとギヨームのコンビが面白く、印象的。調香師がい>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.7

イタズラ好きだった4人の少年が悪ふざけにより少年院に送られるが、そこで彼らは看守に暴行を受けてしまう。実話であるためにとても心が痛い。それと同時に大人になった少年4人たちの友情や絆に心が熱くなる。

ラリー スマホの中に棲むモノ/カムプレイ(2020年製作の映画)

3.0

自閉症の少年オリバーはスマホに棲む怪物ラリーに襲われるようになってしまう。現代では欠かせないスマホならではのホラー作品。ラストのどんな形でもオリバーを守るという母親の愛がとても切ない。

ブロウ(2001年製作の映画)

3.5

1970年代に実在した伝説のドラッグディーラー、ジョージ・ユングを描いた作品。全てをドラッグで手に入れたジョージ。だが、ドラッグによって全てを失ったラストの姿があまりにも切なく印象的。

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.5

キム刑事は殺人を突然告白したテオだが、証拠もなく、振り回されてしまう。どれが事実でどれが嘘か分からない供述をするテオと刑事のやりとりが面白い。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.7

一流レストランの料理長であるカールはオーナーと喧嘩しら店を辞めることに。職を探していた彼はマイアミでキューバサンドに出会い、移動販売を始める。とにかくカールたちの作る料理が美味しそうで食べたくなる。カ>>続きを読む

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

3.8

孤児院で生まれたホーマーは育ての親のラーチの元で医学を学ぶが、見たことのない世界を見るために孤児院を出ることに。ルールを時には破り、正すことも必要があるというラーチの思いが胸に刺さる。戦争や孤児、中絶>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.8

連続殺人鬼のゾディアックを追いかける者たちの葛藤を描く作品。犯人を追う人々の執念を感じずにはいられない。未解決事件である実話をとても魅力的に描いており、一緒に犯人を見つけているような錯覚に陥る。

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.8

病を抱えたシングルマザーのエイミーはICUの看護師として働く中、チャーリーが配属されてくる。二人は惹かれ合うが、チャーリーの正体を知ることになる。実話であることの驚きとチャーリーの豹変具合があまりにも>>続きを読む

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

3.4

女子高生の萌衣はシャイな消防士のラブストーリー。不器用な二人の恋の行末ももちろん気になりますが、消防士たちがカッコよく見える作品。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

上から残飯が降りてくるビルの中で目が覚めたゴレン。この建物のルールとは?彼はどうなるのか?世界の縮図を現した風刺が描かれており、グロテスクな部分はあるが、考えさせられる。

アンノウン(2011年製作の映画)

3.5

植物学者のマーティンは妻と共に学会に出席するため、ベルリンに来るが、事故に遭い、記憶を失ってしまう。ラストに近づけば近づくほど、自分を見失う主人公が印象的。アクションが見どころ。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.0

名もなき少年だったエルヴィスがプロデューサーによってスーパースターになっていく様を描く。エルヴィスがカッコよくて印象的。彼のブラックミュージックへの憧れ、パーカー大佐との関係、スターになる様がまざまざ>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2023年製作の映画)

3.5

スマホを落としただけで女性が次々と恐ろしい出来事に巻き込まれていく。スマホが必須の世の中でとても恐ろしいストーリーだった。ラストに近づけば近づくほど目が釘付けになる作品。

彷徨い(2023年製作の映画)

3.3

夫も子供もいて完璧な暮らしを送っていた女性。だが、彼女の元に二人の男女が訪ねてきたことで、生活が一変する。彼女の本性が見えた時、もし家族ならと思うとゾッとする。人は一度過ちを犯すと何度も同じことをする>>続きを読む

ノイズ(2022年製作の映画)

3.7

過疎化の進む猪狩島で幼馴染の男たちが誤って殺人を犯してしまう。平和な島にノイズのような男が来たことで、泥沼になる男たちが印象的。嘘をつけば永遠に嘘をつくことになるのだと思い知らされる。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

田母神は合コンでユーチューバーのゆりちゃんと出会い、YouTubeの手伝いを始めるが二人の関係が徐々に変化していく。人は環境や状況によって豹変していくものだと改めて感じる。日常にありふれた設定に引き込>>続きを読む

アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

3.3

母と二人暮らしの少年ボビーの家の隣にテッドがやってくる。ボビーは不思議な力を持った老人で、テッドと仲良くなるが何者かに追われていた。ボビーにとってテッドはなくてはならない存在で、少年期の懐かしい思い出>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.1

