キャンチョメさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2024/03/22 再見
少女時代が終わり、キキが大人への階段を上り始める話だ。

今回初めて気付いたが、「ニシンのパイ」の話の後からジジがニャーと鳴き始める。そこから徐々にジジの言葉が聞こえなくな
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.3

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豚の姿は呪いと言うが、時代に流されず自由を求める生き様の象徴というのが自分の解釈。
飛行艇の上品な紅色が、アドリア海と空に合っていてカッコ良い。
飛行艇に乗って戻って来たポルコを見て、ジーナが昔の記憶
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.8

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自分が観たジブリ作品の中で、1番日本の原初的な空気を感じる。
であるが故に、今でも日本の山奥には本当にもののけたちが潜んでいるのではないかと、思ってしまう。

2022/08/12 再見
子どもの頃か
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崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.8

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ラーメンがあまりにも美味そうで、一時期母親に同じものを作ってくれるよう、よく頼んでいた。
少年期の、嵐の日の、何故だかワクワクする特別な気持ちは、段々と無くなっていく。この映画を観た時を思い出しながら
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.7

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電車のシーンは、あらゆる映像作品の中で1番好きなシーンかもしれない。自分の中の記憶の、本当に奥底に眠るものを呼び起こされる感覚になる。それが何なのかは、分かるようで分からない。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

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ヴァイオレットにとっては、少佐が生きていて何より。幸せそうで良かった。
ただ、私が観たかったのは、少佐の死を受け入れ、乗り越えて、精神的に自立したヴァイオレットだった。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.6

pcで鑑賞。おそらく劇場で観ないと、この作品の良さの1つである映像の迫力を楽しめない。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

ロバートデニーロがカッコいい。
歳取ったらこういう爺さんになりたい。

息子の面影(2020年製作の映画)

3.6

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美しい自然風景が音楽と物語によって、不気味に思えた。
悪魔のシルエットを見せるのは好きではない。悪魔は象徴なわけで、本当に恐ろしいのはバスを襲撃した人達。実際に悪魔のシルエットを見せると、そこがぶれる
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犬王(2021年製作の映画)

4.0

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友魚は最後に成仏した。それは、犬王と友魚のおかげで成仏した平家と本質的に同じではないか。死んだ平家は、犬王と友魚によって当時の人々に伝えられ、報われた。死んだ友魚もまた、劇中の演奏を現代の観客である私>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

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ケンタッキーの骨を車から捨てるシーンで笑った。
「淋しい時は自分から動かなきゃ」だっけな、とても印象的なセリフ。それがラストシーンにも絡んでて、良い終わり方だなと思った。

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