平熱さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

平熱

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老人Z(1991年製作の映画)

3.5

江口寿史のかわいい女の子が動いてる!
この時代に、AI学習の暴走とかを高齢化社会と絡めて描いているのすごい

介護も看護もどちらかといえば女性のほうが割合が大きいなかで、入浴介助とか力が必要な場面はた
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散歩する惑星(2000年製作の映画)

4.0

当たり前だけど、自分の体験もそれに付随する感情も自分のもので、そこにクローズアップした状態が生活のデフォだから、不幸なことがあったときにそれでいっぱいになってしまう。そこでちょっと引いて、自分の視野を>>続きを読む

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

5.0

風とか、肌とか、水とかの質感!最高だった、極上ドローンアンビエント

あなたの顔の前に(2020年製作の映画)

4.0

今この瞬間、自分の目の前にあるもの・起きている事は真実で、それこそが完成されたもので、それに対して、その時に喜んだり悲しんだりすればいい。流動するものだから、変わったんならまたその時に喜んだり悲しんだ>>続きを読む

イントロダクション(2020年製作の映画)

3.3

ホン・サンスの映画の白い海がとってもとっても好きです

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.8

自分のことはどうでもいいみたいだった人間が、自分で選択した場所ですきな車と動物とスッキリした顔で暮らしてるの最高だった!
わたしは自分のことがあんまりよくわかっていなくて、いままで自分だけで自分のこと
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

離婚したての酔っ払い3人組とか、ベンチの永瀬正敏とか、同じ日を繰り返すだとか(パターソンは1週間を、だけど)、ちりばめられたジム・ジャームッシュ要素にいちいちうれしくなりました
ナイト・オン・ザ・プラ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

テンポよく進むストーリーと変わっていく画面に心掴まれっぱなし!かわいい!面白い!至高 は〜〜〜良かった今回もありがとうございます
アレックス・ロウザーくんがいることに気付けてうれしかった

偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった!大好き!
これは映画で、映っている人間の発していることはセリフだけれど、みんなみんな、自分がいま感じていることをするすると淀みなく話していて、うらやましかった。透明な対話。わた
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おいしい家族(2019年製作の映画)

3.0

だれかが受け入れるとか認めるとかじゃなくて、在るんだから、ってわかってても、いざその状況になったらそうするのは簡単ではないかもしれないし、そう思ってもらえなかったり自分自身ですら思えなかったりするかも>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

同じ場所で違うストーリーが展開されるタイプのオムニバス作品が好きなのでめちゃくちゃ良かったです

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.7

映画とか、月食とか、みえなくても一緒に連れ出してくれるひとがいたのは、今まで知らないどこか遠くにいくという点において留学するのと同じくらいの目新しい体験だったのだろうなと思う
ふたりがふたりのことを好
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.2

男ならばこうするべき、女ならばこうあるべき、みたいのをやめたい 無意識に偏った考え方をしないよう気をつけたい

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.5

2度目の鑑賞(2024/01/08,U-NEXT)
アキ・カウリスマキ監督の社会に対する眼差しのこと信頼してる。人間たちのこと、ひとりひとりだって認識して、親切にしたいって思う。
良い映画、いつもの可
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.3

「なぜこんなマネを?人生のつらさも知らん若さで」「先生は13歳の女の子じゃないもの」がすべて
トリップがパールのネックレスをしていてかわいかった。いま流行っているのも、このくらいの時代のリバイバルなの
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逃げた女(2019年製作の映画)

4.0

ぜんぶよくて、めちゃくちゃありがとうございます…の気持ち。反復、違和感、ズレ

3人のアンヌ(2012年製作の映画)

3.2

ずっと天気悪いのがよかった 曇りのときの真っ白の海はすごくきれいですき
ちょっとのズレと、反復と、その意味のなさ。ホン・サンス監督の、流れてく時間の捉え方というか、映画での映し方みたいなのが気になる

自由が丘で(2014年製作の映画)

3.8

早朝の青も、坂が多いのも、加瀬亮のことも好きだった
韓国映画をあまり観たことがなく、ホン・サンス監督作品も初めてなので、突然のズームイン/ズームアウトにびっくりしてしまった 途端にホームビデオみたいに
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

窮屈なのは、地方都市だけじゃなかったんだ。それを知らない方がきっと悩むこともなく過ごせるかもしれないけれど、悪気のない「信じられない…」はこわかった。気づかず、想像できず、言ってしまわないようにしたい>>続きを読む

天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.5

世界をパレスチナの縮図として描いた映画とのこと。よかった!レモンをとっていく隣人とか窓から入ってきた小鳥とか。わたしはパレスチナのことをあまり知らないけれど、オープニングとのギャップを考えるとすごく良>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.0

劔さんが心身ともに疲れきったなか初めてあややのミュージックビデオを観て涙がぽろぽろ溢れちゃうシーン、アイドルの「可愛い」のまぶしさに浄化されるみたいな、エネルギーが沁みてきちゃうみたいな、そういうとき>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

愛があったのかはわからないけど(出てきた固有名詞たちに対しても、ふたりの間にも)、ふたりにとってのきらきらした瞬間は間違いなく何度もあって、そのいくつかをぎゅって抱きしめて花束にして、たまに思い出して>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.0

カイトのシーンよかった!
あと、ふたつならんだコーヒーの片方にミルクを注ぐカット