きゃおりさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

3.4

相手を知らぬ間に恋することと、
相手を知って恋をする、
どちらも素敵でどちらも本当に好きなんだと思う。

現実的ではないけど、夢のあるラブコメでさらっと観やすいお話。惹かれ合う2人の心情の変化にもっと
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ラスト・クルーズ(2021年製作の映画)

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約1年半前のこと。得体の知れないものとの出会いは不安で、不気味で、怖くて、気づかぬうちにどんどん心をすり減らしていく。

ウイルスに対して色んな観点から、世の中は気付くのが遅すぎた故に、きっと日本はい
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.0

ジャケットに惹かれて。

不思議な世界観で囁くようなフランス語の響きが素敵。
登場人物は3人しかいなくて、恋に落ちた2人の"みえる"世界だけでお話がすすむけど、"愛"を感じるお話でした。

愛のもち方
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

4.6

すごくすごくおしゃれな世界観で素敵でした。ため息しかでない、、。
ロマンチックで夢みたいな、おとぎ話みたいな恋の話。


"恋と歌と心臓と"
"人から愛され、人を愛したくなる"

音楽も唄も言葉も、映
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

いやー、すごい。の一言。
1分1秒無駄なシーンがなくて、ラストまで本当に見逃せないです。

時代の最先端だからこそ、現代の社会問題の1つでもあるSNS社会。嘘か本当か、言葉も人も、信用はできないけれど
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

冒頭の10分で一気に引き込まれた。
あっという間の2時間。

カーアクションはあまり興味ないと思ってたけど、色んな場面での音楽に音ハメ、テンポの良い話の展開にスピード感、わくわくが止まらなくて気付けば
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

相手を信じて寛大になって、受け入れる心の在り方。誰にでもできることではないし、目に見えない障害だってあったはずだけど、少しの不安と迷いがありながらも自身を貫く力強さのある家族。

ここまでくるのにきっ
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ただ君だけ(2011年製作の映画)

4.2

涙が止まらなくて、観終わった後もしばらく放心状態、、。映画館で鑑賞したかった気持ちもあれば、1人で観れたからこれだけ泣けて良かったのかも。

心温まる、すごく楽しい純愛ストーリーで、お互いがお互いのこ
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

4.5

YouTubeでの映画紹介で観たくなって、すぐにU-NEXTで鑑賞。

すごく好きな映画の1つに。

ゾンビ映画だけどコメディも混じりつつの純愛ストーリー。感じること、心を忘れたゾンビが人の温もりに触
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.6

変えることのできない血による差別環境の中で、報われない現実を突きつけられながらも自分の思いを盾に突き進む姿に、生きる力をすごく感じた。

みんな同じなんてないけど、"同じ"ことで安心を得ていることが多
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

お洒落な世界観で、コミカルに変わっていく場面すべてがおもしろくて可愛くて、すごく楽しい映画でした。
登場人物それぞれに愛嬌のあるキャラクター性が際立っていて、少しグロテスクだったり恐怖だったりする場面
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オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

3.0

ニューヨークは秋も冬も綺麗で、死ぬまでに一度は行ってみたい場所だなぁと改めて思う。

歳の差すぎて、きっかけも恋路も個人的にはあまりしっくりこなかったのでそれほど感情移入できず、、2回目はないかな
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.4

生まれた星は選べない。

でも色んな愛し方と愛され方があって、それが間違ってるか正解かは本人たちにしかわからない。

子どもは大人よりもよく見ているし、たくさんのことを考えて生きてる。

胸が苦しくな
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.8

ずっと観たかったお話。
題からしてポップな内容かと思えば、全くの真逆な世界観でした。


孤独と喪失感、それぞれの在り方。

差別と偏見が当たり前にある世界で、どのように生きていくのか、どのように人と
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心と体と(2017年製作の映画)

3.4

"今夜も夢で会いましょう"


人と交わるには
言葉に重きをおかれるけれど
言葉で伝えるってすごく難しい。

心の交わりから
体の交わりへ。
心情の揺れから変化してゆく様が
まさに恋な気がした。

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.0

静かでしっとりとした大人な恋の話。
"Sir"という語の響きが好きです。

自身が格差社会に在りながらも、受け入れて、尊敬し合える関係はお互いを同じ人として思い合っているからこそ。
インド映画らしい賑
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

3.3

村上虹郎が好きで、教えてもらった映画。自然といのちと人をすごく身近に感じられた。人の心って単純なようでむずかしい。

タイトルの意味を理解できなくて、もやもや、、。

婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.7

相手を想うが故に優しい嘘の重なりと交差がくり返されていて、アンナの心情が宙に浮かぶ様が目に見えるようで苦しくなる悲恋。
時代背景が繋がれる2人を引き裂いているようにも思えて、切なくなった。



モノ
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.0

余韻に浸りながら
好きなシーンを思い返す

“you are the apple of my eye”
魅力的でとっても素敵な言葉


お互いの淡い恋心と
相手の境界線に踏み込む一歩の難しさ

"初恋
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

すごく複雑なお話。
それぞれの思いが痛いほど伝わってくる。

愛の深さは誰にもはかれないけど、だからこそ当人たちにしか感じられないものがその材料になるわけで

確かに、触れるほどの愛を
感じられること
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.8

セーラームーンみたいなジャケットに惹かれて。

この映画らしい世界観がいろんなところで感じられて、素敵だった。
ラスト5分のシーンが最高ににやけた。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

2人のセリフの掛け合いが哲学みたいで。
夢みたいな時間に出会えている景色がとても素敵だった。

他の映画でも思うけど
フランス語の「アロー?」は
いつ聞いても最高にかわいい。

最後に、2人がデートし
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.8

素敵な洋題。
誰かのためって誰のためなのかな

すごく胸が痛くなる、でも大切なものを大切にしたくなるお話。
大事なものの守り方って難しい。

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.4

「目には目を」

「君が過去を忘れても
過去は君を忘れない」

「嘘が破滅をうむ」

心理描写がリアルで、印象的だった言葉について考えてしまう映画。完璧なんて人はいない。一度立ち止まってしまったら、い
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ビジター(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

すごくおもしろい作りだと思うから、もう少し起承転結を練って作られていたらもっと観る人を惹きつける中身になるんじゃないかなと思いました。
序盤の流れと、真実の繋がりはすごく好きです。

細い目(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

東京に来た時に"気になる映画館で映画を観る"のが夢で、他にも観たい映画あったけどこれを逃したら後悔するな〜と思うほど一目惚れ。
アップリンク吉祥寺で鑑賞☻

美しい言葉で綴る詩がすごく綺麗で、初恋を語
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

4.0

すごく濃い90分。あまり邦画は観ないし、高良健吾がすごく好きというわけではなかったけど、なぜか無性に観たくなって、良い映画でした。俳優さんたちの演技も音楽も演出もすごく好きです。久しぶりに、結末の続き>>続きを読む