演出、キャスティング、演技、カメラ、時代考証、衣装…。
何から何まで薄っぺらで映画学校の卒業制作のようで観るのが辛かった。
江戸川乱歩を原作にした意味もわからないし、中途半端な彩度を落としたカラー>>続きを読む
どんなに弾圧されても我を通していくエネルギーはなんなんだろう?
アートなのか情熱なのか、それも残像なのか。
赤いコートの娘が健気すぎる。
映画なのかドキュメンタリーなのか、この監督の視点はかなり>>続きを読む
キングオブポップなどという称号は生きてる間には聞いたことがなかった。
死んで伝説の人なった感のあるMJ。
リハの記録がそのまま作品になるのはマイケルジャクソンはただのスターではなくマイケルジャクソ>>続きを読む
ガラス越しの風景が印象的な映画。
雨に濡れた窓ガラス、埃にまみれた網戸、土砂降りを振り切るワイパー…、それでも誰もそんな景色を見て暮らしているのだろう。
フィルターなしの景色を見ることは不可能なの>>続きを読む
奥さん役の人が観進むにつれてだんだん綺麗に見えてきた。
夫の一番クソな部分を見抜けなかったのか敢えて見ないようにしていたのか。
こういう夫みたいなタイプの人間はよく居るもので周りの人の多くは結構見>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
よくあるホラー映画だと思って見ていたらヒトひねりあった。
世の中の事件のほとんどは冤罪で真犯人は悪魔教崇拝者たちだという説があるが、この映画はその説を広げたものなんだろう。
ハリウッドにはそんな人>>続きを読む
萩原健一、千葉真一、石橋蓮司、樹木希林、原田芳雄…、この他にも多岐川裕美、木村一八、荻野目慶子とキャスティングが嬉しい。
とにかくこいつらとこういう絵が撮りたいと、ただそれだけのために作ったような映>>続きを読む
ロビンウィリアムズとか西田敏行とかが主演しそうなベタだけど観ちゃう映画だった。
音楽を題材にしてるとラストは盛り上がるね。
ストーリー展開としては「ボヘミアンラプソディー」も同じだ😆
40年以上前にパニック映画というジャンルが流行った。
その時にサブウェイパニックというなかなか面白い映画があった。
その何匹目かのドジョウ狙いだとは思うがワシントン、トラヴォルタというキャラの立つ>>続きを読む
陰謀による無差別殺人を紐解く元憲兵のトムクルーズ。
陰謀というのがなんかいまいちセコくてそれよりもアクション重視なんだけどあんまりスカット感はない。
女弁護士がいまいちイモだし、トムクルーズでもジ>>続きを読む
口直しに観た映画がこれだった。
なんてヘンテコな映画なんだ。
それにしても改めてこの映画より前に作られた2001年宇宙の旅がいかに素晴らしい作品だったのかを認識した。
この映画はこの映画で悪くな>>続きを読む
ほとんど意味不明な展開でようするに気持ち悪いグロいシーンを撮りたいだけだったんだろう。
キャラも定番、ストーリーも誰でも考えられる。
これは自主制作なんだろうか?
大手の会社が金を出すとは何か血>>続きを読む
正義の名のもとに悪を取り締まり、悪者を捕まえるという特権を持つ巨大な組織警察。
この「特権」を持つ「巨大な組織」というのは腐りやすい。
警察が麻薬の元締めをしてライバルと共謀し、ライバルを陥れる。>>続きを読む
犯罪者も犯罪自体もゲームのカード。
強いカードを持っている方が勝つ。
そこには正義はない。
いや、それぞれの正義がある。
凶悪な犯人を追い詰めて叩きのめすのも正義、その警官たちが有罪にならないと>>続きを読む
名古屋大空襲の際、B29の搭乗員を略式裁判にかけ斬首の刑にした責任者岡田中将を無差別爆撃をかけ原爆を落とし戦争に勝利した連合国(と言ってもアメリカ)が裁判にかけるという茶番劇。
報復なのか処罰なのか>>続きを読む
ロードショウでも観たが家でも観たくなりBDを購入。
このバンドを知ったのは2枚目のアルバムからでアルバムは「オペラ座の夜」までは買った。
イーグルスが「ホテルカリフォルニア」でピークを迎えたように>>続きを読む
生きのいいスーザンサランドンとトミーリージョーンズ。
自殺した弁護士からな秘密を聞いた不良のガキに振り回される大人たち。
子供と母親の関係も事件を売名にしようとする検察官も死体を隠したマフィアも掘>>続きを読む
10年前だからデイルイスが50を回った頃。
カッコいい。
役者も衣装も映像もロケーションも素晴らしい。
オープンカーの助手席にはソフィアローレン、ペンションの部屋にはペネロペクルス、ニコールキッ>>続きを読む
