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先行上映をエキスポシティで鑑賞。
絶句。途中あまりにも辛い展開にしんどくなりました。
SF作品ですが、自分が生きている現実世界にしか見えず、このようなエンタメ作品が世界的にヒットしているのは果たして希>>続きを読む
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パトリシアハイスミス原作のロマンス。ハイスミス的な不安が付き纏うロードトリップ。
特にルーニーマーラ演じる、恋を知らない女性が素晴らしい。キャロルからの復縁の誘いを断る仕草にやけにリアリティを感じた。>>続きを読む
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『ケイコ』に続き、三宅監督作品は二作目の鑑賞。
雨に打たれる上白石萌音、ワイパーの動きに合わせたオープニングクレジット。これは雨が止む映画なんだろうとの確信と共に作品が始まる。
彼に別れを切り出す彼>>続きを読む
ヴィムヴェンダース二作目。こちらも「こんな風に行きていけたら」ということでしょうか。ドキュメンタリーとフィクションの境目。登場人物全員がかっこいい。音楽へのディオニュソス的喜びを感じられました。『マラ>>続きを読む
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マッドドクターが妊婦の遺体を拾い、赤子の脳を移植する。理不尽な男性性に殺され、甦ることを強制された彼女が世界を知る物語。女性が知識を得ることを拒絶するくだらない世界を尻目に、貪欲に全てを吸収していく最>>続きを読む
Netflixで鑑賞。
LA、NY、オークランドを歩く2人を切り取るカメラの眼差しがいちいち泣けました。録音音声やアンビエント音楽が流れているだけなのに、2人が歩くだけで本当に画になる…。
記者によ>>続きを読む
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可愛らしい造形のキャラクターは生命以前の存在である「わらわら」のみ。
主要キャラクターは嘘つきばかり、烏合の衆が跋扈する神が創り上げた世界は後継者がおらず崩壊する。
けど世界はそういうものだし、そんな>>続きを読む
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前作同様、見たことのないアニメ表現に度肝を抜かれつつ、前後編の前編ということもあり、序盤は少し退屈だったかな?
ドナルドグローヴァーの出演が嬉しかったのと、マイルスの音楽の趣味が大人になっていた(ポス>>続きを読む
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街明かりに囲まれた夜の諏訪湖。
それぞれの角度から見つめることで、暗闇の中にどんな怪物がいるのかを炙り出す映画かと思いきや、それはミスリードでした。
悪気のない言葉のプレッシャーを描く手つきには既視>>続きを読む
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ケイト・ブランシェットの凄まじい演技に戦慄。
権力の腐敗は避けられず、搾取/被搾取の構造からは誰も逃れられない。
TARはRATではなく、ARTのアナグラムか。