Libertaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.9

カンザスからニューヨークの証券取引所まで直線のファイバーケーブルを引き、0.001秒だけ通信速度を早めることで大儲けしようとする人たちの映画。実話を元にしているとのことです。
主役のジェシー・アイゼン
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

2.5

中国発のアニメ映画ということで中国語で鑑賞しました。
思ったより絵が綺麗だったのと声優が上手だったので中国のキャッチアップ能力の高さを感じました。
ストーリーは、人類の自然破壊により住処を奪われた妖精
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

2.8

三谷幸喜監督の新作で、記憶を失った総理大臣が心を改め、自分と、自分の周りの人間関係と、そして政治を変えていく映画。
これを政権(及び日本政治)への批判ととるか、政治を題材にしたコメディととるかで評価は
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.9

二階堂ふみは役に求められてることをあんまり理解してない気がしました。真面目な女性が初めて恋をしてタガが外れてどハマりしたのだから、もう少し鬼気迫る感じで相手を求めないといけないはずです。

フォーカス(2015年製作の映画)

2.7

スリ&詐欺の達人と金髪ねーちゃんが色んなことして大金を稼ぐ話です。典型的なコンゲーム系の映画で、ドキドキはするので、退屈な人生の2時間を退屈でなく過ごすためには十分ですが、この手の映画はごまんとあるの>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.1

いい映画です。幼い頃の事故のせいで耳鳴りが止まらないため常に音楽を聞いている主人公ベイビーが銀行強盗の運び屋として働く話。ベイビーの聞いている音楽と場面の展開が符合していて、見ていて気持ちのいい、絵コ>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.6

いい映画だと思います!実際の企業の創立期に題材をとって、しかもただその企業を賞賛するだけでなく悪いことも含めて描く映画ってあんまりなかったのではないでしょうか?「ココ・アヴァン・シャネル」とかあります>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

2.6

タランティーノ頭狂ってるわ。。。と思ったら実際にあった事件をモチーフにしているということでびっくりしました。ディカプリオとブラピは萌えます。シャロン・テート役のマーゴット・ロビーはやたら綺麗だな〜と思>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

>あらすじ
同じ「東北」でありながら被災地ではない秋田県で、親戚でありかつての恋人でもある2人が久しぶりに出会ってセックスしまくる映画です。

>論点
①人のいない実家、②災害救助で活躍した自衛隊は日
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.4

レイチェル・マクアダムス(「きみに読む物語」のヒロイン)の圧倒的なかわいさにひたすら圧倒され続けるだけの映画です。
自分の過去をやり直せる力を持った男が、その能力を使ってレイチェル・マクアダムスと付き
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羅生門(1950年製作の映画)

3.3

タイトルは「羅生門」ですが、中身はほとんど同じ芥川龍之介の「藪の中」に題材をとったもの。
藪の中で一人の侍が殺されているのが見つかる。それに関わったと考えられるのは当時の京都で悪名高い多襄丸、侍の妻、
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ピータールー マンチェスターの悲劇/ピータールーの虐殺(2018年製作の映画)

2.9

200年前に起きた、イギリスの天安門事件とも言うべき事件の話。織工の町マンチェスターで参政権や生活の改善を求めた市民の平和的な集会が当局によって暴力を伴う介入を受ける。
こういう事件があったということ
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

1.3

言わずと知れたライオンキングの映画です。
どうしてハイエナは悪者だと決まっているのでしょうか。仮に悪者だったとしても、どうして殺し合わなければいけないのでしょうか。冷戦終結直後の1994年には「真の王
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.8

電車の中で出会ったアメリカ人の男とフランス人の女が、ウィーンで恋に落ちる話。
恋愛映画の王道みたいな紹介のされ方が多く、そう思って観ても確かに観れなくはないと思うけど、少女漫画の実写化のような意味での
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.2

滅びゆく者の狂気や美しさが効果的に描かれています。ソ連軍がすぐそこまで迫って砲弾も届き始めているにも関わらず、まだ勝てると信じて疑わないヒトラー、その後を継いで徹底抗戦したヒムラー、滅びを悟りながら乱>>続きを読む

シード ~生命の糧~(2016年製作の映画)

2.2

「20世紀に種子の94%の種類が失われた」というのはショッキングな数字ですし、化学薬品会社が遺伝子組み換えの種子の特許を独占しているということ、それによって起きる自然の種子の駆逐、農家の従属(毎年種子>>続きを読む

ハード・コア(2018年製作の映画)

3.8

「ちゃんと生きた」くて、曲がったことが許せないために、ヤバめの右翼集団の「世直し」資金にするための埋蔵金を日々探している兄・右近(及び友達?の牛山)と、要領よく生きて商社マンになった弟・左近の前に謎の>>続きを読む

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.3

1人の孤児がいかにココ・シャネルになるかを描いた映画です。自分が嫌いで、誰も信じられず、だからこそ鋭い洞察を手に入れてしまうという皮肉。シンデレラ・ストーリーを拒否して自立したというテーマなのかもしれ>>続きを読む

世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―(2010年製作の映画)

2.0

デジタル化し、フラットになりつつある世界で、オーダーメイド、少量生産にこだわって本を作るドイツの出版社のおじさんの話です。考える契機にはなりましたが、このシュタイデルというおじさんの思想に僕は賛同しま>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

3.6

マイケルムーアがトランプ政権を批判した映画です。彼は以前にもブッシュ政権を批判した映画を作っていて、そのタイトル「華氏911」をセルフパロディしてこの映画のタイトルをつけたということです。
要旨は、ア
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごい映画を見てしまいました。
一組のポーランド人カップルが冷戦下(物語のスコープは1949-1964)に東側と西側を行ったり来たりしながら愛し合う,という映画です。
写されるものと写されないもの(白
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

4.6

前田敦子演技上手い。内容も覚えてないけど良かった記憶がある。

バーティカル・リミット(2000年製作の映画)

3.4

「ハウスオブカード」でケヴィン・スペイシーかっこいいってなる→ケヴィン・スペイシーが見たくて見た「マージンコール」でサイモン・ベイカーを発見する→サイモン・ベイカーが見たくて見た「メンタリスト」でロビ>>続きを読む

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.7

矢継ぎ早に指示を出すケヴィン・スペイシーが見たいと思って見た映画。ケヴィン・スペイシーも見れるけど、サイモン・ベイカーかっこよかった。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0

高橋一生×長澤まさみということで、絶対いいやん、と思って見たが、そこまででもなかった。これ(バリキャリのリケジョ役)と、あとマスカレードホテル(ホテルマン役)見て思ったけど、長澤まさみあんま頭良くない>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.4

B級なのに人気ある系のSFホラーです。1951年にも同じ題材の映画が撮られているようですが、人気なのは1982年のジョン・カーペンター監督による方です。
南極観測基地の隊員が、眠りから醒めてしまったエ
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