ふじたけさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ふじたけ

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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.7

これがネオレアリズモなのか☀️ストーリーはシンプルで派手な演出があるわけでもないけど、秀逸なラストのおかげもあり確かな力を持って訴えかけてくる。
もし今作ったらもっと演出派手にしてもっと興奮する作品
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麦秋(1951年製作の映画)

4.8

小津作品は最初を乗り越えればおもろいことに気づいた

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.8

最後は賛否両論あると思うけど、もっと評価高くていいと思う

少女ムシェット(1967年製作の映画)

4.7

これはすごい映画だと思う。人物の動き、各ショットのつなぎとかリズムがすごくいい。ゴーカートとラストのシーンはぐう名シーン

震える舌(1980年製作の映画)

4.4

あのエンドを素直に受け取って良いのだろうか。子役の演技がやばい。怖いというよりこっちが痛くなってくる映画

用心棒(1961年製作の映画)

4.5

三船かっこよすぎ。物語の展開のさせ方がうますぎ

斬る(1962年製作の映画)

4.7

短いけどぽんぽん進んで行くし、市川雷蔵がかっこいいでめちゃおもろい。映像が綺麗で、緊張感の魅せ方が上手い。
何か一般化されたもっと大きな思想(?)伝えようとしていたけど、俺には読み取りきれなかった。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーとか抜きで、映画そのものとしてのクオリティは低いけど、自分を見ているようで頭が狂いそうだった。
たとえ相手が好きで答えてくれなくても、その人を一途に想い続けるべきなのか、その人の一番になれ
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サウルの息子(2015年製作の映画)

4.5

いやーよくこの手法を全編にわたって徹底したと思う。作り手の熱意とか想いが伝わってくる。
人間的な生活が全く送れず、死が目の前で待ち構えている状況で人は何を信じて生きるのか?

生きる(1952年製作の映画)

4.9

全てにおいてすごすぎる。映画の教科書。絶対に見るべき一作。
黒澤の映画は、次の世代への責任とか希望こそがニヒリズムから脱却するための一つの解決策であると言おうとしている気がする

π(1997年製作の映画)

4.5

自主制作映画でこれはすごい。が、よう分からん

グロリア(1980年製作の映画)

3.9

ガツンとくるものはあまりなかったけど、まずまずの仕上がりなのでまあよし

冬の光(1962年製作の映画)

3.7

前半の会話でやばいほど眠くなったけど後半はなかなかおもろかった。でも救いなさすぎ

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.4

いいシーンもあるけど、テンポがあまり好きではない。なんか明るすぎて

パターソン(2016年製作の映画)

4.8

この映画自体が詩。なんか途中から怖くてホラー映画かと思った

舐める女(2016年製作の映画)

4.5

Vシネだからと言って舐めてはいけない。巧みなストーリーテリングと話の転がし方。特に序盤が素晴らしい。この人に金と時間を与えたらもっといい映画を撮ると思う。
気になった表現が水。ほとんどの場面において
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.8

見る前ちょっとなめてたけど、めちゃおもろかった。ストップモーションならではのカメラワーク(上下左右への平行移動とか)と細かい演出のおかげでずっと集中してみていられる。これ作るのに一体どれくらいかかった>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.5

固定ポンっておいての長回しのせいか途中退屈するところもあるけど、おもろい。とういくつかのシーンはマジで笑える。変なユーチューバーみたいなやつの編集がマジで笑える。
この映画のテーマとしてSNSがあげ
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プレイタイム(1967年製作の映画)

4.4

前半少し寝てしまったが、後半の勢いマジでやばい。セットであそこ前作ろうとするのは狂ってるとしか言いようがない

切腹(1962年製作の映画)

4.8

傑作。演出が神。カメラワークもかっこいい。色々と真似したいなと思った。
オープニングとエンドが見事。映画全体の構造が武士に対して疑問を呈している

BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

4.8

これは素晴らしい映画。詩的な表現や人物の描き方がうまい。2時間半近くあるけど、全然退屈しない展開のうまさ。
多分監督はこの作品を作っている間ものすごく精神的に疲れたと思う。絶望的なストーリーは見てい
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心と体と(2017年製作の映画)

4.8

僕が理想とする映画の撮り方だった。心と体とっていう邦題だけど、英題は 「On body and soul」。このタイトルが全てを物語っています

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.7

コンディションが良くなかったせいか、いまいち集中できなかった。
やっぱ俺は社会問題扱う映画より誰もが持つ人間の普遍的性質を扱う映画の方が好きだわ

オアシス(2002年製作の映画)

5.0

これはガチの傑作です。もう絶対みてください。脚本、演出ともにトップクラス。
最近映画を見ながら色々と考えてしまって映画に没頭するということがあまりなかった気がするが、この映画の後半はもう画面に釘付
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

最高にカッコ良すぎて、自分もこういうのを生み出せたらいいな〜ってなって、絵を描きまくっております

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

これは傑作。
最後のシーンがなぜこの映画の撮影風景なのか。それは、新たな視点を提示するためである。普通映画はそれ自体の虚構性に触れられることはない。映画は映画の中で完結している。だが、この映画ではラス
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秋のソナタ(1978年製作の映画)

4.3

会話長すぎてウトウトしてしまったが、後半の会話劇は必見。めちゃ重い。コンディションがいい時に見るべき。
ただ映画である必要があったのか

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

いやーこれはいい映画を見ましたわ。過去のない男をもう一回見なきゃと思った。
カウリスマキは多分今の映画あんまり好きじゃないんだろうな。映画だけじゃなくて今の時代すら嫌いなんじゃないか。今の時代にも
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

これは傑作。俺が大好きな自己探求の話。子供の世界と大人の世界、美しい神的世界と甘美な悪魔的世界の間で悩む青年が実存を確立していく。
どんなに悲しくて悔しいことがあってもその出来事、その時の気持ちを忘
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浮雲(1955年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

やっぱ日本人って悲劇大好きやな。刹那的に生きる男とその男に心ともに未来を奪われ過去にすがり続ける哀れな女。
この監督の映画がたくさんのちょっとした仕掛けがされているんだろうけど、もっと見なきゃわから
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