作家のグズタフは旅行先で一人の美しい少年タジオに魅せられてしまう。言葉は少ないが、一つ一つのシーンやタジオがあまりに美しく絵画のように見える。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

貧しいパトリツィアはグッチ家の後継者マウリツィオと結婚するが、徐々に彼女はグッチを侵食していく。権力や金銭が絡み合うグッチ家の恐ろしさを感じた。特にラストの「グッチ夫人とお呼び」というパトリツィアの一>>続きを読む

沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦中、マルセルは兄たちに誘われ、ユダヤ人の子供たちにパントマイムを見せながら世話を始める。彼だからこそ、子供たちを笑顔にし、救うことが出来たのだと感じた作品。

ニュースの真相(2016年製作の映画)

3.3

CBSニュースのプロデューサーのメアリーはスクープを放送するが、偽造と言われ、非難を浴びる。マスコミのあり方、真実を追求する難しさとはどういうことかを考えさせられる。

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

3.5

息子と暮らす弁護士の男は事故により昏睡状態の妻の回復を待つうちに、周囲の優しさに居心地の良さを感じ始める。普通に見えるが、普通ではない部分を誰しもが持ち合わせていると感じさせられる不思議な作品。

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.8

木工職人のジェペットが丸太から作った人形のピノッキオはジェペットの元から離れ、冒険の旅に出る。純粋で人間の子供になりたいと願うピノッキオとピノッキオを騙そうとする者たちが皮肉混じりに描かれ、大人の童話>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

デザイナーを夢見てロンドンに来たエロイーズはアパートで一人暮らしを始めるが、夢の中で60年代のソーホーに行き、サンディーという女性に出会う。サンディーとエロイーズが対象的でとても魅力的。ファッションも>>続きを読む

影の車(1970年製作の映画)

3.7

旅行代理店に勤める浜島は妻と暮らしていたが、ある日バスで泰子に声をかけられる。それから二人は男女の関係になり、浜島は泰子の息子の健一に恐怖を感じるようになる。側から見れば、どう見ても子供が大人を殺すな>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.5

戦火の中でトーベは彫刻家の父と対立しながらもムーミンを描き始める。そんな中、演出家のヴィヴィカに出会う。性別も関係なく、自由に人を愛したトーベ。彼女の生き方がムーミンそのものだったのだなと感じた。

呪詛(2022年製作の映画)

3.2

シングルマザーのルオナンはある村のタブーを犯したことで、娘を失うことを恐れ、施設に預けていたが、一緒に暮らすことにより恐怖が襲う。信仰の恐ろしさや恐怖を感じずにはいられない。呪文を見る度に観客もどんど>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.3

秦の国で孤児だった信と漂はいつか天下の大将軍にと鍛錬を積んでいたが、ある日漂は王宮へ仕えることになり、別々の道を進むことになる。それぞれのキャラが濃く、テンポが良く、とても見応えのある作品。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

伝説のパイロットであるマーベリックはパイロットチーム・トップガンに再び参加し、不可能な任務に挑むことに。年月を経て、出会いも別れも経験したマーベリックとともに空を飛んでいる気分になれる。

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.0

謎の立方体CUBEに閉じ込められた男女6人。職業も年齢もバラバラで接点すらない彼らは脱出できるのか。もし、自分があのCUBEに入ったらどうするか考えずにはいられない。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.3

母親ダイアンと暮らすクロエは生まれつきの病気を持ち、車椅子で生活していたが、徐々に母親に違和感を感じ始める。疑いもせず生きることがいかに恐ろしいかと感じさせる。親子だからこその恐怖が詰まっていた。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.5

写真家のユージン・スミスは荒んだ生活を送っていたが、熊本県水俣市のチッソ工場が流す有害物質に苦しむ人々を撮ってほしいと頼まれることに。目を逸らしてはいけない事実を彼の写真を通して感じることができた。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

4.0

大富豪で美しき女性のリネットはサイモンとナイル川で結婚旅行中に殺されたことから、次々と殺人事件が起こる。その謎をポアロが解く。愛によって人を殺してしまうことがあるという言葉がとても印象的。人の愛や嫉妬>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

ニューヨークのウエストサイドで、ジェッツの元リーダーのトニーとシャークスのリーダーの妹、マリアが恋に落ちたことで、周りの若者たちが対立していく。アニタが印象的で、現代ならではのウエストサイドを見ること>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.6

農業での成功をするため、韓国系移民のジェイコブは家族と共にアメリカでトレーラーハウスで暮らすことに。破天荒なおばあちゃんが印象的。「ミナリ」という言葉の意味を考えさせられる。