ShioriWilsonさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

インスタント沼(2009年製作の映画)

3.3

期待通りの、いい塩梅の三木聡感。ゆるくて笑えて癒された。麻生久美子の屈託のないリアクションいちいちいいかんじ。加瀬亮の絶叫にいちいち笑う。ふせえりと岩松了は外せないよね。マーガレットは便所臭いって、ほ>>続きを読む

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.0

アラサー既婚女にも刺さった。それぞれのステージでの生きづらさ、くすぶり、矛盾、苛立ち。蒼井優も高畑充希もJKもよかった。でも集団リンチのシーンは本当に苦手。優雅に生きたいと思う。

ラブコメ処方箋 甘い恋のつくり方(2014年製作の映画)

3.9

ラブコメあるあるをコテコテの古典的な文法のコントでこれでもかってくらい皮肉ってくれた映画
ハイテンポで白々しくて大袈裟で執拗で涙が出るくらい笑った
これまでラブコメを色々観てきてよかった、は〜〜〜〜幸
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マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

3.3

ホラーだと思ってたらファンタジーだった。ということに気付いてから少し落胆したが、兄弟愛に、積年の友情に、なんだかんだで涙。大団円でよかったね!とまではいかなくとも、救いはあって、伏線回収も鮮やか。挫折>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

2.9

SF映画に明るくないので終始置いてけぼりを食らった。特にモールス信号で重力のデータを伝えるあたりは釈然としなかった。
でも、23年分のメッセージを再生するマコノヒーのシーン、あそこが観られただけで幸せ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.2

ダメ男に入れ上げる重い主人公、ヒモのくせに変にまじめでプライドの高い恋人、宇宙人みたいなチャラ男、正直誰にも感情移入出来ないなーって思って観ていたけど、別れた後、楽屋でフラットに接してくるせいちゃんが>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.5

正直脚本はあまり好みじゃないんだけど、音楽といいカメラワークといい役者といい好みすぎて、やっぱりこの監督すきだなぁと思う。四半世紀近くも前の作品だなんて信じられない。たびたび降る雨のシーンなんか真新し>>続きを読む

ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

4.0

ベスが帰ってくる前と帰ってきた後での温度差がすごい。まったく別の映画になったかと思った。史上最強に愛しいゾンビ。まぁそうするしかないよねっていう結末で切ない。

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

3.7

ほぼ全編レゴで作られたファンタジー。最初は何故この話をレゴで制作しようということになったんだ?って思ってたけど、クライマックスでのレゴならではの戦い方に、それから世代別レゴあるあるに、まさしくブロック>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

笑えるしかっこいいし、何よりいかにも子供が思い付きそうな戦法が愛しくて愛しくて。中身は子供系元祖ともいえる「ビッグ」へのオマージュシーンがあったのも嬉しかった。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.0

ストーリーはモーガンが言うように"空騒ぎして同じ場所に戻ってくるローラーコースターのような話"だったけど、真似したくなるような粋な言い回しがたくさん。「眼鏡取ってみて」って言われたら私も「あなたが取っ>>続きを読む

ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤はハラハラできて楽しく観ていたのに、途中から話がうちゅう〜とかちきゅう〜とか壮大になっていって興醒めしてしまった。SFだったとは。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

1.2

映像と音楽は綺麗。田舎暮らしと育児に関してはエアプ乙と冷ややかに観てしまった。

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.5

歳をとってから、どんな青春映画も親目線で観てしまうことが増えてきたけど、この作品は例外。まるきり主人公に感情移入して観た。少年たちがこの夏の経験を通して成長しました、みたいな大人目線が入ってないのがい>>続きを読む

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.5

シュレディンガーの猫を思い出した。退屈だな、長いな、と思いながら観ていたのに、観終わったら何故か好きだなぁと思っていた。忘れてたけどジャレッドレトってイケメンだったわ。

ルーム(2015年製作の映画)

3.0

初めて外の世界を見たときの子役の表情が、演技とは思えないくらい良かった。前途多難な予感を残していたけど、部屋の住人への挨拶で始まり、挨拶で終わる、綺麗な作品だった。

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.8

子攫いの不倫女とわかっていても、育ての親と子の別れのシーンでぐちゃぐちゃに泣いてしまう。だけどやっぱり実母が悪しざまに描かれているのはかわいそう。そりゃあ情緒不安定にもなるよ。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

相変わらず音楽が好きだなぁ。街中で楽曲を作るシーンも、二股イヤホンのシーンも好きだけど、親友と酒気帯びで作詞するシーンが好みすぎる。元彼、見た目だけではアダムだって気付かなかったから、歌い出したときに>>続きを読む

トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合(2006年製作の映画)

2.7

初めて観たときは独身だったから笑えたけど、結婚した今となっては怒りを通り越して恐怖しかない。

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.8

ハンディで撮ってるのかな、っていうカメラワークと画質の粗さが日常に溶け込んでいる感じがしていい。情緒的になったり愛の言葉を囁いたりもしない、淡々とした会話と、対照的に情熱的な歌で恋を描いてる。相変わら>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.3

可愛くて愛しい。夢も恋も鬱屈した気持ちも、なにもかも抱き締めたくなる。70〜80年代のUKロックが好きなのもあって音楽も全部好み。世代だったらもっと刺さってたのかも。
無鉄砲すぎるラストに泣き笑い。

フィニアスとファーブ/ザ・ムービー(2011年製作の映画)

3.9

長尺になっても相変わらずハイテンポで笑えて退屈しない。アニメシリーズをずっと見てきた人は、後半のバトルシーンで泣けるし、その後の兄弟の選択でも泣けると思う。チーズサンドイッチ!

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.5

今観ても色褪せてない。この尺での登場人物それぞれの行動原理を見せてくれるのがすごい。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.8

ボコボコにされて優しくされてボコボコにされて、でもやっぱり好き...って思ってしまうような、DVみたいな映画だった。あっちゃんが頑張って女優やってます!って感じじゃなくて素っぽかったのが良かった。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストの山場、転がる円盤をおっさん達が追いかけてるっていう画が可愛くて大好き

ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013年製作の映画)

3.8

好きな人しか出てない上に、みんな実名で出てる。ずっと心待ちにしていたスモーキングハイの続編をこの作中で撮ろうとしてた。

ぶどうのなみだ(2014年製作の映画)

2.5

兄弟の掛け合いと雰囲気が面白い。成人男性の夕飯があんな葉っぱばかりで足りるのか。

ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

2.0

原作レイプという言葉があるけど、これは前作レイプと呼びたい。

ズーランダー(2001年製作の映画)

4.0

何度見ても笑えるし可愛くて癒される。ブラックユーモアもありつつ、基本的にはくだらなくてばかばかしいところが大好き。

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

1.0

登場人物の性格とか行動原理とか、そもそも突然始まったゲームの意味とかが汲み取れなかったので退屈に感じた。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.0

断片的に見せられるサルーの記憶が美しくてムラムラする。記憶の遥か彼方の故郷をみつけた執念もすごいし偶然もすごいしグーグルアースもすごいけど、何よりすごいのは養父母の懐の深さと邦題のダサさ

セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

3.5

ラブとスリラーの緩急がちょうどよくて、ときめいたり怖くなったり退屈しなかった。急にファンタジーになるラストも好み。あと主演2人のルックスも好み。