なおさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

なお

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インナー・ワーキング(2016年製作の映画)

3.5

同時上映のある作品は初めて観ましたが、普通同時上映作品が先に上映されるんですね〜。なんだか意外…。

脳と心の葛藤を可愛らしく描いています。
"日本の大人"へ向けた作品のように感じました。

多少『イ
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.0

字幕版が本命でしたが、吹き替え版しか上映されてなかったので吹き替え版で鑑賞してきました。
マウイの吹き替えを担当するのは、歌舞伎俳優で知られる尾上松也。実は僕、彼のことちょっと苦手でイマイチ乗り気にな
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手紙(2006年製作の映画)

4.5

東野圭吾の原作は未読ですが、とても繊細なつくりに驚きました。
原作、脚本、監督、キャスト、関わった全ての人たちの技量によるものなのでしょう。

邦画か洋画かといえば僕は断固洋画派なわけですが、本作は邦
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.0

これぞ、ザ・B級ホラー映画!!
ホラーはまだまだ廃れてなんかいません!

"それ"は昼夜問わずどこにでも現れる。
"それ"は歩いてやってくる。
"それ"は大体、半裸か全裸。

得体の知れない"それ"に
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

「目が覚めて、まだ生きていることに絶望する」

夢の中では、何もかもが完璧だった自分。
しかし、目が覚めると何もかもを失った自分がいる。

こんなベタな作品で泣くもんかと思っていましたが、しっかり泣き
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ネイバーズ2(2016年製作の映画)

3.0

ネイバーズ兼エネミーズの隣人バトル映画!

前作のキャストも再登場し、さらにクロエ・グレース・モレッツやセレーナ・ゴメスなど今話題なメンツが参加して豪華に仕上がってます!

前作はザック・エフロン率い
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.5

「さあみんな!武器を手に取りパージ・ナイトへ出掛けよう♪」

年に一度、己の闇を解き放つための12時間「パージ・ナイト」。
その12時間では、"殺人"を含めたあらゆる犯罪が許される!

前作は一つの豪
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

4.0

形のない愛をこれだけハッキリと感じられる作品は滅多に出会えません。
笑って泣いて、また笑って…。
愛で溢れ幸せに包まれた、家族群像劇。

クリスマスイブ翌日に離婚を考える夫婦。
偽の婚約者を連れてくる
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

巨大怪獣ドワッ!!爆発ドッカーンッ!!キングコングコンチワーッ!!

未知の島「髑髏島」に棲みつく巨大怪獣たちが盛り沢山!
奴らは上空から地中、水辺まであらゆる所に潜んでいるので、気を抜いてはいられま
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.0

劇場で観れなかった分、自宅では劇場以上の雰囲気で楽しんでやろうと思い、しっかりと環境を整えました。
・自宅鑑賞時に点けている照明は全て消す
・イヤホンを装着し音量は普段の倍近く
・鑑賞時間は0時を回っ
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

『ドクター・ストレンジ』ぶりに、市内の劇場のリクライニングシートで鑑賞してきました。
やっぱり居心地最高!あれで追加料金無しなのは有難い。
何しろ最前列なため画面いっぱいに映像が飛び込んでくるので、本
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.5

「沈んだ街にも日は登る」

クリストファー・ノーラン版バットマン三部作、第三弾。

素晴らしい…!シリーズ最終にして最高の超大作!
『バットマン ビギニング』『ダークナイト』を結ぶラストには、感動と爽
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

"THE DARK KNIGHT IN THE DARK NIGHT"

「光を信じ、闇と戦う覚悟はあるのか?」

クリストファー・ノーラン版バットマン三部作、第二弾。

まず作品の全体像を評価したい
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン版バッドマン三部作、第一弾。
三部全て観終わったら、ティム・バートン版バットマンも観てみようかな?

スーパーヒーローモノはまず、誕生までのエピソードをどれだけコンパクトに、そ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

劇場で観ようとしなかった自分にゲンコツを食らわせたい…。
特撮の本気、というか、邦画の本気を見せられました!

突如、東京湾からゴジラが姿を現し東京の街を破壊し始め、慌てふためく都民と政府関係者。
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スモーク(2012年製作の映画)

1.5

目が覚めると、男女二人を残して街から姿を消した住人たち。
そして迫り来る謎の黒い煙の正体とは?
残された時間はわずか64時間。
果たして夢か現実か、彼らがそこに現れた理由とは?

高層ビル群を呑み込む
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.5

とんでもない作品でした…!!!
こんな作品、今まで観たことがない…。

穏やかな村にある日、"よそ者"が住み着く。
なぜだか彼が住み着いてから、頻繁に起こる事件があった。
それは「突然村人が自分の家族
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.5

家出をした二人のクソガキは、放置された無人パトカーを見つけ何を血迷ったのか、パトカーへ乗り込み走り去ってゆく。
しかしそのパトカーは、異様で怪しげな保安官のものだったと知る…。

最後、一体誰が笑うの
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.0

15歳までアフリカで暮らし、学校に通わず自宅学習をしてきたケイディ。
彼女がアメリカの高校に入学して目にしたのは、女子たちの壮絶な憎しみ合いの日々でした…!

