クーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

・信用できる監督作を観る安心感。期待値を超えてくる鑑賞後の満足感。
・上白石萌音の演技が素晴らしい。PMS症状になる瞬間の顔つき、言葉遣い、演技に見えなかった。
・二人の周囲の生と死の描きが少し中途半
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一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.3

・3つの話、いつかは1つにつながるのかと思っていたら、まったく繋がらなく、少し肩透かし。
・八丈島の話は、ちょっとテーマがずれていないか?ほとんどコメディじゃないか。
・カルーセル麻紀、前田敦子の熱演
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熱のあとに(2023年製作の映画)

3.0

・ホストを刺した女の事件、覚えていたよ。あの事件をもとに作られた本作、観る前までは楽しみだった。橋本愛のビジュアルも良かったし、、
・最初は良かったよ。最初はね。だんだんと何言ってるかわからなくなって
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.3

・ポールダノのなんとも言えないビジュアル。笑かしに来ているのかと思ってたら、実物の人物に寄せて来てたのね。
・何気にキャストが豪華。アメリカフェレーラを見れるとは!セバスチャンスタンにシェイリーンウッ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

・鑑賞後に感じた事、なんて不思議な感覚なんだろう?無茶苦茶に爽快感がある。こんな爽快感は近年感じたことなかった。
・終始、エマストーンの映画だ。彼女以外に演じられる人はいなかっただろう。幼児の演技から
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.6

・1作目と比べれば、何の工夫もないストーリーであったが、それなりに面白かった。
・これはDCでロキをやっている様な印象あり。パトリックウィルソンが性格のいいロキを演じている感じ。
・ノリの良さもマイテ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

・綾野剛が言うカラオケ行この一言がむちゃ響いた。
・ヤクザの存在そのものが、遠くになり、ファンタジーになってしまったなぁとしみじみした。
・思春期の悩みの描きが足りないと感じながらも、歌の力で押し切る
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.5

・韓国らしいなぁ。ユートピアではなくディストピア世界の寓話。
・しかしながら、今観るべき凄いタイミングで公開された。能登の避難所は大丈夫だろうか?とよぎっていたら、ガザ地区の問題すらも内包していると感
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.4

・笑いに対する狂気は伝わってきたが、あまりのコミュ障ぶりにドン引きした。
・オードリーの作家チーム何か意地悪いことしたか?
・ツチヤ氏の周り、優しい人ばかりで、恵まれ過ぎているじゃないか。あの態度を見
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

2.5

・エクスペンダブルズ1作目を作った志をまったく忘れてしまったのではないか?
・誰もエクスペンダブルズシリーズを愛していない。スタローンでさえも!
・シリーズが続きながらストーリーはめちゃくちゃになって
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

・正直まったく観る気がなかった。色々な界隈で大評判になっていた声に押されて観に行った。
・結果、、、本当に観て良かった。この世界の片隅に、に匹敵するくらいの衝撃的な感動を味わった。
・なんと鮮やかな色
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.6

・グラインドハウスのフェイク予告が本当になった!あの予告にあったシーンがちゃんとあった。
・撮影はグラインドハウス的ではなく、キレイな映像で、スプラッタ描写も安っぽくなかった。
・単純なストーリーなが
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.3

・もはやストーリーを進めることを放棄し名探偵コナンみたく永遠に続くコンテンツを目指すのか?あれだけ優秀なスパイなら相方が殺し屋なんてすぐに調べがつくんじゃないの?偽装家族にする意味がわからない。
・本
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ハンガー・ゲーム0(2023年製作の映画)

3.3

・長過ぎる!150分以上の上映時間とは思ってもみなかった。ハンガーゲーム後のドラマが1時間くらいあって集中力が切れる。
・レイチェルゼグラーの歌唱がこんなに楽しませてくれるとは!
・ヴィオラディビスの
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.4

・アイデア一発でここまで見せてくれたのは見事でした。ドラッグやりすぎメタで、こんな話が出来るとは!
・ストーリーとしては、どう転がっていくのか、先が読めない展開に目が離せなかった。Jホラーの影響も感じ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

・観る前は、日本が世界に誇れるのはもはやトイレしかなく、ゆっくりと落日していく日本への鎮魂歌的な映画と思っていた。
・ヴェンダースの日本に対する思いは本物だった。日常の切り取り、描写がまるで異世界の様
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.5

・ワーキングタイトル製作のラブコメに外れはないだろうと思って観に行ったら、当たりだった。
・イギリスに住むパキスタンの家族というと、ボヘミアンラプソディを思い出す。フレディの時代から、すっかり定着した
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.8

・いつも通りのアキ監督作だった。まったく変わってない。
・幸せの国、フィンランドにも格差があり底辺の仕事をしている人々がいる。監督が向ける視線が相変わらず優しい。
・独特の色彩、棒読み演技、なんか耳に
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.0

