kurageさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

物語として腑に落ちないところはあったけど、映画としては面白い。物語が動き出してからがスピーディーな展開で、ラストまであっという間。

祭りの準備(1975年製作の映画)

4.0

強烈だ。人間の性の描き方が強烈で圧倒された。
バンザーイ、バンザーイ❗️

人生タクシー(2015年製作の映画)

4.3

いのちをかけて撮っているのに、それを感じさせない。フィクション、ノンフィクションがない交ぜになりながら現実を訴えている。

聖の青春(2016年製作の映画)

3.7

主演の松山ケンイチはじめ、キャストの演技が素晴らしい。
この映画を観るまで村山聖のことは名前を知っているくらいだった。
ひとりの人生に関わる人たちの人生が重なる。
重厚感のある内容だった。
ただ、たま
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

4.0

長さを感じさせない、鮮やかなコメディ。
ありえない世界に、なぜかリアリティを感じる。

愚行録(2017年製作の映画)

3.9

ゆっくりと解き明かされていく未解決事件の背景。事件には理由がある。小出恵介。ううむ、薮の中……。

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.7

ダイアン・キートン、ジャック・ニコルソンの茶目っ気のある演技が好き。
いい年齢だからもう少し恋愛に対して複雑な心情を描いても、と思ったけどロマンティックコメディーだから、いいのかな。
チャーミングに歳
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

怖い、怖すぎる。今のアメリカで実際にありそ過ぎて。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

原田監督の作風はかなり好きだけど、これは終わりに向けて松重さんマターな尻すぼみな感じ。ちょっと複雑にし過ぎた?
木村拓哉の役、何気ない所作など気になる。いちいちポッケに手を入れて歩く人、いるかな。カメ
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

4.1

骨太の人間ドラマ。その後、あまりにも速いスピードでメディアの事情が変わっていったものだから、当時の報道の様子を残している貴重な時代の記録ともいえるだろう。
シーンの重ね合わせ方など構成と編集に注目して
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.3

ロングステイの旅先でありがちな、ひと夏のアバンチュール。
モテモテなハビエル。懲りもせず女を口説くラテン男役はノーカントリーで見せた異様さとは異なる妖しさ。キャラクターや何気ない会話が魅力的。個々の愛
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.1

昨日観た『カメラを止めるな』は、昭和の名作へのオマージュなのかもしれない。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

のっけから画面に酔ってしまったが、素晴らしいホームドラマとものづくり愛に触れてもう何が何だか。

砂の器(1974年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

点と点が結びついて線となっていくストーリーの巧みさ、サスペンスタッチからの実はハンセン病患者への差別と偏見、親子の宿命がテーマだったことへの驚き。ピアノ演奏のシーンは込み上げてくるものがあった。

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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.7

当て書きしたかのようなサトエリのビッチっぷり。姉妹の本質を突いた会話のやりとりが凄い。永瀬演じる長男の心のひだが見えてこなかったのがちょっとだけ減点。能登小さな村、古民家、田んぼという限られた空間での>>続きを読む

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

amazon primeではなく、スクリーンで見るべき作品だった。2時間、あっという間!

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

脚本、残念。中盤が良かっただけにラストがご都合主義では。ドキッとする印象的なシーンがいくつかあっただけに、すごく残念感が漂う映画だった。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

見終わった後の爽快感。
学生時代の友人を思った。
ここまで濃い関係性ではなかったけど。濃くなるためには乗り越えなくてはいけないものがある。
キャラクターの背景がインドあるあるなところも面白かった理由の
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

宮沢りえの巧みさに引き込まれ、感情移入をしてしまう。でも、冷静に考えると、ラストシーンの設定に無理がある。あれはいただけない。
杉咲花は今後が楽しみな女優さん。お願いだからイケメンヒーローのサブキャラ
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レオン(1994年製作の映画)

4.0

久しぶりに観たけど、前回は自分も若く、監督のマチルダの描き方にちょっとした嫌悪感があったので楽しめなかった。
でも今はマチルダの唯一無二のファムファタル感が素晴らしいと思えるし、レオンの無垢さがせつな
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

追記
2回目観賞。

合間に他の映画をいろいろ観たせいだろうか。自然な感じのなかに作為的な目線が表現に感じられて、鼻についてしまった。3回目はどんな風に思うだろうか。是枝監督の作品は、他の原作者がいる
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

一杯のラーメンに、こんなに思いを馳せられるなんて❤️

帝一の國(2017年製作の映画)

3.8

なかなか成長しない帝一が、私的にいい感じの方向で成長していて、かなり楽しめた。
ラストはいろんな意味に捉えられるのも好み。

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

久しぶりのヤクザ映画。
広島を舞台に組の抗争を抑えようとする刑事。
ただただフツーに生活する人たちに危害が加えられないよう……。
日本でしか作れない日本ならではの映画とは、これいかに。
続編が気になり
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

4.1

心の温度を失くした孤独な男。正視できないグロさを想像させるシーンがのっけから続くがぎゅーっと引き込まれていく。これがまたうまい。

母と名乗る女の登場。色っぽくて母に見えない。オモニの愛の深さは海より
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.0

中盤で驚く事実がさらりと。時間は人の思いとは関係なく勝手に進んでいくものだなあとしみじみ。自分も過去を振り返ってみたり。
じわじわと余韻がやってくる、するめのように味わい深い映画だった。

キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.1

何でもない日常に起きる誰にでも起きそうなちょっとした事件を描いている。突然、こんなハプニングがあったら面白いなあと思う。人生は捨てたもんじゃないのだ。

追記:役所広司は本当に演技の幅の広い役者さんで
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