KyoSiroさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)

3.0

タイトル通りの結果で、救いがなかったですが、
こんなに会話が多いロシア映画は初めてですね
ロシア語の勉強には、いい教材ですね

あの頃エッフェル塔の下で(2015年製作の映画)

3.2

他人に依存しないと生きていけない女の子って、自分の身近にもいましたね
この映画の登場人物は、割と自分の周りにもいるようなタイプばかりだけど、
ただ舞台がフランスだと見える景色がオシャレで、映像も90年
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ホテル ビーナス(2004年製作の映画)

-

こういうテイストが、オシャレでトレンディと思われていた時代の作品。
撮影の舞台がウラジオストクで、言葉は韓国語らしいのですが、
スワロウテイルの二番煎じのようなノリで、なんとも寒いし、恥ずかしいです。
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13/ザメッティ(2005年製作の映画)

3.0

賭けロシアンルーレットが、歴史上、実際には行われたという記録はないようですが、
かなりリアリティを追求しており、説得力のあるストーリーでした。
特に会場に入るまでのルールや富豪の闇ギャンブルとして運営
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毛の生えた拳銃(1968年製作の映画)

4.0

昔、上野の一角座で観ましたが、かなり面白かったのが思い出されます!
ついにDVD化されるようなので、早速予約!4月が待ち遠しい

ヘカテ(1982年製作の映画)

2.8

何か起こりそうで、何も起こらないまま終わりました
ロケ地は、モロッコのアガディール(エッサウィラ)かと思われます
ジャンルで言えば、ラブミステリーなのかな?
アランロブグリエが描く北アフリカと比べると
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Chatroom/チャットルーム(2010年製作の映画)

2.2

中田監督がイギリスで撮った映画、やっと観れました!
HICHという映画の中で、まだブレイク前のクロエモレッツ、レッドメイン、そしてブレイクライヴリーが共演してるシーンが観られますが、
この映画もまだ2
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ジャスト・ア・ジゴロ(1978年製作の映画)

2.8

昔買ったVHSで鑑賞
デビットボウイが亡くなったからかどうか、わかりませんが、アマゾンで調べたら、そのVHSの価格は6倍以上に高騰してました

第一次大戦の敗戦国ドイツの将校デビットボウイが、戦後定職
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ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

4.0

最近になって、マリアシュナイダーへのアナルレイプが話題になってますが、某有名ファッションサイトでも取り上げられているところに、ことの重大さを感じますね
今ならあり得ない話なんでしょう

この映画が、も
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2人のロベール/花嫁募集中(1978年製作の映画)

3.8

結婚相談所に通うサエない男2人の話なんですが、
シャルルデネは、恋愛日記のときも青髭のときも、
いつもそのクソ真面目なキャラが、世間とズレていて、天然で面白い
主役2人の凸凹コンビもいい味を出していま
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ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

2.6

アメリカが戦後につくっていたプロパガンダ映画みたいでした
ジョンウェインの時代ではないので、偉大なアメリカをアピールするのは、やめて
多分、脚本の段階でプロデューサーで主役のジョージクルーニーが
かな
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魚のスープ(1992年製作の映画)

4.0

この映画は90年代にフジテレビの深夜放送で観ました
この当時のこの時間帯は、「罪深き天使たち」とか「太陽は夜も輝く」とか、単館系の映画館でも上映しないような上品なヨーロッパ映画をよく放映していて好きで
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タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

4.0

dvdのパッケージを見たら販売元がディズニー!
だからウディアレン作品なのにシモネタなかったんですね、死体のそばにタロットカードが落ちている...みたいなカッコいいショットもなかったですし。
でも、ウ
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ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.4

この映画大好きな映画ですが、
その前に、デアゴスティーニ社から販売されているデビットスーシェ主演の『名探偵ポワロ ナイルに死す』のほうも先日DVDで観ました。
同じ原作の作品を見比べたわけですが、
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

3.0

3~4台の定点カメラの映像が4時間近く続くのでちょっと苦痛です。
ストーリーは、母子家庭の(貧しそうな)主婦が、小学生の子供を送った後、その自宅アパルトマンに男を呼んで部屋で売春を行うという日常の光景
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花を摘む少女と虫を殺す少女(2000年製作の映画)

2.5

この映画、普通の映画館では上映してなかったのですが、たまたま小さなバーの中で上映するという情報を聞きつけ、行ってみると矢崎監督が自らプロジェクターで映写してました
しかも4時間のあいだ一人で上映係をし
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容疑者S(2011年製作の映画)

3.5

軽くてくだらないけど、90年代Vシネマ的なノリに親近感を覚えました
ヒロインのパクシヨンが武井えみに似ていて嬉しかったのですが、この人、ドラマのほうで活躍してるんですね

海街diary(2015年製作の映画)

