あざみ野さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あざみ野

あざみ野

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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1

17〜18歳にかけての主人公、家族、友人たち、シスター…と登場人物がとても愛おしかったです。

主人公は自分がどれだけ幸せかはまだ気づかないと思う。
お金には恵まれなくてもパパ、ママに愛されている自分
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.2

151分と長い映画で最初は焦点がハッキリしないような気がしましたが、いくつかの出来事の起承転結がハッキリしてくる中で、面白くなってきました。

他人に無関心、現代社会の格差や差別・・といった問題が随所
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.7

大きなスクリーンで観たかった!

キャスト、展開、音楽…等々、どれも良かった。

ラスト、あれかこれかと想像したけれど、これで良かったと思った。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.4

まとめての鑑賞記録

正義を貫こうとする報道の在り方、それを支持した司法に感動した。

トム・ハンクスが格好良かった。

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.8

まとめての鑑賞記録

一番印象に残っているのは、卑劣なコーチ!

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.1

まとめての鑑賞記録

ジェニファー・ローレンス、演技も素晴らしかったが、それ以上に妖艶な美しさを感じた。

ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.9

まとめての鑑賞記録

楽しめたのですが、期待度が高過ぎました。

CODE46(2003年製作の映画)

3.9

公開時とその後DVDで観た作品。
レビューをいくつか読むとあまり評判は良くないようです。

私はサマンサ・モートンとティム・ロビンスの2人の出会いからラストまで、とても引き込まれました。

出会ってす
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(2017年製作の映画)

4.2

視覚障碍者向けの音声ガイドを作る事をきっかけに知り合う男女。

制作のモニター会で鋭い意見を言う視力を失いつつある男を永瀬正敏が好演。

キスシーンが印象的でした。

男と女、モントーク岬で(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

恋人同士だった二人が17年後に再会する。
男はまだ未練がある。だから会おうとした。
でも女性は困惑しているようにしか見えない。では女性が会おうとした理由は・・・?

そのことについて、映画を観ている間
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

試写会で観ました。

一人一人の子供たちの心の動きが伝わって来る映画でした。
随所で感動が広がりました。
一つ一つ挙げることが出来ないのが残念。


お勧め作品です!



以下を読むと、実際に観る時
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友罪(2017年製作の映画)

3.7

"心を許した友があの少年Aだったら"

少年Aの連続児童殺害事件から17年後を演じた瑛太が良かった。
ずっと続いて来た苦しみ、他者を受け入れ始めた時に拒否される苦しみ・・と心を揺さぶらせるものがあった
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.1

良かった!

とても演技とは思えない子ども達。
子ども達や住人を見守るモーテルの管理人ボビー。
生きるためにハチャメチャな事をしている母親だけど、母娘は仲良く、観ていて切なくなった。

虹、光、カラー
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

泣きました。

1946年ともう70年以上前の映画。
映画の素晴らしさを映画の強さを感じました。

結婚した日の出来事、ラスト、どちらも素晴らしく、両方のシーンが繋がっているところに胸が熱くなりました
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大いなる陰謀(2007年製作の映画)

3.3

メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード、トム・クルーズと豪華キャストなのに、見逃したまま、本日鑑賞しました。

政治家、報道、教授と学生、アフガンで戦う兵士達…それらが「バベル」のように繋がって
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のみとり侍(2018年製作の映画)

3.8

公開初日に観ました。たまたまなのですが(言い訳)。
予告編を観て、この映画はどういう展開・エンディングになるのだろうかと思っていましたが、なるほど〜笑。

寺島しのぶ、前田敦子と女優が光っていました。
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故郷よ(2011年製作の映画)

4.2

1986年チェルノブイリ原発事故により故郷を失った二組の家族の事故当日・直後と10年後を描いています。

事故当日結婚式を挙げた主人公アーニャをオルガ・キュリレンコが演じています。
原発技師の父
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きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

3.2

監視ロボットを通して、アメリカに住む主人公ゴードンが北アフリカに住んでいる女性を知り、彼女の人生を変えて行く。。。

ゴードンの思い・行動に感情移入出来るか否か。
ラストの運びを無駄なものを削った、ブ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.9

