キャンチョメさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

アメリカの友人 4K レストア版(1977年製作の映画)

3.7

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よく分からなかった。
いつの間にか、デニスホッパーが出てくるのを楽しみに待ち構えている自分がいた。

さすらい 4K レストア版(1976年製作の映画)

3.7

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人が野糞してるとこ初めて見た。
音楽は、物語全体の雰囲気を良い感じにする力がある。
2人の別れのシーンが良かった。変化は必然か。切ないが前向きな言葉でもある。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

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仲原君には幸せになって欲しい。だが、また葉子さんのこと好きになりそうで心配だ。仲原君の写真展にわざわざ来たのだから、葉子さんにも変化はあったのだろうけども。

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

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観賞後、『偶然と想像』というタイトルと各ストーリーを何度も反芻してしまう。

「魔法(よりもっと不確か)」
和明に共感。芽衣子の勝手気ままな態度にうんざりするものの、時折痛いところを突いてくるのがまた
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.0

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217分というボリュームから、再生にかかる時間は長いということが感じられる。長くて良いのだと思う。
沢井が、哀愁が漂いつつも懐の深い、暖かい男だった。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

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ジュラシックパーク・ワールドシリーズを熱心に観ていたわけではなかったが、楽しめた。
恐竜の迫力は満点だったが、ドルビーシネマだったからか音楽が大音量なため、演出が過剰に感じた。

灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.3

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この物語が成立してしまうことに、現実の惨さを感じる。
かくも非情な運命が存在するのか。
まさに愛と憎しみの灼熱。

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

4.2

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4人だけでなく、先生や、ソンと仲の良い少女など作中の隅々の人物が愛おしい青春物語だった。
仲間と音楽をやったり、好きなバンドを応援する高揚感って、こんな感じなんだろうか。
学校に忍び込んで、練習に励む
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花とアリス(2004年製作の映画)

3.9

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タイトル通り、花とアリスの魅力に溢れた作品だった。蒼井優の演技が特に好き。
もっとギスギスしたストーリーを予想していたが、想像よりコメディチックで観やすかった。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.8

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話は胸糞悪いはずなのに、何故かそんな気にはならない。音楽と、光を活かした映像によるものだろう。
リリイ・シュシュは、曲が映画全体の雰囲気をつくるほど存在感ある歌手だと思った。

四月物語(1998年製作の映画)

3.9

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見慣れている大人っぽい、芯の強そうな姿ではなく、素朴でフレッシュさがある松たか子だった。後で振り返れば、特別な思い出になるような丁寧で優しい日常が終始描かれていた。
タイトル通り、四月という様々な予感
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.9

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所々で違和感を覚えるため、あまり話が入ってこなかった。
やりたいことを詰め込みすぎて、ごちゃごちゃしているように思えた。
すずの家の内装がオシャレだった。

街の上で(2019年製作の映画)

4.2

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出会う様々な女性との気不味い空気や、打ち解けてちょっと良い気になってしまう感じが、どれも身に覚えがあってニヤニヤ、ドキドキした。
映画の男女の会話で、これほどリアリティを感じたのは初めてかもしれない。
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.0

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映像と音楽はとても良いが、エイダが好きではない。しかし、彼女の気持ちを理解出来ない、と突き放すのもそれはそれで違うような気がする。ピアノに対する執着が、ベインズへの愛に移り変わったのだろうか。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.2

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時折、人外のホラー映画を観てるかのような怖さを感じつつ、一貫して人間が怖かった。
引き込まれすぎると、精神がおかしくなりそうなぐらいの緊張感と嫌な空気が漂っていた。
傑作だが、また観ようとはあまり思え
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.7

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観終わってから沁みてくる良いタイトルです。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

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「なんでそんなことを…」という悲愴感が最初から最後まで漂う。
巻き込まれた子どもたちは、今後の人生で何を思うのだろうか。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

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アクションシーンのカメラワークや、話の展開が新鮮で面白かった。
首が次々に爆発していくシーンで笑った。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

