mariモさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.2

露悪的で閉じられ世界のようで、外部のようなものがない。けどもまぁ、

HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.4

サラッと流れるように描けてると思うけど、肝心な所にいけてないような。家族のアクシデントは重要なものから避けてしまったかの印象。それによって得られるのは俗的な彼と幼馴染の関係だった。

ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015年製作の映画)

3.5

環境の反転。目高と監視カメラ。
鬱屈そして日々の蓄積がそこまで積もらず。ラストはシンプル。

秘密と嘘(1996年製作の映画)

3.6

会話は切り返し。たが未発達な関係性や劇としたものには同一フレーム。

スティルウォーター(2021年製作の映画)

4.0

物語がズレにズレ、そして反復行為の果てに偶然がやってくる。その様を見事に切り取る。不意にテーマを露出させる。最後の言葉はキマっていた。テンポや軽快さを無視し、鈍重さや停滞感を選んだ正しさ。それには14>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.4

事象と目的はどうでもいいってこと。そこに必然性などない

愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

4.0

見る見られるの構図だったり、反転だったりあれど、どうしてこうなったを見せ方や気付きで物語にしてしまう力。最後はあっぱれ。

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.6

悲喜劇ベースのポンポンと進んでいく心地よさ。この世界は複雑であるというのはちゃんと分かりやすくわかる。
手話(そして双眼鏡で見る行為)って内的で閉ざされた、外部に影響されない何か確実めいたコミュニケー
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大逆転(1983年製作の映画)

3.0

差別したことへの反省やアップデートができる=成長するとかではない。勧善懲悪な物語と結局は金であるといういかにもさ。

メランコリック(2018年製作の映画)

3.0

リアクションが平坦化している。
よって物語が流れている。もっとドキッとできるかと思ったのが本音

アマチュア(1979年製作の映画)

3.8

主人公の顔がいい。ボヤッとしてる。
外に向いていたものが内に。撮ること。

審判(1963年製作の映画)

3.3

会話が成立しないことの気持ち悪さ
コメディとしてはなー

二重生活(2016年製作の映画)

2.9

そもそもカメラで物語を切り取ること人物を映すこと自体に監視や覗き見るという行為が付与される。尾行するという行為が映画的に前提にプラスになるかというとそうでもないのだなと。何よりこの映画はスリリングさが>>続きを読む

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男(2019年製作の映画)

3.9

画的な暗さがことごとく気持ちいい。
十何年にもわたるので、描写の切り取り、そこには経過することの恐ろしさと独立した違和感の蓄積。
左上クレジット。

ファイブ・イージー・ピーセス(1970年製作の映画)

3.6

個々のエピソードを切り取って貼り付けてるような、ここではそんな自由さが楽しかったり。トラックに載ったピアノを演奏しながらどっか行っちゃうとか、まさに彼自身なようで。カットのつなぎが潔よく大胆。

キャロル(2015年製作の映画)

4.0

視線の強度が冒頭からラストへ証明されたかのような。個々のディテールが強い、美しい

藍色夏恋(2002年製作の映画)

3.7

空虚に並べれた椅子の中での問答とその後の片づけ。学校の内での出来事が多くて、小さな世界と駆け抜ける自転車という、青春映画としてのシンプルさ真っ当さというか、人生のスタート感。