1980年5月に起きた光州事件を取材しようとするドイツ人記者とタクシー運転手がいた。2人を助ける光州の若者・タクシーの運転手たちがいた。

民主化を求めるデモに参加した民衆に対して軍が銃を向けた!
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イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

4.7

1950年代、イタリアの美しい島で育った郵便配達員の主人公がチリから亡命してきた詩人との出会いを通して成長していく物語です。

音楽・風景・流れるようなイタリア語・人々・詩・・と、どれも素敵ですが
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スーパーシチズン 超級大国民(1995年製作の映画)

4.2

1950年代、台湾の戒厳令と白色テロの時代、投獄された主人公コーは拷問に耐えきれず、仲間タンの名前を言ってしまい、タンは処刑されてしまいます。30数年後、出所したコーは自分の犯した罪に苦しみ、タンの墓>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.6

VRという言葉に、昔大好きだった「マトリックス」を思い出しながら観てきました。

楽しかった〜。
懐かしい映画・音楽・キャラクターなど、「これがくるか〜」という感じでくすぐられました。
IOI社の社長
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.3

実際に起こった移民を狙った連続テロ事件に着想を得た映画です。

テロによってトルコ系移民の夫と息子が殺され、犯人はすぐ逮捕されます。
この法廷シーン、双方の弁護士によるやり取りが見応えありました
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

4.1

エンドロールに出てきた"Stronger"という原題を見て、こちらの方がいいなと思いました。

★★この作品はとりわけ見どころ、展開、結末などは知らずに観た方がいいと思います。★★




テロの様子
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

2.5

エロ雑誌の編集者になって行く過程、女の子を脱がせるやり方などはなるほど〜と思ったけれど、私の心には響くモノがなかった。

尾野真千子はやはり上手い。
妖艶だった。

BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

4.4

公開時に鑑賞し感動した作品を再び鑑賞。
やはり良かったです。

余命3ヶ月の末期ガン、双極性障害で問題行動の多い(元)妻、就労を斡旋した移民達に起こる事故・・と、心身ともに苦しい中で二人を育てる
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29歳問題(2017年製作の映画)

3.9

アジア映画大好きな友人に誘われ、監督トーク付き試写会にて鑑賞。

タイトルが示すような、女性にとって30歳になる事への焦りや抱える問題を描いただけの映画ではなかった。

美人で仕事も充実しているけれど
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エリックを探して(2009年製作の映画)

3.8

TSUTAYAでこの映画がコメディの棚に置いてあり、「ケン・ローチがコメディ?」と思いながら観ました。

労働者が主人公
理不尽なモノへ対し、Fuck you"とわめき散らしながら椅子などを蹴る
……
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

4.4

公開時に観た作品を本日再び鑑賞。

結末はわかっていたのですが、やはり良かったです。
尊厳死をテーマにした映画はこの後何本か観たのですが、こんなに胸がせつなくなるのは登場人物に感情移入してしまうせいな
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闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.3

先日「孤狼の血」を観て、江口洋介が恰好良かったので、この映画を観たくなりました。

観ていて、とてももったいない映画だと思いました。

タイの裏社会で行われている臓器売買を描いているのですが、それにか
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サッドティー(2013年製作の映画)

3.8

二股している映画監督(柏木)、嫉妬深いDV男、アイドルを10年も思い続ける男、など様々な男たちと彼らを取り巻く女たちが登場。

柏木が二股を解消しようとして失敗、そのことを同棲している彼女へ伝える部分
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

妻と別居中のセオドア(ホアキン・フェニックス)と人口知能型OSサマンサ(声:スカーレット・ヨハンソン)が恋に落ちてしまう・・・。

観ながらまず思ったのは、「この映画は人によって、見方によって大きく評
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

4.0

Filmarks試写会にて鑑賞。

ブレンダン・グリーソン演じるホームレス(本人は否定)ドナルドが格好良かったです。頑固ですが、頭がよく、自由な生き方がぶれていません。

自分の格好や暮らしぶりを
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.6

アカデミー賞作品賞ほかにノミネートされた作品で期待しつつも、タイトル(原題を邦訳)に少し引くものがあり、期待半分で観ましたが、鑑賞後2日半経っても余韻が残ります。

イタリアの避暑地で過ごすインテリで
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