[面白いんだか面白くなかったんだかよくわからなかったヤツ2020]
原作はすごく泣けたんだけどなー
利己的な性格を持つ父親や娘、なにげに娘より息子ラブの母親、息子が事件に巻き込まれたことで生まれた家>>続きを読む
[面白いんだか面白くなかったんだかよくわからなかったヤツ2020]
オープニングの四羽の白鳥がなにげに素晴らしい。これは相当練習をしたに違いない。
「いくら才能あるとは言え、こんなに早く上達するのは>>続きを読む
[面白いんだか面白くなかったんだかよくわからなかったヤツ2020]
ていうか、面白いって言っていいのか分からないヤツ。
人間の欲を渡り歩き、自らもまた欲に翻弄されかけているかのような少年の姿にホロ>>続きを読む
[面白いんだか面白くなかったんだかよくわからなかったヤツ2020]
ピーター・セラーズ、ジャケ写の真ん中ドーンに対して実際の立ち位置が中途半端なのが気になるけど、母ちゃんの性悪さは中途半端じゃなくて>>続きを読む
[面白いんだか面白くなかったんだかよくわからなかったヤツ2020]
80年代のMV見てるみたい。
テレビ落とすのとか普通に危ないよ?警察なにやってんですか。
分かってやれない大人ですみません。
て>>続きを読む
[面白いんだか面白くなかったんだかよくわからなかったヤツ2020]
思ったよりエモーショナルじゃないのは4対3のスタンダードサイズのせいだけじゃない、たぶん。
主人公もその娘も、その思想になんら確固>>続きを読む
[面白いんだか面白くなかったんだかよくわからなかったヤツ2020]
どれほど敬虔な信仰心を持っていても、前科者は聖職者にはなれない。
あれ?
すべての罪をゆるしたまえ
じゃないの?
という最大の>>続きを読む
この事件の真相をただ追うだけのドキュメンタリーであったら、印象はあまり残らなかったかもしれない。
巻き込まれたふたりの女性の、まるで正反対と言うべき人生になにやら胸がつまる。
「ボケますから、よろしくお願いします」「なぜ君は総理大臣になれないのか」などと同様に、作り手の存在を隠さないネツゲンスタイルは最初ちょっと個人的すぎやしないか?と思ったけれど、極左から中道左派となった>>続きを読む
建築物に疎いというのもあったけど、なにより監督の名前の由来にびびってちょっと敬遠してた作品。
建築物と人、人と人、ガラス越し、鏡越し、それらの距離と見せ方、すべてのカットに手抜かりないのにやりすぎて>>続きを読む
この学校は内田春菊のマンガによく出てきてたし、友人の子どもも通っていたので馴染みがある。
チャイム無し、教科書無し。
子どもたちの個性を尊重し、生きる力を育てる。
先生たちの熱意が尋常じゃない。特に>>続きを読む
2019年6月に起こった香港民主化デモ。10月から2020年の年明けまで追った闘いの記録をたった28分間に凝縮したドキュメンタリー。
合法的に行われていたデモに、黒警察が容赦なく催涙弾を浴びせる。>>続きを読む
原始共産主義社会という理想実現を目指したクメール・ルージュのもとで、理不尽な苦難にさらされながらはぐれた息子との再会を願い続ける夫婦とその周囲の人々の姿を描いたアニメーション。
露骨な残虐行為の描写>>続きを読む
自国に帰るべく、イランの出国管理局に列をなすアフガン難民たちのBGMはボブマーリーのエクソダス。
写真を撮る束の間に見えてくる難民たちの希望や不安は、クズ拾いをしていたという少年からギャン泣き男ま>>続きを読む
アフリカの小さな村では、予期せぬ妊娠によって学校をやめてしまう女の子が多く、助産師であるゴゴは彼女たちから教育の機会を奪われることを憂い、学校に行けなかった自分が学校に入り直すことで勉強はいつだってや>>続きを読む
6年前、まだそれほど世に出ていなかった吉沢亮、若葉竜也、シソンヌといった面々を従えて、ムロツヨシが初めて主演を果たしたTBSの深夜ドラマ「新解釈・日本史」は本当に面白かった。好きすぎてDVDも持ってる>>続きを読む
『おかえり、ブルゴーニュへ』の兄妹コンビふたたびで、密かに、というか、かなーり楽しみにしていた今作。
元カレの思い出の呪縛から逃れようとマッチングアプリで消耗品のような出会いを繰り返し、結局誰とも繋>>続きを読む
「チャック・ノリス・ファクト」てきなタイトルの割には真面目なドキュメンタリー、でもやっぱりルーマニア人からもチャックノリスはイジられる。
80年代、チャウシェスク政権の厳しい支配下にいたルーマニアの>>続きを読む
