海月さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

海月

海月

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私の男(2013年製作の映画)

3.7

やっぱりあの原作を2時間の枠で実写化するのは多少無理があるというか、少し首をひねる表現部分もあるが全体的に良く出来た映画だと思う。
まず映像と音響が素晴らしい。
カメラワークは細かい暗い痛い鋭い部分も
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女子ーズ(2014年製作の映画)

4.0

笑った笑った。
最高です。二郎さんのアドリブが面白すぎ。くっだらなくて面白い映画。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

これは‼︎これは素晴らしい‼︎
なんの情報もなく暇つぶしに観たんだけどノーガードのところを思いっきりやられた。
ガツーンと頭を叩かれた感じ。
映画館であんなに泣いたの初めて。
これもアメリカの社会問題
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ロバート・デ・ニーロ エグザイル/ビーイング・フリン 〜僕と父さんをつなぐもの〜(2012年製作の映画)

3.7

これは素晴らしい。
アメリカの社会問題も取り入れつつ父と息子の感情の入れ具合方が絶妙。
どうしようもない父とそれを拒絶しながらも自分も同じように落ちて行く息子のもがき苦しむ姿。
父と息子が作り上げるラ
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.0

園子温監督の悪ふざけ映画(笑)
まぁ程度よくB級で笑えるよ。
二階堂ふみも良いし星野源面白いしね。

なまいきチョルベンと水夫さん(1964年製作の映画)

4.0

もう何もかもが可愛いくて可笑しい映画。

スウェーデンのウミガラス島が舞台の映画なんだけど家とか家具も北欧デザインで目で見ても可愛いし。

登場人物がみんな可愛いくて。
子供達も可愛いしおじいさんも可
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海を感じる時(2014年製作の映画)

3.9

恋愛において男は常にズルいなぁと。
そして改めて人を好きになるって怖いことでもあるなぁと。

素晴らしい青春映画です。

エンディング曲の『泣くかもしれない』は泣くかもしれないよ。

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

3.4

vol.1に比べると笑いは少なめで話の本筋に入っていくんだけど、まぁ兎に角色情狂なんだわ(笑)
エクスタシーがないと生きて行けない女。

哲学や宗教や人生感や視覚嗅覚五感をごちゃ混ぜナポリタンって感じ
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.2

映画全体に流れる不穏な空気と描かれる狂気。
田舎独特の不穏な怖さ。

花宵道中(2014年製作の映画)

3.5

もうね、王道なんですよ。
悲哀物語でね。
少女漫画の王道なんですよストーリー的には。

素敵な王子様出現に女性はきっと萌えます。
思わずあまーいって叫びたくなります。
男だってきっとモテテクの勉強にな
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.4

なんとも言えない可笑しい映画である。

いきなり主題歌ラムシュタインで思いっきり突っ込み入れたくなる。メタルかいってw

全員八章からなるそりゃもうセンセーショナルな性のお話。

二歳でそれ(性器)に
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悪童日記(2013年製作の映画)

5.0

これは素晴らしい。

音も素晴らしい。メインとする音のインパクト、効果音や音楽のタイミング、風や水や足音の砂利の音の抜き方など細かい箇所。

役者の表情から出立ち。

場面場面が詩的。
それもスケベっ
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毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.1

その名が「マゾヒズム」の語源にもなったことで知られる、19世紀オーストリアの小説家レオポルド・フォン・ザッヘル=マゾッホの自伝的小説「毛皮を着たヴィーナス」をもとにした戯曲をロマン・ポランスキー監督が>>続きを読む

ストックホルムでワルツを(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スウェーデンの世界的ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの半生を映画化したドラマ。
モニカ役を人気ジャズシンガーのエッダ・マグナソンが演じてます。
本当に素晴らしい歌声だし美人だし歌ってる時の細かい顔
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メビウス(2013年製作の映画)

4.0

オイオイオイオイ!
ちょっとちょっと‼︎
やってくれたなキム・ギドク‼︎‼︎
地獄地獄地獄だなこの映画!!
ここまで地獄だともう笑うしかない‼︎上映中吹き出すか声なき悲鳴あげるかのオンパレード。観客泣
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日々ロック(2014年製作の映画)

3.0

痛快で何にも考えずに観れて笑えて感動できます。
正直今までこうゆう映画は沢山あるし二番煎じ三番煎じな内容ですがそれはそれだけいつの時代も求められているということ。
泥臭くてダサくてロックな青春映画です
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紙の月(2014年製作の映画)

2.2

うーん…
全体的に場面と音楽が合ってないと思った。そこが気になって入り込めなくて。

あと真面目だけが取り柄の銀行員OLがお金や男に徐々に落ちていく心情をもう少し丁寧に扱ってほしかったなぁ。
不倫に落
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.6

