潔いぐらいに欲望に忠実であること、良くも悪くも会話劇としての心理と直結したストレートさ。
パンとフレームインアウトする人物たち。
時空感もかなり変化する中で、上手くまとめてるとかじゃない映像的羅列。さらっと凄いもの観れた感。
最初から何も変わってない、性格だけで突き進んでく清々しさ。ただこいつを見つめる他者の視点がもっとあってもいい
蛍光灯から天井のひび割れからの少年へのティルト。
即物的なようで、内的に入ろうとするけどウェットではない。制御されたものの美しさ。
好きの共有から露悪的で内輪受け暴露大会までもやるコミュニティに嫌悪(そもそもこのエピソードが面白くならない)。
ナレ語りで何か大事な部分を逃しているようで流れてしまっている。
前後間の時間軸いじくりも>>続きを読む
かなり酷な話で逃亡劇に徹しようとしてるけど、展開のだらしなさというのは感じてしまう。面白くならない。
少年はいきなり走り出す。靴を履き、ドライバーを手にし走り出す。目の前で車が横転し少女が現れる。2人で走り出す。
なんならフラッシュバックがいらんぐらいの2人の親和性というか吸引力。
事象が続け様に起き>>続きを読む
本当に変な映画なんだけど、映画に対しての大切な想いって相当あるんだなシャマラン。ナルシズムとは完全に切り離された想いに昇華していたよ!
かなりドライ
一見独特な質感をカメラが寄与してるように見えるけど、まあ見慣れてくるとそれだけというか。でもこの映画とには合ってるとは思う。狂気云々は良くも悪くもハッキリしていて、男の見せ方はうーんとは>>続きを読む
ムラ社会と閉鎖性、そして最大の関係性である家族の内実とその葛藤。
確かにドロっとはしてるけども、そのスリリングさってそこまでなんだよね。そして時間性がダラっとしてる。
色々な何か映像的なものがごちゃごちゃしてる。ゴロっと示されるものは潔い省略とかでもない。言葉にしすぎ。顔しすぎ。
何か悩んだり苦しんだり葛藤したりではなく、サラッと告白できるようなタフや溌溂さとも違う内的なもの。
電車の乗り継ぎ
また違った東京を見れた。
ルーティン。作って、食べて、洗って…。カットも構図も行為も反復を繰り返すが、微妙にズレていく。というかはなから同じなんかではない。ドキュメンタリックそうで全然ドキュメンタリックではない何か。部屋に蠢く>>続きを読む
グラっとしてるホアキン魅力的だな。
しれっと外連味があったりして、アガる。シーンのラストの引き画。
実はこっちにも抱えてるものがあってだなという不必要な程の配置とバランス。な分途中独立したものとして空転しだす。