クヌギスタンさんの映画レビュー・感想・評価

クヌギスタン

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ラスト・コマンドー(2019年製作の映画)

3.5

これは、フランス映画なんですよね。アルジェリア戦争をこういう切り口で描く作品で…というのがもう、なんだか重いのだ。
戦闘も、火力で派手に見せるようなものでなく、人が人を痛めつける地味で強い痛みが余計に
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

5.0

大好き。キャラ、ノリ、旅とアクション全部盛り。定期的に観ちゃう。サントラも最高。チョリソー食べながら鑑賞しようぜ。

コリーニ事件(2019年製作の映画)

5.0

近年私が最も心酔する作家シーラッハ先生の小説が原作。真実にたどり着くことは、決して誰も救われない事でもあったりするけれど、真実の重みは、確かなもので。それがまた悲しい。しかし現代の世の中にあたえるもの>>続きを読む

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

4.0

三上博史堪能映画。
この映画は撮影に至るまでは演劇の稽古のようだったろうなぁ。固定カメラの延々回しっぱなし。すごい。

赤穂城断絶(1978年製作の映画)

4.0

日本の魂、錦兄ぃである。
忠臣蔵系も、段々、討ち取ったり!完!ではなく、その後のエピソードも描く映画が珍しくなくなって…その中でもやはりこの錦兄ぃはすごいのである。切腹シーン数あれど。こんな芝居された
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無法松の一生(1943年製作の映画)

5.0

三船版、勝版があり、阪妻版を見た。私はまったく世代ではないので、無法松で阪妻?と、少しピンとこない感じはあったものの、阪妻は流石だった…無法松で一番感動した。

戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(2017年製作の映画)

3.5

めくるめくドンパチ、そして後半の戦車バトル(戦車道的)。突いてよし撃ってよし殴ってよしのAK。
RPG弾だって受け止めちゃうぜ我らのウー・ジン!

私も吹替版に出てます(コソッ

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

3.5

こじれた天才は…いや天才は大体困ったちゃんなのである。シナリオはどちらかというと漫画っぽいというか、唐突に雑だな?って思う所もあるんだけど、面白かったですよ。尺不足なのかな、要素はいいんだけどちょっと>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

対照的な属性を持ち合わせた人間二人に旅をさせたらそれだけで面白い。時間の経過で変わるもの、通じるモノ。そして時代背景。よい作品です。

21グラム(2003年製作の映画)

5.0

ふと思い出して再鑑賞。
ハギスのクラッシュが好きな人はこれも好きかも、なんて思った。時系列入り乱れ型なので映画を見慣れてる人向きかなって所はあるけれど、少々ドキュメンタリーチックにも感じるのはいちいち
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アウトポスト(2020年製作の映画)

5.0

これはよかった!あのろくでもない限定空間でよくこれだけ分かりやすく描写したなぁ。見応えありました。エンドロールのその先まで鑑賞する映画。
簡易シャワーをちょっとあびる暇もない戦闘。

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.6

映像が綺麗で、シーンが変わるたびに陰影や濃淡、レイアウトに惚れ惚れしたのだけれど、この国の景色と光源の成せる技なのかな。画集を見続けているような気分で淡々と見た作品。オチは切ないんだけどさ、しみじみと>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

ケン・ローチ監督にKO負けしました。
これを他人事として見られる人はどれだけいるだろう。様々な感想が、見たモノの立ち位置で変わってくるのは当然としても、これはまさに監督にノックアウトされたという気分。
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.0

おじいちゃんが人に会いに行くのである。
しかしそれだけの幹に生えた枝葉は、悲喜交々であったりしてドラマがある。とかなんとか書いた所で、クライマックスのじいちゃんの表情よ、なんてえ顔するんだよ、言葉なん
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きっと ここが帰る場所(2011年製作の映画)

4.2

このショーン・ペンのエキセントリックさが どこかユーモラスで絶妙の味わいになってる気がする。この不思議なショーン・ペン…見たところ吹替版は作られていないのかな、誰がどんな風に演じたら似合うだろうと想像>>続きを読む

ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦 オリジナル完全版(1989年製作の映画)

5.0

戦争映画観たーと言うより、転生したら過去のフィンランドで、あれよあれよと戦争に行かされた、という…体験をしてしまった気分というか、コレもんの戦争を撮られると色々叶わないな。
淡々と寒々しい風景を見てい
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

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以前はよく20回観て25回は泣いてると言っていたが、そろそろ100回見て150回は泣いた、に、アップデートしようかと考えている。観ろ、感じて熱く泣け。香港映画は魂の火力。

クラッシュ(2004年製作の映画)

5.0

公開当時、時間があったからシネコン寄ってそのままノリで観た自分を褒めたい。私はこの映画がとても好きである。ロクなコトが起こらんのに、非常に好きである。ロクなコトが起こらんのに、定期的にふと観たくなるの>>続きを読む