アメリカならではの生活感も混じっていると
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

1.5

違う監督で脚本も修正し撮り直せば、良い作品になるでしょう!!

「ライトを消すと、それは来る」
アイデア自体はユニークなのに、無理して盛り上げようとする展開が蛇足気味で眠くなります…。

暗闇を徘徊で
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.5

先に続編の『10 クローバーフィールド・レーン』から鑑賞していたので、順番間違えたな…と落ち込んでいましたが、どちらが先でも全く問題なかったですw
そもそも繋がりすら無いので、続編ですらないかもしれま
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

ヴェノムやサンドマンが登場すること以外はすっかり内容を忘れていたので、まるで初見のような感覚でした!

シリーズを重ねるごとに重く複雑に、さらに人間味が増してくるスパイダーマン無印。
毎度お馴染みのキ
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主人公は僕だった(2006年製作の映画)

4.5

路上に転がる小石のように、何気なく潜む「幸せ」を実感できるかどうかは自分次第。
自分の人生は自分にしか描けないのだから!

平凡で几帳面な男ハロルドの元に、ある日突如聞こえだした謎の声。その声は彼の行
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.5

このシリーズはグロさとサイコパスさが前面に出ていますが、人の"内面"に視点を当ててみると物凄く哲学的な印象になります。

戦慄度は『羊たちの沈黙』を上回っていましたが、流石に衝撃度は上回ることは出来ま
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.5

『はじまりのうた』や『シング・ストリート 未来へのうた』の原点となる作品。

路上で男性の弾き語りを聴く女性。「音楽」で出会い、「音楽」を通じて仲を深めていく。
現実的な展開と、自然体の町の人々。
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.0

スパイダーマンはNYのズラリと並ぶ高層ビルを利用して移動していますが、もしスパイダーマンが生まれたのがド田舎だったらどうしてたんですかね?
もしや全力ダッシュ…?
それはそれで魅力になりそうですがw
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

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映画ドラえもんはもう二度と劇場で観ることはないと思っていましたが、
「その友情は、10万年先まで凍らない。」
そんな印象的なキャッチコピーと美しいポスターに惹かれ、小学生低学年以来初の映画ドラえもんを
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フライペーパー! 史上最低の銀行強盗(2011年製作の映画)

3.0

邦題の『フライペーパー』とは、飛んでるハエを捕まえるためのネバネバした紙のことです。いわゆる、「ハエ取り紙」ですね。
このタイトルが案外気に入ってまして、銀行にまんまと誘き寄せられた銀行強盗たちをハエ
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

2.5

監督には『フライトプラン』のロベルト・シュヴェンケ、脚本には『ゴースト ニューヨークの幻』のブルース・ジョエル・ルービン、さらに製作総指揮にはブラッド・ピット。
豪華な名が製作陣に揃い、居ても立っても
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

劇場で観なくて良かった…。きっと観てたら周りからドン引かれるくらい泣いてました…w

自身の内面にある女性としての一面に気付き、少しずつ女性へ変化するエディ・レッドメイン演じるアイナー、リリー。
物語
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

4.0

『愛と青春の旅立ち』
この邦題が全てを語っています。
今の自分をつくっているのは、過去の誰かがあってこそ。
出会いに感謝し、別れを悼むことで、また新たな出会いを迎えられるのでしょう。
変化を恐れない、
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消されたヘッドライン(2009年製作の映画)

3.5

「とある小さな事件を辿ると、巨大な組織の関与に繋がる…」
よくある地味なストーリーにこれだけ引き込まれるのは、演出と役者の力なのでしょう。

終盤に近づくにつれヒートアップしていくのも勿論大事なことで
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ネイバーズ(2014年製作の映画)

4.0

🔥毎晩騒音パリピ大学生vsいかなる手段を使ってでもそれを止めたい子持ち夫婦🔥
てっきり夫婦側はマトモなのかと思ってたら、そんな予想は冒頭で裏切られます。
この作品に賢い人間は登場しないと思ってもらえば
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ナオミとイーライのキス禁止リスト(2015年製作の映画)

3.5

ティーンがこぞって見たがるような、キュートでポップなラブストーリー…。かと思いきや、以外にもテーマがハッキリしていて、現実的で説得力のある作品でした。
しかしバカっぽい邦題が多くの人を遠ざけてそうだか
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

4.0

"Yes, Chef!"
シェフの指示一つ一つに声を合わせ答える若き料理人たち。
活気が溢れた厨房では、包丁が食材を刻み、フライパンが熱され、皿と皿が重なる…。そんな心地良いリズムが響き渡ります。それ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

一体何が平常で何が異常なのか。皮一枚剥いだだけでは分からない人間の本質が問われる作品。
作品賞、脚本賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞…。アカデミー賞総ナメするだけの作品でした。

これが1990年の
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