・観るべきは短篇の方だ。だが、話がある訳ではなく、ただ、各キャラを見つけ懐かしむだけだが。
・ウィッシュだが、美術描写が雑過ぎ、スケールも王国というよりは村レベル。目を見張る水、氷等の自然描写もない。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.6

・チャーリーとチョコレート工場の前日談だが、世界観がまったく違うので、本作は独立した作品として観れた。しかもガッツリしたミャージカルで、ティモシーの歌声もなかなかだった。
・パディントンの監督だから、
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市子(2023年製作の映画)

3.8

・杉咲花の凄さを改めて認識した。凄く器用な俳優という印象があったが、凄みが増し末恐ろしさも感じた。演じられる年齢幅も広がった。
・時間軸が行ったり来たりし、背景美術もあまり変わらないから混乱はしてしま
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

・映画館で観て良かった。鬼太郎にはまったく興味がなかったが、色々な評判を聞いて足を運んでみたら、大傑作で感涙。
・犬神家の一族かと思って観ていたら、ちゃんと水木イズムが散りばめられ、おどろおどろしい妖
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.3

・昔の三池崇史だったら、もっとドギツかっただろうなぁ。Jの俳優が出ているからR指定にはできなかったのかな?
・脳にチップて、現実?SF?原作未読ながら無難にまとまっていたが、脳のチップでちょっと引いた
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

2.5

・なんだこれ?原作未読だが、、、まったくわからん。とりあえず日本人の悲惨な人権意識を見れた感じ。
・MCUのマーベルズで避難したスクラル人が日本に来ていたらこんな目に合うのかな?
・在日の人々への差別
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.5

・これが正統な続編?パート2はリンダブレア出てたからちゃんとした続編だよね。
あのテーマ音楽流しただけで正当と言われてもなぁ。
・今回の新作はまったく怖くなかった。冒頭の地震シーンが一番怖かったかな?
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.4

・ナポレオンの半生を描くには尺が足りなすぎる。色々なことが中途半端で、ダイジェストのようだ。
・で、ジョセフィーヌとの関係に焦点を絞っているのだが、その関係がよく分からず愛憎劇としても、面白みを感じら
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バッド・デイ・ドライブ(2023年製作の映画)

3.0

・いつものリーアムニーソンが拝めるだけでも感謝すべきか?
・でも少しお年を召したからか、肉弾戦はなし。
・で、犯人があまりにもツメが甘いおバカさんで、笑った。あそこで車に乗ったらダメだろ。銀行ち電話し
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(2023年製作の映画)

3.5

・お馴染みキタノブルーな撮影を見れただけで感涙。
・しかしながら、面白いシーンと説明的な退屈なシーンが交互に見せられるから、頭がぼうっとする。
・監督の興味は武将にはないのではないか?本能寺の変におけ
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.6

・ジェラルドバトラーの主演作に外れなし、と感じてるファンの一人。今作も充分に楽しめ、ラストでは不覚にも涙が止まらなくなってしまった。
・ちょうどいいジャンル映画、こういう作品をもっと観たい。
・乗客が
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人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(2023年製作の映画)

3.0

・たしかテレ朝の激レアさんで観た記憶があったかなぁ?別に映画にする必要があったのか?激レアさんで見た方が何倍も面白かったよ。
・こんな程度で人生詰んでると言われてもまったく憐れみも共感もない。
・深川
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.5

・ドラマシリーズを観ている前提でのストーリー。いきなり本作を観てもキャラ設定が分からないだろうなぁ。
・入れ代わり描写は楽しかったけど、敵に魅力無し。サノスより強いキャロルだからワンパンで倒せるんじゃ
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

・浅井リョウ作品の映像化は脚本家の力量が試される。桐島部活辞めるってよの脚色は見事だった。今作も脚色が素晴らしく、映画的に成功している。
・群像劇がどうやって1本の線に繋がっていくのか?不穏な気配をし
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花腐し(2023年製作の映画)

3.3

・昭和の話かと思ってたら、2000年代の話だった。それが驚き。
・日本映画界の底辺、やはり夢がない。この辺の話をもっと広げたら面白そうだったのに。
・昭和50年代くらいに、よく見られた同棲ストーリーを
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

・三丁目の夕日、永遠の0、アルキメデスの大戦、全ては本作を作るための伏線に過ぎなかった?
・俳優たちが過剰演技で、心中、状況説明するのは、いつもの山崎作品そのままだ。
・国と戦争批判をするセリフには胸
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

・フィンチャー作品を映画館で観たのは随分久しぶりだなぁ。
・映画館じゃないと、あの暗い画面や音響、スミスの音楽が満喫出来なかったから観る価値は充分に満喫。
・スナイパーの哲学を聞かされたようで興味深か
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

・こういうのが観たかった。スッキリするB級ジャンル映画。ハリウッドではあまり観なくなってきたなぁ。
・ナチの連中がクソ過ぎて、後半のザマァ展開が楽しみ過ぎる。
・人間はツルハシ1本あれば何でもできると
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