kyokoさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

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その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

3.8

事前情報ほとんど無しで、タイトルと出演者だけで鑑賞したら、同じタイミングでフォロワーさんからレビューが上がっていてびっくり。

なかなか良かった。
破滅に向かう感じがいい。
イーサン・ホークはもうこれ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

2作目のための、かなり久しぶりな自宅でのDVD鑑賞。

marvelはあまり興味ないのだけど、これはいい、むしろ大好き、音楽最高。
ちっちゃいグルートに会いたいからリミックスすぐさま観たい。
ついでに
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.6

来るぞ来るぞ来るぞ〜〜の感じが怖い。

難解というわけではないけれど、それなりに事前勉強しとけば良かったな〜と後悔した。人災であることはわかっても、泥水とか圧力システムを理解するのに必死で、話がうまく
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.9

やっと観た1本。
さすがに大体のスジは分かっているのだけど、やはり実話は感動する。
幼少期のサルーかわいい〜〜
青年期…あ、あれ? スター・ウォーズで初めてアダム・ドライバーがマスクを外したときのがっ
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.0

うーん、ただ撃ち合うだけで90分保たせるってのはスゴイけど、正直言えば途中から飽きてしまった。とりたててスタイリッシュというわけでもなく、それほどエグい感じもない。善人悪人のカテゴリーわけがないので、>>続きを読む

恐怖分子(1986年製作の映画)

4.1

一見関係のない分子たち、夫婦、カップル、同僚、上司と部下。それらが繋がり構成されたら悲劇を生み出した…でよいのかな、タイトルの解釈は。

登場人物の不安定さが伝わって、観ているこちらも常に不安で息苦し
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トトとふたりの姉(2014年製作の映画)

4.0

ルーマニアのスラム街に住むトトと姉ふたり。母親はクスリの売人で服役中、父親は行方知らず。叔父さんが面倒を見てくれるけど、部屋にはいつも叔父さんのヤク仲間がたむろしている。10歳のトトは男たちが注射を打>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.3

ずっと観たくて、でもなかなかタイミングが合わず。やっとやっと観賞できた!

あれれ?? 決して面白くないわけじゃないのだけど、どこか熱中しきれない。まさかこの作品で寝落ち寸前になるとは思わなかった。
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草原の河(2015年製作の映画)

4.0

日本でチベット人監督による作品を劇場公開するのは今作が初めてのことらしい。

驚くべきは出演しているのはみな素人であるということ(父は少し窪塚洋介似のイケメン)。本名がそのまま役名になっているようだ。
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.8

他人からイケてないと思われようが関係ないわ!ガハハ!と言える年齢に差し掛かっている私が観ると、ネイディーンちゃんが可愛くて仕方ない。パーティで居場所がなかったりするのを見ると本気で胸が痛んでしまう。も>>続きを読む

闇金リアルゲーム(2017年製作の映画)

1.0

たとえ面白くなかったとしても、好みは人それぞれだし、それなりに人が一生懸命作ったものに対してボロクソ言うのは好きじゃないのだけど、これはもう我慢ならない。
レイトショーのみ1週間限定の最終日なのにガラ
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真白の恋(2015年製作の映画)

3.7

恋する真白ちゃんが本当にかわいいし、真白ちゃんのカラフルなファッションが富山の雪景色によく映える。

「このへんでは有名な子」と囁かれるところに田舎の人にありがちな保守的な価値観が垣間見える。
みな真
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無垢の祈り(2015年製作の映画)

-

子どもが酷い目にあう作品は観ないのでずっと鑑賞リストから外していたのだけど、劇場公開ラスト1週間と知り、どうにも気になってつい観に行ってしまった。

登場時のフミのビジュアルからもうひるんでしまう。殺
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.7

エマ・ワトソンがいい!
賢くて勇敢で優しいベルのイメージそのもの。
配役を知ったときは、へえ〜って感じでピンとこなかったのに、朝のシーンからガッチリハートを掴まれた。
つい最近地上波で観た「シンデレラ
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『知事抹殺』の真実(2016年製作の映画)

-

当時かなり世間を賑わせていただろうこの事件について、恥ずかしながら私はほとんど記憶していない。そしてこれは知らなかった人が知るための映画だ。

検察に呼ばれた日、佐藤氏は担々麺を食べていた。そのスープ
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ろくでなし(2017年製作の映画)

3.6

裏社会の男と、女、金。これが揃えばそりゃあろくでもないことになるに決まってるけど、これに純愛要素が加わると、ちょっと様子が違ってくる。
ろくでなしNo. 1は誰なのかは観る人によって意見が分かれそう。
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人生タクシー(2015年製作の映画)

3.5

一部台本があるとのことで、どこが素の会話で、どこが台本なのか余計なことを考えてなんだか混乱してしまった。話の行きどころが分からなくてときどき睡魔に襲われたものの、姪のハナちゃんの声で覚醒。物怖じしない>>続きを読む

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.8

予告からがっつりサスペンス系(って確か監督も言っていたような)かと思っていたが、人間ドラマの要素が強い。ことさら大げさな演出はなく(突然男性から発せられる罵声にびくっとする程度←これが苦手な女性は要注>>続きを読む

