kumoheyさんの映画レビュー・感想・評価

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生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

作中に出てくるSNSアカウント名の「イキゴメ」は映画のタイトルなわけだけど、そのアカウント名でほしもえさんがずっとSNSでやっていたことに人間の機微がありそう

毎日働きもせずフラフラしていて、彼氏(
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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なるほどなー作品として肯定的な意見と否定的な意見どちらも半分になら「なければ」ならない作品だなーと思った

表現としては音楽もビジュアルと斬新で素晴らしい、でもなぜ表現に偏っている(偏らざるを得ない)
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

宮城リョータの幼年期に仮面をかぶるシーンが印象的だった。

仮面はpersonの語源となったギリシャ語"persona"なんだけど、リョータは仮面をかぶることで人格形成(=間接的な成長)を表しているの
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ある男(2022年製作の映画)

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安藤サクラさんの演技が圧倒的すぎる

まばたき一つでも演技になるんだとわからせてくれるし、そうかと思えばまったく演技してない(であろう)瞬間があったりすごすぎる

戸籍、死刑制度、在日コリアンといった
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時代革命(2021年製作の映画)

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気軽に観に行ったけどかなりショッキングな映像が含まれるので観る場合はそのつもりで観る必要あり。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

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世界は変わっていくのにあみ子だけ変わらないという孤独

井浦新の呼吸だけで怒りと悲しみを表現する演技が凄かった

犬王(2021年製作の映画)

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個人的には権威に反対する表象がロックという古臭い価値観がダメだった

アニメの表現としては素晴らしくて、特に雨の描写が好きでした

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

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何も調べずに観たけど面白かった

山田杏奈さんのあざとくて魅力的な所作すごすぎる

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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素晴らしすぎた

ルビーとマイルズがステージでデュエットするシーンのお父さん視点での音の扱い方に打ちのめされた

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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スピルバーグのウェストサイドストーリーってどうなの?と思いつつ鑑賞。

音楽は素晴らしかったけどもしかしてスピルバーグって映像に音楽つけるの苦手?

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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めちゃめちゃ良かった…

脚本をかっちり書いて言葉の力で魅了する濱口竜介とアドリブの演技を差し込んで偶然性に身を任せる松居大吾の対比とか考えてみたら面白そう。

雨月物語(1953年製作の映画)

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いちいち画が魅力的(蓮實が言うところの『色気』)で、97分間目が離せなかった。

映画音楽に関して言えば日本における西洋クラシック音楽の受容と、幻を見ている特定のシーンでドローン(継続音)が使われてい
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浮雲(1955年製作の映画)

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蓮實重彦『見るレッスン』で成瀬監督が絶賛されていたので鑑賞。

ソースミュージックからスコアミュージックへの滑らかな移り変わりはなるほどと思った。

本質的な比較は難しいけど小津にせよ成瀬にせよ画の説
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

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自分にはまったく響かなかったけれど、10代や20代前半の人にとって大切な映画であってほしい

自分にとっての「花とアリス」みたいな映画なんだろうな

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

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うわーめちゃくちゃモヤモヤする…

結婚、出産、育児、帰省、同窓会、ありとあらゆる日常のモヤモヤのオンパレードが散りばめられていて観てるのがつらい

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

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『花束みたいな恋をした』と内容がほぼ同じなので公開日を大きく変更せざるを得なかったのだろうと勝手に勘繰っている作品。

原作以上でも以下でもないけど、キャスティングという点で映画化した意味が大きくあっ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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チンプンカンプンでした。

映画音楽はかなり特殊で、ほとんどがソースミュージック、それも時代を反映させて当時の音楽をごった煮という感じで面白かった。1969年ならハードバップ全盛期のように思えたけど、
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サイコ(1960年製作の映画)

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美学校の「映画音楽を聴く」というオープン講座で触れられていたので鑑賞。

のぞき穴を覗く目とバスルームの排水溝から瞳孔が開いた目のカットを類似させることで何を意図したいのか読み取れなかった。

音楽と
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草の響き(2021年製作の映画)

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2021年63本目

東出くんは「下手な演技が誰よりも上手い」という謎の領域に達したことを再確認した映画だった

ひらいて(2021年製作の映画)

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商業映画なのにミニシアターで上映するマニアックな映画くらい音楽がなくてウケた。

音楽は描写を手助けしてくれるから、音楽が少なければ少ないほど難解になる傾向があるけど、「ひらいて」は映像での描写が丁寧
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逃げた女(2019年製作の映画)

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難解すぎないか…?

長尺の途中でカメラが引いたり寄ったりするのと劇伴の音が割れてたのが印象的。あと、男性が女性に挿入しようとしてくる異物として描かれてるのも面白かった。

カメラにしても音楽にしても
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