くっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

4.0

冒頭の導入部分が1番好き説ある。恐怖をあの形で見つめる描写には、やはり問答無用で上がってしまう。

前作より好きです。

こういう設定ありきの内容で、映画の駒になってはいかんよなぁ〜とつくつぐ思った。
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

おじさんハッスルしちゃう系のお約束上等なリベンジものアメリカ映画。よく見られる設定・展開に物足りなさを感じるものの、映画なんてこれぐらいシンプルで良いのだ!という安心感がある。その反面、本当にこんなの>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

5.0

音楽が成し得る、最も偉大な仕事のひとつだと思う。なんつーか"偉大"という言葉が似合うのだ。音楽は世界(人間)を変えることができる、本気でそう信じているアーティストの仕事。いや、彼のスター性がそうさせる>>続きを読む

朗かに歩め(1930年製作の映画)

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『大学は出たけれど』と続けて見たので、より紙吹雪が印象深かった(何気ないシーンに見えるけど)。小津のサイレントを見ていると、日本映画なんてものが存在するのか?という気になってくるな。

アクエリアス(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

きつい。約15分を残して動き出す画面とか、ため過ぎで正直ストレス。しんどい。そこまでためた割にはオチもすっきりせず。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

楽しめた分、惜しいなぁという感じでした。演出がくどいせいで間延びしてるよなぁ。情景使うとか、なんなら縦の構図を長く取るとか工夫できること色々ある気が。足し引きのバランス大事よな、と認識。

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.0

詰まらなくはないけど、特筆したいこともなくてコメントに困る。『魔女がいっぱい』なんてタイトルなんだし、もっと集団が活躍してもよくないか?(これは邦題のせいか。)あんなに人数いるのだし。あと、なぜ咳して>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.0

時間感覚と被写体との距離のバランスが好みじゃないので、基本的にはつらい。あと、ノエミ・メルランとアデル・エネルの顔がそんな好きじゃないんですよね(この発言は怒られそう)。

映画が称賛されるときに"絵
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さくら(2020年製作の映画)

4.0

これは怖い。なぜこんな作品が完成してしまったのか。登場人物(製作者を含め)皆んな何を考えてるのか分からない。階段を上るところに入口があり、父親が逃げ出すのも偶然ではないだろう。死生観として片付けるには>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

ネタバレになりかねないので言いにくいけども、このようなかたちで"希望が射す"という表現をされるとガチ泣きしてしまう。少年漫画としても、あらゆる表現においても王道で、美しい映画でした。