なおさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

なお

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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

2.5

トムがサマーと過ごした「最悪で最高の500日」は、一体トムに何を与えたのか。
この作品はラブストーリーでない。と、冒頭でナレーションから釘を刺される。いやいやラブストーリー目当てで借りたんだけども…。
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ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

4.5

同性愛の理解も全く得られない1990年代のアメリカ。性同一性障害の女性ブランドンは青年の格好をし、バーで出会ったラナーと恋に落ちる。毎晩友人と車を飛ばし、酒を飲みながら笑い合った日々が、一つの事件をき>>続きを読む

君への誓い(2012年製作の映画)

4.5

記憶喪失を題材にしたラブストーリーはよく目にするが、この作品は実話に基づいているため都合の良い展開はせず、現実味が強い作品になっている。しかしその反面、記憶喪失のきっかけの事故がカーセックスが原因など>>続きを読む

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.0

幼い頃からガンを患い、戦い続ける少女ヘイゼルと、片足を切断し骨肉腫を克服した青年ガスの純粋で儚い恋を描いている。
ガンを題材にしていながらも、10代のポジティブさを取り入れているためか、全くクドくない
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

天涯孤独で心に深い傷を負っている天才青年ウィルと、そんなウィルをカウンセラーとして請け負うショーンの、出逢いと旅立ちを描いた作品。
"It's not your fault (君は悪くない)"
ウィル
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

おバカなラブコメとは違い、正統派ラブロマンス。幼い頃から親友として関係を築いていたロージーとアレックスは、お互いに好きだという気持ちを隠し、すれ違いの連続…。なんていう有りがちな話。
ダンスが盛んだっ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5

ゾディアック事件を詳しく知ることとなる、自分にとって勉強になる映画だった。しかしこの作品はサスペンスやミステリーと呼ぶのは少し違う気がする。冒頭の惨殺シーンから事件が始まっていき、真相を解明すべく多く>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

記者には報道する情報を選ぶ権利があるが、その情報というのは計り知れない量で、ピックアップできるのはほんの僅かなものだけ。「我々は暗闇の中手探りで進んでいることを忘れ、光で照らされた時に初めて間違ってい>>続きを読む

パーフェクト・ルーム(2014年製作の映画)

3.5

妻子持ちの五人の男が考えたついた浮気部屋。
男A「ホテルを使えば家に明細書が届いて怪しまれるし、この部屋を借りてみんなで割り勘したらホテルよりも安く済むけど、良かったら使わない?」
男B,C,D,E「
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

17歳で誘拐され、7年間監禁され続けた母ジョイと、母が監禁されてから僅か2年で産んだ息子ジャック。外の世界を知らないジャックが「ルーム」と呼ぶ部屋では母から、テレビに映る事物は作られたものであって本物>>続きを読む

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

3.5

これは黒の組織メインの映画として見るとオールスターで評価できるのかもしれないが、悪魔でコナンということを考えると、謎解き要素をあまり感じられないし、子供たちも見る映画としてはだいぶ掛け離れてしまったよ>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品には僕の好きな俳優ナンバーワンのジェイク・ギレンホールと、好きな女優ナンバーワンのレイチェル・マクアダムスが出演しており、なんと夫婦役で登場する。これが公開されるのを知って絶対に劇場へ行かなけ>>続きを読む

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.0

ある事故をきっかけに毎朝目覚めると事故当時の記憶までしか残らなくなる短期記憶障害を患ったルーシーと、そのルーシーに恋をし毎日毎日アプローチをするヘンリーの純愛ラブストーリー。記憶障害の作品であるがシリ>>続きを読む

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年製作の映画)

3.5

犬にとっての幸せってなんだろう。大きな声で吠えること?思いっきり駆け回ること?好物をたくさん食べること?暖かいところでぐっすり眠ること?それとも家族と共に時間を過ごすこと?その質問に明確な答えは無いだ>>続きを読む

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

4.0

TSUTAYAのコメディコーナーに本作の「シェフ! 三つ星レストランの舞台裏へようこそ」と「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」の二作が並べて置いてあったために、てっきりシリーズ物と勘違いしていま>>続きを読む

ビッグ・ダディ(1999年製作の映画)

4.0

父親としての気持ちと息子としての気持ちの双方を感じられ、かけがえのない親子の繋がりの温かさに癒された。マザコンだって良いじゃないか!ファザコンだって良いじゃないか!親バカだって良いじゃないか!結局は愛>>続きを読む

シャッフル(2007年製作の映画)

3.5

夫を突然の交通事故で失い途方に暮れる妻。しかし翌日にはベッドで隣に夫が眠っている。事故の前後一週間の日付がシャッフルされ訪れていることに気付き、夫の死をどうにか防ごうと奮闘する妻だが、隠された真実に辿>>続きを読む

幸せのちから(2006年製作の映画)

3.5

何度も困難にぶち当たってもそれを乗り越えて、幸せを掴もうと直向きに生きるウィル・スミス演じるクリス・ガードナー。家族三人、幸せに見えた暮らしにピリオドを迎え、親子二人で何が起こるかわからない不安な日々>>続きを読む