3.8

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面白かったが、家族愛に弱い自分には珍しく響かなかった。
ノスタルジーって魅力的だけど、それにしがみつく人々の姿は見ていて虚しくなる。
ひろしの回想シーン、しんのすけが階段を必死に登る姿、「ずるいぞ!!
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.6

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クモの、にゃははみたいな笑い方がおかしくて、吹いた記憶がある。

マトリックス(1999年製作の映画)

3.8

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見応えある格闘シーンが良かった。
トリニティの綺麗な顔立ちと、密かに好意を寄せる感じがすこ。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.9

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人間色々。同じ日本人でも違ったり、異なる国の人々にも私たちと同じところがあったり。
のんびりとした空気が漂う映画だった。
シナモンロールが1番気になった。

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.0

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小学生の頃、ちびまる子ちゃんは毎週観ていたので懐かしくなった。日曜日夕方の特別感とリンクしてる作品だと、改めて思った。
音楽パートに出てくる歌とアニメーションが、どれも良かった。『1969年のドラッグ
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

3.8

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ロボットと人間の友情はやっぱり良いなあ。
ジャイアントが飛んだところで胸が熱くなった。身体が大きい故に、人間や動物にそっと触れようとする仕草や、会話する際の表情がかわいらしい。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.9

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ニトラムが大切な人をちゃんと愛せなかったのは、なぜなのか。母親だけを責めるのはあまりにも安易で愚か。しかし、彼を追い詰めているシーンを観ると、母親が要因の一つではあるのかもしれないと感じる。
ニトラム
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.5

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観ていて頭が痛くなるような映画だった。
「脱出」がちょっとカッコいい。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

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凄まじい映画だった。怪作とはこのこと。
アレクシアの容姿があまりにも強すぎる。カッコいいし、怖いし、セクシーだし、幼い。
イカしたダンスシーンでテンション上がると思ったら、痛々しすぎる暴力シーンがきた
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.1

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ノスタルジーの美しさ、儚さ、脆さを感じる映画だった。
トトにとって映画館は自分を育ててくれた場所であり、足枷でもあったのだろう。アルフレッドはそこからトトを解き放ってくれた。トトが村を発ってから一度も
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.9

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ディズニー作品は普段ほとんど観ないので、こんな社会風刺的な物語だとは想像しておらず、驚いた。
それでいて、しっかりエンタメに落とし込まれているので終始面白かった。
シャキーラの歌声も良かった。2回とも
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ちゅうずもう(2010年製作の映画)

4.0

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ジブリのアニメは、やっぱりよく動くから見応えがあるなぁと再認識。
ネズミたちに作った料理は、実際に出されたら私は食べたいと思わない。でも、丹念に作られる様子と、ねずみたちの良い食べっぷりを観ると美味し
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

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青春映画の名作だと思った。
自分が高校生の頃は、東出君と神木君を足して割ったような感じだったのではないかな。というか、今でもそうな気がする。だからこそ最後に東出君が泣いたのも、なんとなく分かる。
神木
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.3

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「私もあの汽車に乗ります」というドーラの一言から、当時の理不尽さを感じた。家族一緒でいるには、不本意でも汽車に乗らざるを得なかったのだろう。
収容所初日、グイドが嘘のルール説明をした場面でじんときて、
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ショーシャンクの空に 4Kデジタルリマスター版(1994年製作の映画)

4.2

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モーガンフリーマンのナレーションが良かった。声のトーンが落ち着いているからか、物語を俯瞰させてくれた。
名作たる所以が詰まった本当に良い物語だった。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

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ドラーグ族の生活様式や、不思議な生物がユニーク。

Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

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一人二役だったのか。不自然だとは感じつつも、記憶が混濁して、自分と文通してるのかと思っていた。しかし、博子が言っていたように、樹にそっくりだから一目惚れなのだとしたら、中々残酷だなと思う。
制服と言葉
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.9

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レプリカントが皆良かった。デッカードに迫り来る狂気と、彼を殺さない慈悲深さをロイから感じた。彼の最期のモノローグは、レプリカントとしての悲哀に満ちていた。レーチェルの非常に整った顔立ち、着ている服、ぎ>>続きを読む