けーはちさんの映画レビュー・感想・評価 - 83ページ目

けーはち

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キング・コング(2005年製作の映画)

4.0

超有名モンスター映画のリメイク。ピーター・ジャクソン監督の愛が重すぎて長い長い3時間超えの映画に。特別版は何と200分(長ッ!!)、ダルい、まとめきれていない、詰め込みすぎと取るか、はたまた贅沢で充実>>続きを読む

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.1

老境に差しかかりつつある戦士の哀切に満ちた自分探しの戦い。

★往年の英雄ランボーはタイのジャングルで蛇を獲り、ボート運転手として静かに暮らしていた。彼は「怒りのアフガン」を通り越した諦めモード。冷戦
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ツイスター(1996年製作の映画)

2.5

史上最大の竜巻と、それを追いかける気象学者たちを中心に描くディザスタームービー。

★本作を通して気象学者の主人公たちがやりたいのは、竜巻の観測機器をその中に投入することであり、竜巻の猛威から避難した
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.0

淡々とした、青春ロードムービー。リヴァー・フェニックスとキアヌ・リーヴスという美青年が演じる男娼の関係は、「風と木の詩」的な同性愛をテーマにした少女漫画──いわゆるBLの儚い美しさがある。

★リヴァ
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ワイルド・ギース(1978年製作の映画)

3.3

元軍人が傭兵としてかつての仲間と新兵を採用し鍛え、作戦から帰還するまでを描く傭兵お仕事映画。

★前半1時間は仕事の交渉、採用面接、練兵パート。後半1時間は作戦遂行パート。

★今の目で見ると、前半後
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

新興アパレル企業のバリバリ女社長と、定年後妻と死別してからシニア・インターン採用された老紳士との交流を描く、ハートフル・ドラマ。

★名優ロバート・デ・ニーロ演じるシニア・インターンのベンは、かなりの
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.8

こ、これは娯楽映画のミックスフライ定食やー!

★前作メイズランナーの謎に包まれた動く迷路を疾走する脱出ゲームから趣は一転。ポスト・アポカリプスのサバイバルや、ダッシュしてくるタイプのゾンビ・パニック
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.1

1ヶ月に1度、記憶を失くした少年たちが送られてくる場所。壁の向こうは機械と生体が融合した敵グリーバーが蔓延る迷路。少年たちは生き抜く道を探し、迷路を走る!

★印象としては、「ゲームっぽい」。自分の名
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

本作を2015年屈指の傑作映画に数える人は多い。映画熱が本作から再燃、エンジンを熱くてカラカラにさせた人も数多いだろう。かく言う私もその1人だ。

★世紀が変わってからもう15年を数えるのに未だに「世
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神秘の法(2012年製作の映画)

3.4

テレ玉の放送を視聴。宗教団体「幸福の科学」肝いりで作られたアニメーション映画だが、いや、なかなかの“珍味”だった。

★物語は、とある独裁国家に征服されつつあった世界を奇跡で救う宗教的寓話のようなもの
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.4

アケメネス朝のクセルクセス1世とスパルタの王レオニダス1世の戦いを描いた歴史アクション超大作。

★VFXをふんだんに用いた、砂埃の中に暗く淀んだ画面。意図的に構築された「汚れ」の美とでも言うのか。そ
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.6

ロンドンの下町住民たちがゾンビにワタワタ立ち向かう。「ショーン・オブ・ザ・デッド」のような、ユルさを楽しむコメディ・ホラー映画。

★本作は登場人物に老人ホームの入居者が多数いて、「本人主観では超絶必
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マイ・ドッグ・スキップ(2000年製作の映画)

3.7

本作は作家ウィリー・モリスが実体験を綴ったベストセラー小説が原作。構築美や波乱に富む物語性はないが淡々と静かに胸に迫る動物モノになっており、犬や猫、動物が好きな人なら、お気に入りの1作となることだろう>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.5

さすがに今見る限りは、テンポはゆったりだし、新味は無いよね。でも、偉大なSFホラーだ。

★平和なアメリカの南極基地に犬を執拗に撃ちまくるノルウェー国籍のヘリが襲来だ!震える手でダイナマイトを投げる男
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

5.0

ドリームワークスによる、3DCGアニメーション作品。少年とドラゴンの友情を描いたファンタジー冒険譚の傑作。

★本作の舞台は「害虫」ドラゴンを退治しながら生きるバイキングの島。技術者肌で気弱な主人公の
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アート・オブ・ウォー2(2008年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ウェズリー・スナイプス演じるニール・ショーという元スパイのバトル・アクション映画。

★本作はスナイプス実刑判決後初の公開作品らしく日本版パンフレットにもそうデカデカ書かれてたのを他の人のレビューで見
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ルーザーズ(2010年製作の映画)

4.1

陰謀により捨て石にされた軍人チーム「ルーザーズ」と、謎めいた美女が織り成す復讐劇。残念ながら日本では劇場未公開だが、相当の掘り出しモノと言える痛快クライム・アクションだ。

★南米ボリビア某所で空爆目
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.6

最強親父リーアム・ニーソンを復讐の刃が狙う!果たしてチンピラたちは無事でいられるのか?
ハリウッドの黄金パターン、崩壊(寸前)夫婦+娘の家族復活劇。凶暴親父の人災サスペンス・アクション巨編第2弾だ!
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ブレイド2(2002年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ヴァンパイアをも喰らう、新たな敵と対峙するブレイド!だが、実はそれはヴァンパイアの陰謀だった……?