デカイデカイ、とにかくなんもかもがデカイ。農地も家畜運搬トレーラーも乾燥コーンが入ったタンクも。
住人もデカイ。住人が食べる肉も。そりゃ太るわ。
ジャクソンハイツの多様性とは真逆と言っていい、ほぼほ>>続きを読む
マスコミが引越しおばさんを一切取り上げなくなったあと、ネットではまことしやかに「おばさんは本当は被害者だった説」が語られていた。隣人は某宗教の信者で、先に嫌がらせを受けたおばさんが反撃に出たとかなんと>>続きを読む
美しい構図の連続にうっとり。
まるで美術館にいるみたい。
マリアンヌの凛とした美しさにソフィの愛らしさももちろん良かったのだけど。
見事だったのはエロイーズの顔の変化。
恋とはこれほどまでに女を美し>>続きを読む
排他的なコミュニティが醸し出す不穏さは、てっきり宗教や呪術といった「いかにもな」ものからきてるのだと思っていたのに(予告の円盤でSFかもとも)憎悪の根源にあったのは泥臭い政治的分断。
差別主義者や快>>続きを読む
イチャンドンのもとで演出スタッフとして経験を積んできたという監督らしく、終盤まではひたすら静かで重い。
ミシェルウィリアムズに並ぶ、実は非常に苦手な女優チョンドヨン。上手いけど、この人は見ているだけ>>続きを読む
45年間、決まった時間に毎日スタジオを訪れ、メンテナンスを行う70歳の生真面目な姿に、「音響ハウス」が持つ妥協しない価値観が見える。
音響技術のマニアックな話が多いのかと思っていたけど、ひとつの楽曲を>>続きを読む
着メロはFuck Tha Police の17歳。
出稼ぎ先で事故死した父親の遺体を引き取るためにひとりポーランドからアイルランドに向かう。
こちとら泣いてるヒマなんかないんだよ!とばかりにあらゆる>>続きを読む
20世紀初頭、リスボンで実際にあったスキャンダルをもとにした作品。
ときおりギョッとするようなシーンがあるにもかかわらず全体的に温度変化を感じない。マリアの独特なキャラクターは前半の方がきわだってい>>続きを読む
不吉な予感にとらわれながらも息子の行方と真相を追い求める母。その背後には美しさと静けさを湛えた情景が広がり、息子に似た青年との邂逅が彼らを安寧へと導く…物語がそれで終わってもそこそこ満足したと思う。>>続きを読む
イランの死刑制度を、理不尽な国家システムにNOと言えない現実とともに、執行する側に立たされた者の視点で描いたエピソード4つ。
1話目のラストにどきりとし、2話目はうーん、3話目は切なくて、4話目はもや>>続きを読む
占領国だったフィリピン、不条理な世界は当たり前、搾取し搾取され続けるチンパンジーたちを神は静かに見守るのみ?
昨年初めて見たディアスの4時間超えに比べたら2時間半なんて超余裕じゃん、のはずだったのだ>>続きを読む
イランに蔓延る路上生活者。とりわけ女たちに人生の選択肢などない。
本当の救済とは何かを、彼女たちが置かれた過酷な現実を目の当たりにした女弁護士と女医が問うてくる、ゴリゴリな社会派ドラマ…なんだけど、変>>続きを読む
まだ完成したものを一度も観ていないという演者さんたちと一緒に鑑賞。
国籍も境遇もさまざまな人たちの目線によって場面がめまぐるしく変わるせいで退屈する暇がない。バイトに追われる留学生、金を稼ぎにきた韓>>続きを読む
「僕の帰る場所」の監督による外国人労働者問題をテーマにした長編第2作目。
技能実習生ベトナム女性三人が逃げた先にはどんなことが待ち受けているのか、シビアな現実を映し出した今作は、前作に比べて終始重苦し>>続きを読む
たかだか22歳の「処女」がそこまで人格否定されるワードになることに違和感&不愉快。高身長であることも含めて時代錯誤も甚だしい。
ホリガイの「〇〇してくだせえ」みたいな喋りかたにもなじめず、極めて不安な>>続きを読む
聾唖学校という閉鎖的な世界で起こっていた性暴力、事実の解明と被害者の救済に奔走する教師、臭いモノにフタする学校。
なんだかどこかで聞いたような話だけど、これもまた実際に起こった事件を元にしているという>>続きを読む
372分、三部構成。てっきり8時間だと思っていて(監督自身これ以上は短くできないと言ってたし)そのモードで覚悟していたせいか、まったく長さを感じなかった。
ニュースで水俣訴訟が流れるたびに「まだ続いて>>続きを読む
この作品のモデルは今もドイツで活躍する有名画家、ゲルハルト・リヒターだそうで。
時代に翻弄されながらもやがて自分の芸術表現を見出だしていく様を描いたこの映画でほぼ初めて知ったお方。
それにしてもこれ>>続きを読む