なおさんの映画レビュー・感想・評価

なお

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いつか眠りにつく前に(2007年製作の映画)

3.5

いつか私が眠りにつく前に。
いつかあなたが眠りにつく前に。

どんな華やかな人生にも過ちがある。
過ちを人は悔やみ、あの瞬間が無ければとまで思う。
今の幸せが不安になり、後悔が幸せを隠してしまう。
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

2.5

初めてビジュアル公開された時の興奮は今も忘れません…!

バットを片手にしかめっ面のリンカーン、
星条旗柄の銃を持ち微笑むワシントン、
目と口を電飾で縫われた自由の女神。

それぞれビジュアルがとてつ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

間違いなく、今年度ナンバーワン!かも!

瞬間に宿った感情は、その瞬間を過ぎると薄れ、いずれ消えてゆく。
だからこそ、感情は儚く尊く、愛おしい。

そんな、ある瞬間に宿った感情の端々を繋ぐため、僕らは
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

ババ抜き。
「手札にジョーカーを一枚残した者の負け」という、単純なルールのトランプゲーム。
だがそれは究極の心理戦で、信用という言葉はその時間姿を消す。

ジョーカーを引くか、ジョーカーを引かないか、
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

2.0

一体僕は、何を観させられたのか…?
この作品をまとめられる能力が僕にはありません。
僕の理解の範疇を超えたトンデモ作品とは思えませんし、意図が謎に包まれた摩訶不思議な作品としてリストに刻まれました。
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

4.0

傷は隠しきれない。隠すことは出来ても、いつか露わになる。心の傷だって同じだろう。心の傷は、隠せば隠すほど痛みは深くなる。

その痛みを耐え抜くことが強さではない。痛みを、乗り越えられる。それが本作でい
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

4.0

まさかのNetflix電撃配信!
続編の存在自体聞かされていなかったので尚更驚きました!

ラッキーなことに、配信当日の深夜に鑑賞できました。
きっと退屈で寝落ちしてしまうだろうと思いきや、まあこれが
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

「彼についての話は大体、"控えめ"に伝わっている。」

いよいよです!待ってました!!
本作が帰ってきたということは、再びキアヌの肉弾戦が見られるということ!
普段は予告も飛ばさないで見るタイプですが
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.0

ビー・エー・ビー・ワイ

実際、本名がベイビーなんて人はいるんですかね?
俗に言うキラキラネームという文化が海の向こう側にも存在してるかは分かりませんが、どこまでぶっ飛んだ名前が存在するのか気になりま
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

ヘイ、お待ち!
皆が長年待ち望んだであろうゾンビが、いよいよ誕生いたしました!!!

"上空数十メートルから落下しても平気で立ち上がる"
"四肢がへし折れても這いずり回る"
"超人的な脚力で延々と追い
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愚行録(2017年製作の映画)

4.0

洋画には洋画の良さが。邦画には邦画の良さがありますよね。
本作はそんな邦画の良さが詰まった、とっておきの胸糞作品に仕上がってます!(褒めてます)

人で溢れたバス車内を映す冒頭のワンシーン、引き込まれ
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マン・ダウン 戦士の約束(2015年製作の映画)

3.0

皆さま、新年明けましておめでとうございます!🎍(壮大な出遅れ感)

昨年もこの場で新年の挨拶を申し上げたのがつい先日のようです、年月は早いものですね〜。
神出鬼没な僕が顔を出しているときは、少しでも絡
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レクイエム(2009年製作の映画)

4.5

おっ、このレビューが400本目みたいですね。お疲れ自分!

いや本作、最寄りのゲオにも最寄りのツタヤにも都心のツタヤにも、取り扱いすらされなかったんですよ。
半ば諦めていたらなんと、隣駅のゲオにちゃっ
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恋空(2007年製作の映画)

2.0

このスコアは、新垣結衣と彼女の歌声に捧げます。

映画って不思議と観終わって時間を空けた方が、余韻が残って作品が素敵に感じることってありませんか?
僕はいくつもの作品でその余韻がスコアを上げているのを
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

4.5

みなさんご存知の通り、日本の配給会社は邦題のセンスが皆無なワケですが、なんと今作は原題が邦題にボロ負けしちゃってます!
『真夜中のパリでヒャッハー!』ですよ?!
『ヒャッハー!』ってなんぞや!!
こん
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トリュフォーの思春期(1976年製作の映画)

3.5

平日の下校時間、腕白盛りな子供たちが一斉に町の坂を駆け下りる冒頭のワンシーン。
休日の物静かさとは対照的に、騒がしく賑やかな町を更に彩る子供の無邪気さが映える。

大人は判ってくれないちょっとした悪戯
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.5

未だに『レゴ・ムービー』を子供向けだと敬遠しているそこのあなた…。
失礼ですが、それ、大間違いです!!!!!

過激で乱暴で大爆笑!でも切なくてキュンとくる、これが本当に先日観た『レゴ・ムービー』と同
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LEGO(R) ジュラシック・ワールド :インドミナス大脱走!(2016年製作の映画)

1.0

みなさん、お久しぶりです!(^人^)
映画には手をつけつつも真面なレビューが一つも書けないまま一ヶ月が過ぎてしまいました。
最近は映画館にも行けてないし、素敵な映画ライフを送りたいものです…!

