MKさんの映画レビュー・感想・評価

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碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.8

草彅さんの振り幅。知ってるつもりだったが、やはり凄い。仏のように穏やかな顔から、怒り狂った鬼の形相まで。本当に一人の人間と思いがたく、声色も変化していたようだ。人間なら当然ではあるが、逡巡や葛藤も内に>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

4.8

自分の深奥の気持ち・価値観(善悪含め)から、自分の周りのことについて、どこまで深く・広く関心をもてるか。日々の生活で手一杯なことも多いなかで。
例えばインターネットを使えば地球の対蹠点まで、何だったら
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クラユカバ(2023年製作の映画)

4.8

フィクションのはずだが、時代の雰囲気が好きな世界観だった。また、キャラクター達の微妙な表情変化も良かった。他の作品もみてみたい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

原爆を投下された国として、観て良かったと思う。作った人間の心情、使った人間の心情にも思いをめぐらすきっかけになった。それぞれの位置の人々の思いを想像し、暴力のない世界を改めて渇望した。

コットンテール(2022年製作の映画)

4.9

妻の苦痛・死に直面して憔悴し、魂が抜けたようになったり切羽詰まった夫の表情が、心に迫ってきた。自分が同様の状態に置かれたらどうなるか、考えさせられた。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.3

虚実の境界がない。翻って、自分が認識している世界も、あくまで”自分の”認識であって、他人からしたら虚構なのかもしれない。もっと平坦に考えれば、同じ現象を目の当たりにしても、自他とで受け取り方は違う、そ>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.8

登場人物達の笑顔や涙が、染みた。フィクションなのは分かってるけど、出てくる人々全員に幸せになってほしいと思った。原作にも興味をもった。

風よ あらしよ 劇場版(2023年製作の映画)

4.8

個人が、心が自由であること、は描かれている時代には難しいことだった。果たして、現代は容易だろうか。いつの時代も困難なことなのではないかと、思った。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.9

色々な感情を想像させる、表情。最高すぎる。映像美などの言葉があるが、空気感が、美しかった。スクリーンで観れてよかった。

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.8

ナポレオンの人間くさい所が描かれており、色々と考えるきっかけになる良作だった。彼の人生を確り知りたいと思った。

ショータイム!(2022年製作の映画)

5.0

主演のアルバン・イヴァノフの、各所の表情が良かった!沁みる映画。

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

4.8

風が吹けば桶屋が儲かる、みたいな。自分の言動が遠因、あるいは近因となって誰かの人生に影響しうる、ということを考えた。原作にも興味が湧いた。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

5.0

演技巧者ばかりで、まんまと心を動かされた。人間讃歌であり、観た後、満たされた。

私がやりました(2023年製作の映画)

5.0

この時代のフランスの雰囲気がまず好き。そして軽快な登場人物たち。観られて良かった。

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