★今回はギレルモ・デル・トロ監督。現代社会の闇に暗躍する吸血鬼を狩る都会派ダークヒーローだった前作
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.8

吸血鬼なれども弱点はなし。血への渇望以外には。

胎児の時に母親を吸血鬼にされ、半吸血鬼デイ・ウォーカーこと同族殺し(吸血鬼ハンター)となった男ブレイドを描く名作伝奇アクション。

アメコミ原作の映画
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トランスポーター イグニション(2015年製作の映画)

3.2

試写会で観てきました!主役を替え「トランスポーター」シリーズのリブート。

★主人公の運び屋フランク・マーティン役を新鋭エド・スクレインが演じる。ジェイソン・ステイサムに比べ線は細く、押し出しの弱さは
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.9

ヒーローオタクがコスプレヒーローを演っている中、いつしかリアルヒーローっぽい怪人父娘の復讐劇に巻き込まれる残虐・痛快ヒーロードタバタアクション。エグい悪趣味をスカッと趣味良く格好良く見せる異才マシュー>>続きを読む

バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.3

ヴァル・キルマーのバットマンはやや地味でも、悪役とヒロインが豪華キャスト。絵的インパクトは他シリーズに負けず劣らず。特にリドラー、ジム・キャリーの怪演は光る。
両親を殺された時の光景を悪夢に見てうなさ
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.7

特撮アクション・スーパー時代劇完結編。邦画の明るい未来を期待させる良い出来!

★前作で謎の男として最後に現れたのは作中最強の男と見られる、剣心の師匠・比古清十郎。演じるのは、福山雅治。好き嫌いは主観
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.7

・前半は環境映像
・後半はジャック・ニコルソンを観る映画

クラシック・ホラーで正直今の感覚で言うとモッサリした展開だけど映像美とジャックの顔芸は凄い。

10月から翌5月まで半年閉鎖する(経営は大丈
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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(2008年製作の映画)

3.6

人間世界で暮らす地獄から来た悪魔の子、ヘルボーイが織り成すデルトロ節全開のオカルティック・ダーク・ファンタジー!

アメコミ原作の映画だとは知っていたので「アベンジャーズ」的な垢抜けたヒーローが超能力
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.6

キャストも演技も演出も、邦画特撮映画として、あるいは人気漫画の実写化として、若手俳優を使った時代劇映画として、相当に高いレベルで結実していると思う。シンプルで絵作りの邪魔にならない緊迫感を醸し出す管弦>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.5

(「ピクセル」を観たので再視聴)ゲーム版「トイ・ストーリー」。アーケード・ゲーム世界のキャラクターたちはプレイヤーが見ていないところで勝手気ままにゲームの内外狭しと駆けめぐる!

とあるゲームの悪役で
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.5

ティム・バートンの趣味と酔狂たっぷりな怪作。豪華キャストで狙いすましたB級ぶりが清々しい。オチは怪獣大戦争のX星人…!

レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

2.6

超大味な三国志風中国時代劇アクション。一番良かったのは、盾を組み合わせて集団で矢から身を守りつつ進軍する戦術。重装歩兵のファランクスのよう。1対他のチャンバラを巧く見せることにかけては素晴らしい。それ>>続きを読む

レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

3.0

見所は実写・三国無双と言うべき1対多の状況で多方面からの攻撃をさばくジョン・ウー・アクション!時代劇特有の刀、槍を用いた殺陣の動きに注目。

新都で阿斗を助け出すエピソードでは1騎駆けする趙雲が物凄く
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.6

策略で養子にした孤児たちに情が湧いてしまった中年怪盗グルーの擬似家族が本当の家族になっていくまでのヒューマンドラマと、彼が一世一代の仕事として「月を盗む」という大立ち回りをする活劇が中心。グルーも最初>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

4.1

元怪盗グルーのスパイ大作戦というツカミはOK!彼を強引に引っ張る様々な秘密道具を活用する、「スパイ」のルーシーも荒唐無稽で楽しい。生き生きしたキャラとそれを十二分に動かす活劇を楽しめた。

娘を思う父
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.3

ビル・マーレイ演じる人嫌いの不良ジジイと、チビで弱虫のもやしっ子が触れ合うハートフルコメディ。

ベタだけど、シリアスシーンとか過剰な演出とか愁嘆場で引っ張るわけじゃない、喜怒哀楽に生死の描写は全体的
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ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

優秀なパイロットだった主人公が対テロ戦の遠隔攻撃任務で、徐々に精神に破綻をきたしていく。事実に基づいたドキュメンタリー寄りの暗い戦争映画。

ドローンの操作や攻撃の描写は、素直に「へぇ」って感じだった
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ポストマン(1997年製作の映画)

1.5

ンンッ…冗長…女に「妊娠させて」とか言われたりするケヴィン・コスナーの自分大好き映画で長々やられる…