なぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

綺麗な肺を煙で汚せ、それが人生だーー

やり直せるチャンスを信じ疑う多田と、ひょうひょうとした仰天に惹き付けられる一作品。

演じ方が似合っていて、それっぽくてとてもいい。調子に乗ったり乗らなかったり
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.0

学校の授業で見たが、なかなかおもしろかった。飽きずに見ることが出来た。林業に少し興味も湧いた。こんな仕事があるのか、と知る。また、ふざけたネタもキャストが豪華なのも、どこもなくいやみがなくてよかったが>>続きを読む

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

1.5

そうでもないかんじ。
見ればわかる。お金があるならマンガの方が楽しい。

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

5.0

どちらかと言うと、小説にもっと早く出会いたかったとおもった。濱田岳の演技がとてもあっていた。ドルジを演じた瑛太も、川崎役の松田龍平も。
最後の最後まで展開がわからないあたりが特に見どころ。かつ、優しく
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

もう一度ちゃんと見たいと思うと同時に、予告の作り方うますぎないか?、と見ながら思った。この作品は、狂い始めた人間の心の隙間や、狂った人間がどこまでやらかすかをそのまんまで描いている気がした。ズシッと心>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん!時折「きもちわるい」と思ってる自分がいた。AIと会話がはずみ、性的な関係を持つ、感情移入する。いつかこんな世界が訪れると考えたときに、いいとおもえるか、悪いと思えるか、それで大体はわかれるので>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

救いようのない映画といえばそうかもしれないが、生々しく、かつ優しく社会情景を描いている気がした。ジェンダートラブルや障害を持った子供に対しての社会認知、それに抗う人や、世間体を気にする人の気持ちが浮き>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

2.5

まだ1度しか見たことがないからだろうか、少々難しいイメージを持った。ただ、大人になるにつれてわかる感情なのかな?と思いながら見た。百合系が大丈夫な友達と見るのを進める。

ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2009年製作の映画)

1.5

BGMもつまらないし、キャストで誤魔化してるかんじがした。もっといいえいがになるはずなのになあと思ったりなどもした。いいのはキャストだけ…。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いちいちセリフが詩のようで本当に本当に最高な内容だった。何度でも見てしまう。ときどきめをつぶりたくなる描写や、ふりきれた人間の知性の果てを見せつけられた。ただ強く恐ろしい人間(この中では特にでんでん)>>続きを読む

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

流れがゆっくりな映画は苦手な方だ。
蒼井優の透明感かつ掴みどころのない幸薄そうな感じが素敵だった。また、こんな恋がしてみたいとも少なからずとも思った。そちらへ行かないでくれ…という選択を主人公や登場人
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百円の恋(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

一子が立ち上がる瞬間、その瞬間はもう遅いとわかっていながらもその運命に抗うように生き抜く姿がかっこいい。かっこいいという語彙力では足りないほどの演技力。そして彼女をそうさせた不幸な環境が最後は優しく強>>続きを読む

ヒミズ(2011年製作の映画)

5.0

園子温ワールドに引き込まれるきっかけとなった作品。
生々しく息が詰まりそうな人間くささがただよいつつも、同じ同年代として出しきれない気持ちを代弁してくれたようなきがした。むしゃくしゃしたり、どうしよう
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