エリジウム(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2154年。汚染が進み荒廃した地球と、その汚染から逃れるために造られたスペースコロニー「エリジウム」を舞台とする壮大なSF作品。前者には貧困層が、後者には富裕層が暮らし、生活レベルの差が酷く違う世界。>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.0

パロディゾンビ映画。ショーンオブザデッドよりもパロディ要素強めかな?かなり好きな作品。何年か前にこの作品を見てキャストの配役がすごく気に入った覚えがある。まさかつい最近見たグランドイリュージョンでウデ>>続きを読む

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.5

可もなく不可もなくって作品。色々と設定が甘かったりツッコミどころがあるが、それぞれの想いやわだかまりを果たそうとする主人公達の姿は現実的で良かった。メサイアとの最後の更新には涙腺をくすぐられた。見る前>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.5

こんなラストだとは思わなかった。見終わったあとにこの作品について調べてみると、どうやらあの衝撃のラストがあるのは有名らしい。ミラーズの予測不能と言われるあのラストよりよっぽど予測不能。主人公とその家族>>続きを読む

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

4.0

人生なるようにしかならない。気がついたらそうなっているものだ。「最高の人生のつくり方」。このタイトルは間違っている。最高の人生はつくるものではなくて、つくられていくもの。人間きっといつか、幸せだったと>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

4.0

これこそアメリカらしい作品。こんなにパワフルでクレイジーで、ワクワクさせてくれる映画は、自由の国アメリカだからこそ作れるものだと思う。序盤の猫探しで遭遇した喧騒でのあのセリフは、臭いながらもストレート>>続きを読む

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

冒頭のあのトランプのマジック。序盤から視聴者も騙してくる始まり方に、一気にこの作品に対する期待が高まったのを覚えている。四人の凄腕マジシャン達がFBIをも欺き、瞬く間にラスベガスから遠く離れたパリの銀>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

どの場面を切り取っても、パリの美しい街並みや陽気で愉快なパリの人々の人柄を感じられる華やかな作品。過ぎた時代に憧れを持ち、ついにはタイムスリップしてしまう主人公。過去の偉大な人々と触れ合う中で気づく単>>続きを読む

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.5

Netflixのマイリストに追加はしていたものの見るタイミングを失って数ヶ月放置。しかし、たまたま予告編を見て気になりやっとこさ鑑賞。冒頭の床に続いた血は予告編で知っていたため、「なんだこの血は?!」>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

15年以上前の作品とは思えない美しさ。一体どこまでがCGかは分からないが、約100年前のタイタニック号を舞台に船の装飾や構造まで細かく再現されているのだろう。当時の厳しい階級の差が見て取れ、偶然かはた>>続きを読む

サイレンス(2016年製作の映画)

2.5

耳が聞こえない設定必要あったのか?と思うくらい普通の展開。何かもっと耳が聞こえないからこその要素を盛り込んで欲しかった。サイコパス殺人鬼も殺るんだったらさっさとやればいいのに妙に猶予与えちゃって、しか>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

吃音症は健常者にとって理解し難い障害の一つだと思う。どもりとの区別が難しいため、勘違いされ易いのだという。そんな吃音症を英国王が持っているという驚きの実話。普段は字幕で見ているが、この作品は吹 吃音が>>続きを読む

インポッシブル(2012年製作の映画)

4.0

津波のリアルな描写は思わず目を背けたくなる場面もあり痛々しかった。観光地として賑わっていたビーチから中心部の街まで広がった津波の跡もとても生々しく、あれだけの死者を生み出した大災害を実感できる。言葉の>>続きを読む

ダイバージェント(2013年製作の映画)

3.5

久々に壮大なSFモノを見た。SFモノは舞台の説明が長ったらしくて、見飽きてしまうものが多いが、本作は案外そうでもなかった。ハンガーゲームのような戦う女戦士はまあカッコよくて直向きに戦う姿に惚れ惚れしま>>続きを読む

10日間で男を上手にフル方法(2003年製作の映画)

3.0

ほんとに自分はこの手の作品に弱いとつくづく思う。ベガスの恋に勝つルールだの、ウソツキは結婚のはじまりだの、アメリカのラブコメはワンパターンが多いけどそれがツボ。
そして何しろケイト・ハドソンがめちゃく
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.0

才能は披露するだけでなく、またさらに創作し自己を高めていく喜びを知るものでもある。どんな人間でもある得手不得手、好き嫌い、それを持つからこその個性。
普段気づくことのできないかけがいのない幸せに出会え
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

音楽が素晴らしい!ストーリーもさることながら、劇中の音楽の完成度。音楽好きにはたまらない作品!
音楽は人間が生み出した最高の文化。五感全てが覚醒するような何か本能的なすごい力を持っていると思う。ひたす
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

もはや一つのドキュメンタリー作品のよう。
seize some moments 瞬間を逃すな。じゃなく、the moments seize us 瞬間は私たちを逃さない。ってすごくいい台詞。
すべての
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