megadakeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

汚れた血(1986年製作の映画)

3.0

レオス・カラックスのアレックスシリーズの2作目

フジファブリックの「夜明けのビート」PVの元ネタと言われたので楽しみにしてた作品
前作につづき、詩的なアート作品だったが今作のほうが表現的には柔らかく
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.5

序盤はテンプレ通り、寧ろ早すぎる展開に少し驚いたが後半部分に入ると一気にボルテージが上がっていき試合のシーンでピークを迎える
ここ最近見た映画の中で一番の盛り上がり
実話ならではの昔の映像と音楽の使い
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.0

坂元裕二脚本ということでハードルが上がりすぎているが可もなく不可もなくな作品
ただミステリー、ラブロマンス、コメディとどっちつかず、キャラたちは個性豊かで面白い割に設定を上手く活かせずに終わってしまっ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

なんとなくインパクトは弱い気がするが序盤のワクワク感と鈴木亮平の凶気に見入ってしまう作品

前作は警察目線、今作はどちらも交互に描いておりその点は面白かったが、前作を見ていたときに感じていた、ひりつい
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

ただの任侠映画かと思っていたらダークヒーローのオリジンで衝撃を受けた

簡潔にテンポよく、寄り道しないストーリーかと思えば、ところどころで裏切ってくる展開が見てて飽きない

トイレ周りのワンカットも見
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ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.0

レオス・カラックスのアレックス三部作の一作目

「汚れた血」を勧めてもらったので原点から鑑賞
前もって聞いていたおかげで俯瞰してみれたのは良かった

見知らぬおっさんとピンボールするシーン、お店の内装
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

4.0

帝王切開後に母親が亡くなってしまった親娘の話

ひとり親家庭の親目線、子どもの目線、両方にフォーカスがあたっているのでどちらにも感情移入しながら見ることができ、子育て過程が丁寧に描かれているため楽しさ
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.5

すごくほのぼのとした人間ドラマでずっと見てられるし終わっていくのが切なく感じた
ただただ寓話的な存在の吉高由里子がカワイイかった
「蛇にピアス」の二人だけどコントラストが凄い

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

4.0

エノーラ・ホームズシリーズの第二弾
気楽に見ることができ、ミステリー、アクション、歴史ドラマも楽しめる良作
前作のキャラも沢山出てきており、それぞれの個性も失われておらず楽しい
そして新キャラたちも今
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初心者のための幸せガイド(2023年製作の映画)

3.5

離婚した女性が心機一転のためロングトレイルを
歩くツアーに参加する話

キャンプ、スルーハイクの楽しさがこれでもかと伝わる良作、景色もキレイでロードムービーの楽しさもある
アパラチアン・トレイルいいな
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.0

思ってたよりも重厚な話で大満足
シャーロック・ホームズの妹ということで少年探偵団のようなミステリーかと思えば、しっかりアクションもあれば、社会的な問題、殺人も関わってくるしで見応えがあった
そして衣装
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.0

2つの組織を股にかける諜報員の話で序盤でその正体を明かすというのは割と斬新な脚本だし、アクションの見ごたえもあったのだが、キャラクターの背景に今ひとつ感情移入できなかった

とんび(2022年製作の映画)

3.0

昭和だからこその人情味あふれるの人間ドラマ
映画よりも話の展開的にドラマの方がいいなと思っていたら、元々ドラマ版もあったことを後から知る
昭和を表現している美術が見ていて面白かった
ただ3歳の子どもを
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カーゴ(2013年製作の映画)

4.5

ゾンビ短編映画
自分の先がわかってるからこその愛情
この状況であれば親子関係でなくても自分は他人のために行動できるのかなって考えてみたり、この映画を通して自分の人生を説いているんじゃないかと考えてみた
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ティファニーの贈り物(2022年製作の映画)

3.5

程度の良いラブロマンス
お互いプロポーズをしたあとに惹きつけられるという、めちゃくちゃ瀬戸際からスタートする恋

既存のストーリーであればお互いの相手が嫌なヤツという描かれ方をして破局になるがそこまで
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

3.0

コンテナで漂流するワンシチュエーションでありながらも、色々と仕掛けが多く飽きずに楽しめた

ただこういう作品はなぜか妊婦ということが多く、今作もそうであるが今回はしっかり生きるための希望として描かれて
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.5

