Today4601さんの映画レビュー・感想・評価

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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

3.8

1858年イタリア、ボローニャでユダヤ人家族から引き離されカトリック教徒として生きることを強いられた6歳の少年の人生。
時代背景の理解なく見た自分は物語の進行になかなかついていけず。
(帰宅後イタリア
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.6

14歳でエルヴィスに出会い恋に落ちるプリシラ。薄化粧でポニーテールのプリシラ(演じるケイリースピーニーぴったり)が本当にキュートだった。
華やかな表舞台の裏側で繊細で傷つきやすい姿を見せるエルヴィス。
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.2

公開時見逃したのを残念に思っていたら近くの劇場で再上映しているのを見つけて早速。
評判通りとても心に残る作品だった。
PMSに悩む藤沢さんとパニック障害を抱える山添くん。それぞれなんとか毎日を過ごして
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ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

3.6

離婚を決めた夫婦が事故に遭って記憶をなくす。さて、この二人どうなっていくのかというストーリー。
カン・ハヌル、チョン・ソミンペアを楽しみに見た。終始バタバタした展開もこの二人だったからこそ成り立ってい
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品がほぼ実話ということに驚く。
あまりにも悲劇的。呪われた一家と呼ばれる所以に頷いてしまう。
ある意味家父長制の犠牲になったとも言える兄弟たち。彼らの強い強い繋がりが物語の灯りだったし悲しみだっ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

今月初旬に鑑賞したけれど。作品としてはたぶんよくできているのだと思うけれど日本人としてはやはり複雑な感情があってうまく感想がまとまらず。
自らの知識の結晶としての原爆を喜んでしまったオッペンハイマーの
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貴公子(2023年製作の映画)

3.8

薄ら笑いで人を殺しまくりターミネーターのように追ってくる「チング」。
彼が何者か分からないうちに次々と登場人物が増えていき少々混乱するが、クールなガンアクションとド派手なカーアクションが見応え充分で満
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.6

再始動したゴーストバスターズが本拠地ニューヨークに舞台を移しての第二弾。
まずは懐かしいキャラ満載で胸が熱くなる。
ファイヤーマイスターの末裔として登場するナディームが癖が強くて好きだったし、少々鬱屈
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

12歳の初恋の二人が24歳でリモートで繋がり、36歳で再会する。
切ないけれどただそれだけではない乾いた苦さが残るストーリーだった。
「イニョン」という言葉が何度も出てくる。
「袖振り合うのも多生の縁
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5

劇場公開時に最後で寝落ちしてしまい肝心な所が見れていなかった作品。アマプラで配信されていたので見る。
行動が人よりワンテンポ早いハジメ君と人より一歩遅れるレイカちゃんの物語。
二人とも真面目に生きてい
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同感〜時が交差する初恋〜(2022年製作の映画)

3.6

1999年と2022年、2つの世界を無線機が繋ぐ物語。
ヨン(ヨジング)とムニ(チョイヒョン)の時空を越えた恋物語であろうと予想していたがストーリーにはもう一捻りあった。
ヨンの選択に心を痛め、再会に
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

やけになって書いた白人受けする黒人らしい小説が大ヒットしてしまうことから起こる悲喜劇。
不幸な黒人の物語を消費する白人への痛烈な皮肉の詰まった作品だった。「可哀想であるべき人達」を枠に閉じ込めて自己満
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

最高。IMAXで観て良かった(のだと思う)。
砂砂砂。体がざらざらしてくるよう。
物凄い映像体験だった。
パート1で線の細い王子だったポールが風格と覚悟を備えていく様子を母の様に見守る。サンドワームを
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

雪山の山荘で起きた男性の落下死。
物語は事件の真相追及よりもだんだんと夫婦、家族の実情が暴露されるように展開していく。
両親の実情に追い詰められていく息子の気持ちを思い、彼の弾くピアノの音が悲鳴にも聞
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.0

オリジナル版は未見。
育った環境も性格も違うミソとハウン。
ふざけ合い、時に言い争い、泣き。だんだんと絆が深くなっていく二人だがジヌの登場でぎくしゃくしていく様からこのまま陳腐な恋愛ものに流れていくの
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

4.0

マ・ドンソク主演、犯罪都市シリーズ第3弾。今作もマブリーが重いワンパンチで悪党達をぶちのめしていく。その爽快さがこのシリーズの何よりの魅力。
頭を空っぽにして日本人ヤクザ役青木崇高の血みどろ姿やイ・ジ
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

万年最下位のアメリカ領サモアチームに派遣(左遷)された監督。チームは念願のワンゴールを手にすることができるのか。
実話ベースのスポーツものにユーモアをプラスしてとても観やすい作品になっていた。
ロンゲ
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ジェントルマン(2021年製作の映画)

3.6

コンフィデンスマンを思い出す展開だった。
種明かしが少々分かりづらくすかっとしなかったのは残念であったが、エンタメ感満載で素直に楽しんだ。
チュジフンは若い頃より色気が増してずっと素敵。彼を愛でる作品
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

