classymayuさんの映画レビュー・感想・評価

classymayu

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Civil War(原題)(2024年製作の映画)

4.0

一足早くドイツで鑑賞。レイシストイカれ野郎のシーンまじで一生記憶に残りそうなくらいインパクトあったな…ストーリー特にないしポリティカルな話もない、戦争の背景と説明もない、ただ超リアルに起こりそうな戦争>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

3.9

残念ながら人間はもう一部の人間に対してこの映画のPrawnと同等のように扱ってきた歴史があるし、今も継続してる気がする。同じ人間相手にでさえ超残酷になれるだから、見た目がイカつい宇宙人に対して人間が理>>続きを読む

U・ボート ディレクターズカット(1981年製作の映画)

4.2

素晴らしかった。密室の中、アラーーーーム!と忙しく動くかと思ったら今度は何人たりとも音をたてず忍者のように佇まねばらならないし、潜水艦の戦闘の様子がリアルすぎて見てるこっちまで気が狂いそうになる。とに>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

ドイツにて鑑賞。
残酷な現代アートみたいな映画だった。結局私たちも物理的に彼らのようにconcentration camp の横に住んでないだけで、自分の周りのことしかtake careできない点では
>>続きを読む

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.7

途中画面で酔いそうになった。まるで自分がカポになった感覚。自分とその周りの人の命を危険に晒してまで特定の人を埋葬したい、という強い思いは日常を生きる私からしたら共感できなかった…🫠けど、後から色んな解>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人間をAIから明確に区別するものって思いやりなのかなと思った。今のところ、『優しい』AIとか見たことないもんね。人のために少しでも自分を犠牲にする発想に至れるのは人間だけでは。AIは感情表現はできても>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

まず美しすぎる。他のどの映画とも比べられない独特で猛烈に美しい描写に圧倒されてほしい。カラーに切り替わる瞬間も、ベラのマインドとシンクロしてていいなと思った。モラルとか社会規範とか、そんなのから完全に>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.4

実話が興味深いからそこそこ面白いけど、予想通りにひたすら話が続いていくかんじ。長い割に中身は薄い。この題材を取り扱った映画は既にあるし、折角ネトフリが再製作するなら、もう一捻り展開が欲しかったな…

ミュート・ウィットネス(1995年製作の映画)

3.7

面白かった。本物か演技かわからないシーンが多くてびっくりする
声が出せないの不便だな…笑

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

ドイツにて鑑賞。私の人生初ゴジラがこれでよかった。Kamikazeはよく知られてるし、これを機に先の大戦に係る日本の戦時中の価値観、reflexionが世界に分かりやすく伝わったのではないかと思う。戦>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.8

こんな風に孤立させられたらたまったもんじゃないね。人間も自然怖いけど、それと何が起こってるのか全く分からない、情報がない恐怖も合わさって、終始不気味で緊張感があった。オバマ夫婦が製作なのがよりリアルで>>続きを読む

陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

3.5

なんか変態が暴れてるだけの映画か…?と最初思ってたけど、不器用ながらに一途とも言える彼が途中から可愛く見えてくる。後半になるまで誰が一体なんの目的でこんなことをしてるのか、変態の彼はなんなのか、そもそ>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

3.4

命懸けで自国の現状を発信した民間人の話。ソーシャルメディアが発達した今は、勇気さえあれば誰でもジャーナリストとして情報発信ができるし、そこはSNSの良い面だと思う。ドイツに住む身として、途中のネオナチ>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ好きだった。美しく壮大に佇む自然と、醜い争いを繰り返ちっぽけな人間とのコントラストを終始感じた。ずっと味方である存在があるわけでもなく、時に殺し殺され、助け助けられるグラスの人生も、まるで>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

なんかよくわかんなかったけど、中途半端な男だった笑 The Killerなんてタイトルがついてるから余計ね。期待を裏切るようなストーリーだったけど、それもいいんじゃないかって感じ

ナインスゲート(1999年製作の映画)

3.4

主人公が、一生懸命仕事をしているつもりなのに、気付いたらに悪魔崇拝の方向へ無意識に引きづられていってしまっているのが、ちょっとこの前みたbasic instinctっぽいなーと感じた。どちらの作品でも>>続きを読む

ゲド戦記(2006年製作の映画)

4.5

うちはすげー好きなジブリ
酷いと言われてるの後から知ったよ笑

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.0

娼婦を殺害することで街を『浄化』しているという主張に賛同する男たちが多くいたのは決して脚色ではなく、事実だったんだと思う。娼婦がはしたないと主張するだけで、その原因や利用者の責任に全く目がいかないのは>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.4

実話が面白いから面白い映画だけど、キャラクターの感情や葛藤が描かれているわけでもないし、dialogueもめちゃくちゃ長い。監督のNative Americanへの敬意は伝わったけど、脚色は一切ない。>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.7

なかなか見ない、いつも語り手がいる、本を高速で読んでるみたいなスタイル😀
全てが退屈になるほど大金持ちになれるなんて羨ましいけど、もっと頑張ってお金稼ぎたい!と思える小金持ちくらいが一番幸せなんじゃな
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

ナチュラルボーンキラーの俳優が出てるけど、ストーリーもちょっとそれ要素あった笑 一作目よりクレイジーになってて良かった。ヴェノム可愛い〜

ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.5

結構怖かった。派手なエクソシストの演出はなく、じわじわと悪魔に精神を侵されていく様子がリアルでよかった。アンソニーホプキンス、途中レクター博士にしか見えない笑

氷の微笑(1992年製作の映画)

3.3

評判ほどいい映画だと思わなかった。理不尽な展開があんまり好きじゃないからだと思う。とにかく、セックスがいいからなんでもいいやみたいなメンタリティの2人に途中、多少苛ついてしまった笑笑 くそ情けねぇ刑事>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

4.0

面白かった。個人的に『意識』を扱った作品が好きなのかもしれない。映像もオーガニックらしく、視覚的にとても印象に残る。ストーリーがそこまで難しいわけでもないし、お勧めできる

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.4

1より目を見張るようなアクションが少なくなって、スローで退屈になる時はたまにあるが、まぁ面白いです。

バービー(2023年製作の映画)

3.5

フェミニズムに留まらず、両性について、たとえばtoxic masculinityなどについても問題提起してると思う。ただ既に全部出ている議論というか、新鮮な視点を与えてくれるものではなかった。
男らし
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.9

この映画はかなり残酷だった。まぁ、中身が全然伴ってないのにとてつもない権力や金を手に入れた奴が大体やばいやつになるのは今の時代も一緒だと思う。罪を犯した者に対して、殺さず、暴力も振るわない、それこそが>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

人間が一番怖いね… 登場人物の行動が勇敢すぎてたまに理解できない。私なら、仮に自分がエイリアン化してたとしても絶対に生きる道を諦めたくないと思いそう。あと男の名前が多くておぼえられないんで、もう一回見>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.6

死霊館1.2とはちょっと違う感じの怖さだけど、相変わらず怖かった。ビビりにはきつい。といいつつしっかり夜に見ている

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

最初の方はびっくりする系で結構怖いが、最後の方は慣れてきて大丈夫になった。カメラワークが素晴らしい!!

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