さあ
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ライフ(2017年製作の映画)

3.5

「劣化版エイリアン」「B級エイリアン」などと『エイリアン』と比較され中々酷い言われようの本作ですが、その中でも「現代版エイリアン」という響きが一番しっくりきました。
確かに『エイリアン』要素もありなが
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.5

工期の遅れ、コストの削減、上層部の黙認、親会社による下請けへの圧力、作員の不手際など、人為的なものの積み重ねから起きた石油掘削施設の爆発事故を描いた本作。

前半は事故に至るまでの経過を丁寧に映してい
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.0

『荒野の七人』の再来…!と騒がれていたものの、『荒野の七人』は観ていません。
しかしリメイク元を知らない方が色々と気にせず先入観なしで観られると期待し臨みました。

とにかく滅茶苦茶にカックイイ!
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.5

遥か遠い、誰も知らない地へ身を隠し、いくら踠いても、いくら時が流れても、癒えない傷がある。堪えられない想いがある。
泣き叫びたい程に辛く苦しい"過去"という深い傷跡にそっと手を当て寄り添うような、静か
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

幸薄かつ魅力満載のベン・アフレックを見たければコレを観ろ!

自閉症を患い、素朴で控え目な秀才会計士。けれど裏の顔は、強靭な肉体を持ったファイター兼凄腕スナイパー。
観る前も観ている最中も「?」が連続
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

「ちょっと!入るならノックしてよ!」

年頃の娘の部屋に父親がノックもせずに入れば、間違いなくこのセリフを吐かれることでしょう。
異星人も同じ。地球に訪れるのなら、何かサインが欲しいですよね。来客とし
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スプリット(2017年製作の映画)

3.0

兎にも角にも、マカヴォイ氏の怪演に感服…!

主演のジェームズ・マカヴォイは今作が初めましてでした。
彼の人格七変化の様子、奇態に僅かながら引き気味な僕…。
これだけ複雑で枢要な存在を演じられる役者は
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バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.5

「ゲームは怖い…。だけど、プレイ中のゾクゾク感は味わいたい!」
僕を含め、そんな方に是非オススメしたい作品です!

前半パートはかなりホラーを意識して作り込まれていて、これこそ「バイオらしさ」が活きた
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.5

「果たして原作を一切知らない僕が楽しめるのか?」
そんな心配は杞憂に終わりました!

音楽・映像・物語。どれをとっても素晴らしい秀作!!
公開から一ヶ月以上経っているとは思えない大盛況っぷりに唖然とし
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5

「あなたは今日から死ぬまで、たった一本の映画しか観ることが出来ません。」

もしこんな究極の選択を迫られたなら、皆さんはどんな映画を選びますか?
きっと今の僕なら迷わず、本作を選ぶでしょう!!!
だっ
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JOY(2015年製作の映画)

3.5

本作のタイトルメニューを開いてまあビックリ、どアップなジェニファー・ローレンスが美しいこと!
もはや彼女の顔立ちとスタイルは芸術ですよね…。
生で見たならあっという間に悩殺されるでしょうw

さて本作
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.5

うおお…、なんて眩しい作品なんだろう…!
自己の存在しか見えない間抜けな男性たちに喝を入れ、女性たちには泥で塗れながらも美しく輝く友情を見せる素晴らしい作品でした!

テルマとルイーズの笑顔が印象的な
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.5

映画とドラマはゾンビ関連しか見ない自称ゾンビ通の友人の影響か、最近ゾンビ映画が気になってます。
そんなタイミングで予告に現れたのがこの作品。予告編だけで圧倒的コメディ調なのが伝わります…w

ゾンビ映
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.0

みなさん、こんばんは、お久しぶりです。
素敵なムービーライフを送っていますでしょうか?

日課のようにレビューを書いていた三月とは打って変わって、鬼のように忙しかった四月。
そんな四月も過ぎ去り、やっ
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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

4.5

フランスが本気で制作した、ドタバタブラックコメディ作品!
ポップなジャケットに惹かれて借りた、いわゆる"ジャケ借り"でしたが、どストライクな作品でした!大満足!

彼女へのプロポーズを控えた男性とその
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.5

みなさん、お久しぶりです。
二週間もFilmarksを開かない日が来るとは思ってなかったので、みなさんのレビューを見られることだけで嬉しいです!

四月に入ってからは映画一本観る時間も見つけられないほ
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

映画史上初、"123人1役"で描くファンタジー・ラブロマンス作品!

目が覚めると年齢や性別、国籍を問わず容姿がすっかり変わってしまう男性ウジン。
そんな彼は極力、人と関わらず生活を続けてきた。
ある
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.0

世界に誇れる「ジャパニーズ・ゾンビ」此処にあり!
原作があるとはいえ、日本でこれだけのクオリティのゾンビ映画が作れたこと自体素晴らしいです!

「ようこそ 絶叫の ZQNパニック へ。」
このキャッチ
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