朝鮮王朝時代最大の謎と言われる仁祖世子急死を題材にしたストーリー。
ポスターからホラーかと思って二の足を踏んでいたけれど違った。
盲目の鍼師を主人公にゆっくりと彼の生い立ちが語られる前半は少々退屈でも
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.8

投資知識の薄い私でも面白く観られた。
ストーリーは単純で分かりやすい。
(空売りの仕組みはよくわからないけれど)
マスク着用のあれこれや人との距離感、閑散とした街などにコロナ禍の社会情勢が色濃くみえる
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ザ・ガーディアン/守護者(2022年製作の映画)

3.5

チョン・ウソン初監督作品ということで期待して観る。
愛する娘を救うためガーディアン(守護者)となる男のストーリー。
カーチェイスやナイフでの戦闘、銃撃戦に迫力があり設定に新鮮さもあって見入った。
反面
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

衣装、美術、音楽どれをとっても好みの作品だった。満腹になった。
大人の女性の身体に乳幼児の知能。そんなベラを演じるエマ・ストーンの凄さよ。歩き方から喋り方、なにもかもが成長していく様を演技で見せている
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.2

ユートピアと信じた祖国を命がけで脱出する人々を追ったドキュメンタリー。
圧倒的な真実の前に私の感想など意味を持たず、ただただ打ちのめされるばかり。
指導者を讃え国が繁栄しないのは国民が愚かだからかと、
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

原作漫画は未読。
野木亜紀子さん脚本に惹かれて鑑賞する。
ヤクザと中学生、接点のない二人がカラオケで結びつく不思議。狂児と聡見の関係が、後半になるほど切なく温かくてラスト聡見の熱唱で危う涙するところだ
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シネマ歌舞伎 唐茄子屋 不思議国之若旦那(2024年製作の映画)

4.0

令和4年平成中村座で上演されたクドカン作・演出による新作歌舞伎を映画館で。
純粋な?歌舞伎ファンとしては首をかしげる方も居られたと聞くが私個人としては大変楽しく観た。
荒川良々氏が彼らしさを失うことな
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.6

大災害によって壊滅した町で奇跡的に残った一棟のマンションが舞台。災害の原因には言及されないが年始すぐの鑑賞だったため時期が悪かったと思いながら観る。
生きるために人の業が顕になり集団心理も相まってどん
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

トイレ清掃員として働く平山の緩やかなルーティンは見ているこちらの心も穏やかにする。
彼がこの穏やかさを手にするまでの過去は描かれないが、流す涙や寝つきの悪い夜にその一端が垣間見える。
一見退屈に思える
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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.0

新年一作目はこちら。
笑った!
コロナ禍では「エクストリームジョブ」みたいに映画館で皆で笑って楽しむことはもうできないのかと絶望していたけれど。久しぶりに笑い声溢れる劇場に胸熱だった。
韓国ドラマでは
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.0

調理シーンに魅了させる。
次々と食材を捌き焼き炒めソースを作る。
動作に一切の無駄がなくまるでダンスを踊るかのようでとても美しい。
美食家と料理人二人の愛情は料理の中にこそあって至高の一皿への情熱が何
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ティル(2022年製作の映画)

4.0

1955年黒人差別が顕著なアメリカ南部で起きた悲劇。これもまた実話に基づく物語だった。
最愛の息子を理不尽に殺された母(ダニエル・デッドワイラー)が悲しみに蹲ることなく立ち上がる姿が素晴らしくもある分
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.8

フランスの英雄で戦場においては天才と呼ばれたナポレオン。
妻ジョセフィーヌとの関係から見れば身勝手な愛に嫉妬、怒りと器の小ささが露呈する。
史実とはかけ離れた部分もあるようだが、英雄として名を刻む彼の
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

4.0

乾いた夏のシチリアでバイク事故で出会ったジャンニとニーノ。
惹かれ合いう二人の姿は異性間であるとか同性間であるとか関係なく微笑ましくて幸せで輝いてみえた。
本当に素晴らしいシチリアの風景にジャンニとニ
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私がやりました(2023年製作の映画)

3.8

登場人物たちほぼ全員が自分勝手。
事態をどうにかして自分の都合のいいほうへ、利のある方へと動かそうとしていてそこが笑い所だった。
自分勝手と一括りにしたけれど間抜けな男たちに対して自らの人生を切り拓こ
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.2

大好きティミーでウォンカを見られる幸せを噛み締めながら初日に映画館へ。
しっかりミュージカルだったがそれがとても良かった。ファンタジーでありつつ家族愛や仲間との友情もしっかり描かれ、コメディ部分からの
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デシベル(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

音に反応する特殊爆弾を使ったテロが発生。脅迫された元海軍副長はこれをどう防ぐのか。
サウンドボムを巡るテロリストとの攻防や、時間や加えて音との戦いがメインと思いきや。映画の本質は冒頭から描かれる潜水艦
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

原作既読。原作よりはソフトにけれど軸になる部分はしっかりと描かれていた印象だった。
この世界に自らを繋ぎ止める重しを探す人達が(世間的には)偽りであろうと誤魔化しであろうとそれを手に入れたことは有り難
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