かつての傷付いたティーンエイジャー達に送りたい映画。

10代の少年少女を対象とした短期保護施設(ショート・ターム)を舞台に、誰にも言えない心の傷を抱えた女性と子どもたちが、大切な誰かとともに生きる喜
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最後の命(2014年製作の映画)

3.1

原作のファンなのでちょっと怖かったんだけどちゃんと映画としてまとまってました。
ただ原作では桂人、冴木、香里にどっぷり感情移入できたけど映画ではあんまり。演出でかな?その辺だけマイナスかな。やっちりの
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.5

大好きこの映画。

全ての言葉にセンスがずば抜けていて哲学が美しい。
自分のアメリカの大好きな部分が詰まってる。
劇中に流れる音楽が凄い好みの曲ばかりで場面にもハマってるし大好き。サントラ買いたいです
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ITECHO 凍蝶圖鑑(2014年製作の映画)

4.2

嬉しい。
この世界が映画になって。
同じ住民として祝杯を上げたい。
伝説の反社会的雑誌BURSTを映画にしたような。

所謂、一般の、世間から少しズレた人間達のドキュメンタリー。

登場する人達はレズ
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オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

3.7

ビート・ジェネレーションを代表するジャックケルアックの原作だけど何歳になってもこういう話、映画は好きだなぁ。

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.7

コーエン兄弟らしいな〜って。
不運が続いて堕ちてくんだけどそういう時こそ人生が動き出す。
個人的には大好きな部類の映画。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

中学とか高校生くらいに始めて観たんだけどその時受けた衝撃と影響は今だに忘れられない。

ワンダフルワールドエンド(2014年製作の映画)

3.0

今まさに青春をもがき生きてる人が見たらきっといい映画だと思います。

娚の一生(2015年製作の映画)

2.8

最初トヨエツと榮倉奈々って全然イメージとちがーうって思ってましたが見てくうちに慣れていきましたね。
でもやっぱり線の細い枯れ男にやって欲しかったなぁ。
これはこれでいいんだけどね。
原作は独特のリズム
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コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.8

ジムジャームッシュが好きなら絶対ぜったいゼーッタイ好きな映画だね。
まぁ自分はジャームッシュ大好きなんでこの映画ももちろん大好きです。
ってゆーかこの監督も絶対ジャームッシュのファンだろ(笑)
この煮
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ニック・ケイヴ 20,000デイズ・オン・アース(2014年製作の映画)

3.7

ぅうおおおおおっっ‼︎‼︎‼︎
ニックケーイブ‼︎‼︎‼︎
サイッコーだわニックケイブ‼︎
何歳になってもかっこいい‼︎
てゆーかこれ映画としてもすごく良く出来てた。
非常にクリエイティブで文学的。
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マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画(2015年製作の映画)

3.7

これはあれだ、純愛青春映画だ。

ものの見方、角度、立場を変えれば誰でもマイノリティにもマジョリティにもなり得る。

もんまさんがやたらめったらかっこいい。

ラジオの恋(2014年製作の映画)

3.0

いい映画ですよ。ほっこりしますから。
有名な人はあまり出ていませんがそれもこの映画の魅力の一つになってます。
広島が舞台でね、広島の単館で上映されてたみたいですけど口コミで広がったみたいです。
きっと
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(2014年製作の映画)

4.0

性犯罪被害者は永遠に繰り返さなければいけない。
絶望、怒り、喪失感、自責の念。希望が見えたと思えたらすぐにまた落ち、あらゆる負の感情を永遠にループする。

監督自身の実体験らしいがこれを映画に出来たの
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酒中日記(2015年製作の映画)

3.5

横丁で軽く一杯やってからビールとポップコーン片手に観てたんだけど最高だった。
こりゃズルい。
こりゃめっちゃ好きなやつや。
こりゃめっちゃおもろいやつや。
酒飲みにはたまらん映画。
酒飲んで楽しそうな
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トゥーマスト ギターとカラシニコフの狭間で(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自由のための戦い。武器は、音楽。
サハラ砂漠の遊牧民、トゥアレグ族のバンド「トゥーマスト」。
誇り高き彼らは支配と反乱の歴史を塗り替えるために歌う。ギターをかき鳴らす。闘いの音楽トゥーマスト。
トゥー
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ダムライフ(2011年製作の映画)

3.0

うっわこれ…
超怖い…
ブラックユーモアの部分もあるけど超怖い。
まあ低予算で作られただろうからチープなCGとかあるけどそこはスルーして演者の目の演技、表情が不気味さをよく表せてます。