和製スタンドバイミー
めちゃくちゃグッときた作品

油断してたけど特に良かったのがエンドロール中のカット
太陽、俳優の動きも画角も完璧で尚且、風が強い中ドローンであんなに綺麗に撮れることも凄まじい
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ジェラルドのゲーム(2017年製作の映画)

3.5

ベッドに拘束された女性が脱出するまでを描いたスティーブン・キング原作のワンシチュエーション作品

一人ではあるが自分の中の天使と悪魔と協力する珍しい脱出もの、話が進む終盤で急にグロテスクになり見められ
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.0

予告ではそんなにハマれず映画館では見なかったがCG使いまくりのエンタメアクションだったので見るべきだったと少し後悔

ウィル・スミスが最高の殺し屋的なポジションだから冷酷かと思ってたけど結構人間味があ
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.5

ホラーの設定としては現代風で面白いが内容は正直イマイチはまれず
ただただ濡れた木材がめちゃくちゃ簡単に燃えるのは気になった
ラストの海にある鳥居に向かって歩くシーンは切なさと美しさが共存してて見惚れた

スマイル(2022年製作の映画)

3.5

前評判が良かったからハードル上げすぎてしまった印象
ホラー映画らしくジャンプスケアが多用され、ガスライティングのような心理的怖さもありつつ、フリップオーバーのような撮影の工夫もあり面白かったけど
12
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イレイザー(1996年製作の映画)

3.5

頭空っぽで楽しめる90年代のアクション
あそこまで献身的に初対面の自分を守ってくれるのならシュワちゃんじゃなくても惚れる

やっぱりシュワちゃん最高

ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

4.0

シリーズ2作目
比べるとコメディタッチが増え、死に様もさまざまでファイナル・デスティネーションシリーズのよう

展開的には前作が好きだったからコッチの道にいくのはやめてくれーって思ってたけど、前作より
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

4.5

ベビーシッターのコメディものかと思ったがホームアローンにホラー要素を足したような作品

前半に蒔かれた伏線回収も綺麗だし、音楽の使い方、キャプションも現代風で見ていて楽しい、主人公の成長もテンポよく進
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ザ・カンファレンス(2023年製作の映画)

3.5

能力開発研修の場に殺人鬼が現れるという王道的なスラッシャームービーなのだが、どこか薄暗いカラーグレーディングにシンプルな音楽、スウェーデンらしさがあり新感覚のホラーといった感じ

場面転換のカットや終
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.0

モンスター・パニックの王道と言えるような展開が多く、最後までハラハラしながら見られる作品

割と序盤でドラマパートの肝となる父と娘のわだかまりが解消するのでショートフィルムと勘違いした

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

正直ストーリー自体は今では特別珍しいものではないが、演技、音楽、画面の美しさが邦画の中で群を抜いてレベルが高かった
特にクライマックス風景写真のようなカット、瞬きできないくらい美しかった

久しぶりに
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.5

自閉症の息子と老いた母親が地域コミュニティに触れながらそれぞれ自立していく物語

塚地武雅のやり過ぎに見えるがこういう人もいるよな〜という名演
物語的に言えば前向きであり後ろ向きでもある作品

ゴシカ(2003年製作の映画)

3.5

心理学者の女性が目が覚めると女子刑務所にいたって話であらすじから予想してた展開とはまるで違う方にいってしまったが、霊の仕業か?本当に自分が狂っているのか?ガスライティングなのか?とハッキリしないでユラ>>続きを読む

カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

4.0

空港から始まるラブロマンス
鑑賞後の感覚としては「ビフォア・サンライズ」に近い
登場人物で嫌なやつがいないので引っかかることもなくサクッと見れる良作

ジャミーラ・ジャメルがストーリーテラーと「運命」
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ヒーローキッズ(2020年製作の映画)

3.5

ロバート・ロドリゲスが描くヒーローたちの子どもが主役の物語

テンポよく、緊張感もなく気楽にボーッと見ていたら上手いこと裏切られた
久しぶりにスパイキッズの緩さを思い出した

ワイルド・スピードのハン
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