MATSUMOTO TRIBE(2016年製作の映画)

3.8

前作2作を観ていないということもあり、とにかくどこまでが演出でどこからが本当なのかが分からない。が、松本ファイターと小村マネージャーのキャラが濃すぎて、そんなことはどうでもよくなった。
笑える場面も多
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恋とさよならとハワイ(2017年製作の映画)

3.5

大学生の頃から付き合いだして、そのまま同棲、彼氏は大学院で研究を続け、彼女は学生時代夢中になった演劇をすっぱり辞めて普通のOL。
別れてもなおそのままズルズルと一緒に生活を続けているふたりの終わらせ方
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

3.8

18世紀の開拓時代の農家そのものの生活を送る絵本作家ターシャ・テューダー。彼女の家や洋服を見ると、昔観た「大草原の小さな家」を思い出す。

スローライフという点だけで言えば「人生フルーツ」にも通じるの
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堕ちる(2016年製作の映画)

3.5

端的に言えばアイドルにハマったおぢさんの話。めめたんもかわいいが主演の中村まことさんがかわいかったなあ。全くといっていいほどセリフはないが、感情はストレートに伝わってくる。
タイトルからして身も蓋もな
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

性的マイノリティーに対する差別といじめ、貧困とドラッグ…人権問題や社会問題を主題とした映画と思いきや、まぎれもない純愛映画だった。
暖かな愛、残酷な愛、切ない愛。様々な愛でシャロンという人間は形成され
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

-

何度かチャレンジして頓挫している、森見登美彦作品。
こういう形で世界観をビジュアル化したものが突破口になるかも、と期待して観に行ったのだけど、残念ながらハマらなかった。
やはり森見ワールドは私には合わ
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.7

なんとなく後回しになっていた一本。たまたま予告を観ることもなかったので、かなり真っさらの状態で観ることになったのだけど、ブルーノ・ガンツが出ていたことにエンドロールで気づき、どれだったんだよ!と慌てる>>続きを読む

世界でいちばん美しい村(2016年製作の映画)

3.5

ヒマラヤ地震発生後、映画を撮るきっかけになった少年との出会い、その家族の日常、地震で夫を失った村唯一の看護師、昔から伝わる信仰行事などで構成されているドキュメンタリー。
被災してもなおそこで生き続ける
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ゴンドラ(1987年製作の映画)

3.8

80年代の邦画が持つ独特の暗さと音楽(シンセ)が昔から怖い。この映画も気になりつつも観るのを躊躇してユーロスペースをスルー、キネカ大森も残すところあと3日というところでやっと腰をあげた。

11歳とい
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

-

休憩なしの4時間は、もちろんあっという間というわけにはいかない。なのにずっと同じ熱でひきつけられる感じはなんなのだろう。
うまく言えないです、すみません。

あとでキャストを確かめたら、小四と兄は実の
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汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

3.5

ミルクそのものに欠陥があるわけではないので、告発者vs大企業という構図にするにはちょっと弱いかなあ。
アヤンの行動も勇気というより愚行に見えてきてしまう。もうちょい策を練ればいいのに。

お父さんは息
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.5

やってることは悪趣味きわまりないんだけど、会話の妙で引き込まれていく。面白いけど不愉快、のバランスが絶妙。
音楽は全く好みじゃなかったなあ。。

アシュラ(2016年製作の映画)

3.9

今年度の劇場鑑賞はこれがラスト。
コクソンに続いての、ファンジョンミン、クァクドウォンでしたが、ジョンミン、見事な面変わり〜〜。

始まってから、たぶんこの人とこの人とこの人は死んじゃうな、なんて軽く
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サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)

-

その国の持つ事情を知らないと全く手も足も出ない感じは「エリザのために」をはるかに上回る。
観る前にサラエボ事件についてなぞったところで、民族vs民族の構図を経験したことがない日本人の私には難しすぎた。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

サイコサスペンスかと思ってたら、ホラー、オカルト、ゾンビ、おっかないものづくし。

途中までは結構コメディ要素もあり、ファンジョンミン(なかなか登場せず)の祈祷シーンすら笑いそうになった。が、子役の熱
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愚行録(2017年製作の映画)

3.7

全編、人間あるある、だと思う、大袈裟じゃなく。

殺される側がいつ入れ替わってもおかしくないくらい、人間の愚がそこかしこに転がっている。不快感を持ちつつも「そうそう、みんなそうだよねー」と奇妙な安心感
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.3

原作未読、将棋も素人。

育ての家族との確執や、下町人情家族との触れ合い、プロ棋士仲間との関係性、そのあたりのドラマはとても良かったのだけど。。。
後半から何度も挟まってくる将棋の試合の緊張感に、疲れ
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.5

観る季節を間違えた。もうちょっと暖かくなってから観るべきだったかな…麦ちゃんの裸を見るのはなんだか背徳感ありすぎて薄目になってしまった。
裸のみなさんを見ているうちに愛着が湧いてくるんだけど、なぜか
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