父親を殺した男を追う賢くて気丈な14歳の少女と老保安官の旅の話。
ひとつひとつ珠玉のエピソードで積み重ねられた職人技の西部劇。
「オーブラザー」を超えると思う。
まるで名作を読んでいるようでページ>>続きを読む
この映画の上映と監督のお話にシェアリングを行うという会で鑑賞。
随分前の映画なので話の内容は聞いていたと思う。
だが実際にその人の言葉で語られるとエネルギーが違っていた。
冒頭のマザーテレサのア>>続きを読む
撮りためたのをみようかと探してたらCSでちょうどやってたので視聴。
その昔VHSでレンタルした以来だと思う。
ウィレムデフォー、フランシスマクドーマンド、ジーンハックマンという癖のある役者。
あの>>続きを読む
CSで懐かしいの流れてたので思わず観てしまった。
1990年代という制作年よりももっと古い映画を観ているようだった。
ライバルがおバカで勝手に事故っていっちゃったり、主人公のライバルの女性が自ら身>>続きを読む
1年に12時間だけあらゆる犯罪が合法になる日が制定された近未来のアメリカのお話。
まぁ、911も湾岸戦争も大平洋戦争も自作自演でなされた巨大な犯罪だと考えれば、それを猿でもわかるようにするとこうなる>>続きを読む
子供から思春期へ、そして怖れを知らない青春がやってくるまでの12年間を同じ役者が同じ役を演じるという壮大なストーリー。
だけど、描かれてるのは普通の日常。
テキサスに住むアメリカ人の普通の出来事が>>続きを読む
エイリアンと物体Xを合わせた感じのいつものSFと思ってずっと観てた。
思わず息を詰めて観てた。
切迫感と退廃的雰囲気が覆うホラーで終わるかなと思ったらラストで目が覚めた。
完璧な有機体は殺し合う>>続きを読む
出来るなら時を元に戻して〜
確か布施明の唄にあった。
今この映画を観てて、あの頃に戻りたいとか、あの時の戻ってやり直したいことなんてひとつもないなと思った。
音楽の使い方が上手い。
アルヴォペル>>続きを読む
人は誰も平穏な生活を望む。
社会もまた平穏な社会を望む。
ただ人には記憶があり感情がある。
感情をそのまま表現すると社会人としては不適合とされる。
そうして管理社会が出来上がって行く。
21世紀>>続きを読む
世界観もディテイルも大好きで爬虫類人が出てきたり、狼との交配種とか、遺伝子組み換えの人類とか…。
映像も綺麗で音もアクションも役者も良かった。
でも心が全く動かないのはなぜなんだろう?
スターウ>>続きを読む
あざとい映画の一言。
エンディングの曲まであざとい。
何年後かには笑える演出のトンデモ映画の仲間入りできそう。
客を泣かすために頭をひねり、涙がたくさん流れたから感動したと勘違いする容易い客を呼>>続きを読む
開花の後の花冷えの土曜の午後。
ソファに寝転がって半分目を閉じて見るにはちょうどいい映画。
何にもない超薄っぺらな映画が役に立つこともある。
明日になればこの映画を見たことも忘れているかも。>>続きを読む
CSでこのシリーズ三部作を放映したので録画したものを鑑賞。
感動すら覚えた大傑作の続編ということで期待したけど主役が同じというだけでただのテレビドラマみたいな内容だった。
息子の躾に悩んだり、親友>>続きを読む
人は他人を嫌う時は自分のその部分をその人に投影しているという。
嫌いな人ほど自分に近いのかもしれない。
息子と父親の関係は親過ぎて似すぎているからこそ確執が起きたりする。
そして人は皆嘘をつき、隠>>続きを読む
「ニコラスケイジの最高傑作」のうたい文句に完全に騙されました。
映画はスクリーン(画面)に映る絵と音で表現する芸術であり娯楽だと思ってたが、この監督はほとんど暗闇を映してる。
英語がわからない日本>>続きを読む
これを青春と呼ぶんだろうか?
言葉の意味も変遷してくるのは当然だがこの世代を青春というならアメリカグラフィティはもう中年のお話になる。
世の中には青春映画が星の数ほどあるけどこれを青春と呼ぶのは抵>>続きを読む
善良な市民が悪徳市長の権力と戦っていく姿を描く映画だと思っていたらだんだん様子が変わってきた。
スコセージの「沈黙」と類似したテーマの作品だった。
固定してると思わせる安定したカメラがほんの少し揺>>続きを読む
屋根の上のラブシーンは映画史に残る。
そしてウォーケンとホッパーのシーンはタクシードライバーのデニーロとシェパードのカフェのシーンに匹敵するほどゾクゾクした。
キャスティングが最高でプラピはこの映>>続きを読む