3.8

原作は読んでないのですが、よかったと思います
監督が映画用に焼き直したのだとおもいますが、
白黒のマンガになくて映像にあるもの
それは、情緒や風情だと思う
鎌倉の風景もよかったし、
映像は彩度が抑えら
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サバイビング・モロッコ(2011年製作の映画)

3.2

カサネグラ、ZERO、ビバアルジェリ、ROCK THE CASBAHなど

まだ海外版のアマゾンでDVDを購入するか、YOUTUBEでしか観られない面白いマグレブ映画がたくさんあるので、配給会社の人た
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愛のうた、パリ(2007年製作の映画)

-

YOUTUBEで観たくらいですが、
ルイガレルとサニエのミュージカル・ラブストーリーなのに、日本では、どこからもDVDの販売に至らなかったのが不思議な作品です
女子ウケしそうなのに

日本で観ることが
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愛人 ラマン/恋人・ラマン(1992年製作の映画)

4.3

当時のオーディションでは、マリージランが落ちてジェーンマーチが選ばれたらしいです
ジェーンマーチは、どことなく若き日のマルグリット・デュラスに似てるし、エマニエル夫人のシルビア・クリステルにも唇や横顔
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

4.0

1920年代の南仏が舞台のラブストーリー
いつも通りウディアレンの皮肉たっぷりの会話で構成されてますが、
1920年代のフランスといえば、ココシャネルが全盛の頃で、
実存主義や穴蔵カフェも全盛、
エル
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嗤う分身(2013年製作の映画)

3.0

ポランスキーのテナントを連想した人が多いと思いますが、
この映画は、1996年頃に監督ポランスキー、主演ジョントラボルタ、共演にイザベルアジャーニ、そしてジャンレノで話が上がっていたそうです。
残念な
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サハラ、熱砂の愛(2009年製作の映画)

3.1

冒頭からの数分間、サハラ上空をクラシックな飛行機が飛んでいるシーンは、見応えがある
サン=テグジュペリが見た光景もこんな感じだったのだろうか?
その後、砂漠で遭難してからのシーンが、長く感じるのは残念

化石(1975年製作の映画)

3.7

もし、死期が近いとき、ピーナッツクリームが好きなブラピが迎えに来てくれるのもいいと思いますが、
やっぱり、日本人ならお迎えは喪服姿の岸恵子がいいと思います
ブルゴーニュ地方の寺院と喪服が不思議にマッチ
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ヴァン・ゴッホ~最期の70日~(1991年製作の映画)

2.6

ゴッホの性格やその当時の人間関係がよく描かれていたと思うが、モーリスピアラは、日本ではウケない監督ですね
耳切りの回想シーンやピストル撃つシーンとかも、撮影したほうが分かりやすいのに

寄生獣(2014年製作の映画)

3.2

昔、原作マンガを読んだのを思い出しながら、観ました!
やっぱりCGが発達したから、実現出来た映画というのをしみじみと感じました
改めて観ると哲学的な内容ですね
妖怪ハンター ヒルコもCG全盛の今 再び
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レッド・ナイト 女処刑人たちの夜(2009年製作の映画)

3.0

そもそも、キャリー•ンは90年代、香港で女処刑人シリーズ的な映画で映画オタクの人気者だった
このシリーズのファンであったフランス人2人の監督は、20年後、立派なオバちゃんになったキャリー•ンを再び主役
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はじまりは5つ星ホテルから(2013年製作の映画)

2.9

ハリウッドにリメイクされそうなヒューマンドラマ
イタリア 小さな村の物語と比べると、この主人公は、随分といい暮らしをしてるよ

コールド・フィーバー(1995年製作の映画)

2.7

映像はカッコいいと思いますが、永瀬正敏のPVみたいな映画です
高岡早紀のKYOKOも同じなんだけど、90年代は、いい人(不思議ちゃん)が何故か道先案内人をかって出るというパターンが多い
タレントを持ち
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

4.0

録音技師というマニアックな職業を主役に添えるセンスがいい!
オープニングもサスペンスの入口もいい
映画オタクじゃないとつくれない作品!

893(やくざ)愚連隊(1966年製作の映画)

3.8

イキがったらあかん、ネチョネチョ生きるこっちゃ
今だに人生の教訓です

ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

3.1

ジュネとキャロが組んだ最後の作品!
この後、キャロは、音楽の世界に行ってしまい、ジュネはアメリでヒットメーカーの仲間入りをするのですが、美術を担当していたキャロがいなくなったことで、独特の世界観がなく
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壇の浦夜枕合戦記(1977年製作の映画)

3.3

王朝ロマンポルノ!
バカ殿の原型みたいで、以外と面白かった!

フォロー・ミー(1972年製作の映画)

4.1

DVDで鑑賞したが、午前十時の映画祭で、この作品を選んだのは正解だと思う!
名画に匹敵する作品

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

4.0

イリーナ•イオネスコの写真集がずっと宝物だったが、それに秘められたストーリーがわかって良かった!
実は裁判沙汰になるほど仲悪かったんだなあ