lastpanzerさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

圧巻。最初から最後まで緊張感が途切れない。

実際に起きた残忍なテロ事件を扱いながら、「タワーリング・インフェルノ」「ポセイドン・アドベンチャー」などに通じる、極限状態での人の尊厳、強さ・弱さが見事に
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

もはや演技してることすら感じさせないポール・ウォルター・ハウザーの圧倒的演技力。淡々とした演出がひたすらにイーストウッド。

パットン大戦車軍団(1970年製作の映画)

3.5

尺は短めだが、ハリボテの戦車を盛大に爆発させ、一歩引いた目線で撮られた戦闘シーンが素晴らしい。人間パットンが憑依した演技が最高。

狼よさらば(1974年製作の映画)

3.5

妻を失い娘が再起不能となった怒りから、社会のダニに鉛の制裁を下すも、途中から制裁=殺しへの快楽に取り込まれていくブロンソン…。

銃規制国であるイギリスの監督の目線で見た銃社会アメリカ。ランボーとかも
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タイトロープ(1984年製作の映画)

2.2

映画としては面白くはないが、ある時期のイーストウッドらしい変態性溢れる珍作。意味もなくモテて色んな売春婦と寝たり(しかもSMプレイ主体)、実の娘を劇中でエラい目に合わせたりとめちゃくちゃ。ヒロイン(な>>続きを読む

特攻大作戦(1967年製作の映画)

4.2

名脇役ばかり揃えた史上最凶のキャスト陣。徹底的に反骨な漢のストーリー、文句なし!

アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラ(1986年製作の映画)

2.5

80年代を主に中身のないB級アクションを連発したイタリアの製作者、ティノデラウレンティス製作のアクション。見せ場の無さ&キャラの弱さから同時期の他のシュワ作品より評価が低いのは納得。ただテレビ版はコマ>>続きを読む

国境は燃えている(1965年製作の映画)

4.0

第二次大戦下、イタリア・ドイツ支配下のギリシャが舞台の悲しき戦争ロードムービー。メインは美しき娼婦たちだが、後にマカロニで大活躍するトーマス・ミリアンが若き将校を真面目に好演。

戦争における男と女の
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.8

月並みな評価だけど、やはり前半は戦争映画史上に輝く大傑作、後半はそこまで面白くはない。

只々ヴィットリオ・ストラーロの撮影が美しい。制作過程ふくめて作品自体が狂っている稀有な映画。

五人の軍隊(1969年製作の映画)

3.5

製作にMGMが関与、監督はアメリカ人とアメリカ色が強めなマカロニウエスタン。脚本はあのダリオ・アルジェントが担当だが、マカロニ的残虐性は皆無で、全編明るめ。

スパイ大作戦のピーター・グレイブス率いる
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レッドブル(1988年製作の映画)

3.0

ソ連刑事のシュワちゃんがシカゴで大暴れ!昔のテレビ洋画劇場の常連。悪役は微妙だが、ウォルター・ヒルの男臭い描写で魅せる。

コマンドーと同じ翻訳者が手がけた、玄田哲章と富山敬のテレビ吹き替えが最高。
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ヨーロッパの解放/第1部 クルスク大戦車戦・第2部 ドニエプル渡河大作戦(1970年製作の映画)

3.2

退屈な演出の国策映画ではあるが、二度とない第二次大戦映画の超大作である点、見応えは十分。

そっくりさんを起用し話し方まで徹底的に似せた各国首脳(あちらの常でロシア人以外はオーバーボイスだが…)、圧倒
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沈黙の要塞(1994年製作の映画)

3.5

セガールvs悪徳大企業inアラスカ

ラストでセガール自ら環境保護の大切さを謳うわりには、ひたすら爆破&炎上で環境汚染しまくりなのが実に楽しい。

内容はいつものセガール映画なので甘めの評価かも知れな
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テンタクルズ(1977年製作の映画)

1.0

60-80年代のイタリアB級映画は安っぽさ・粗含めて大好きだが、それでも擁護のしようがないほどにつまらない…

ステルヴィオ・チプリアーニのヨーロピアンムード溢れるBGMがそこそこ楽しいくらいか。

刑事コロンボ/殺人処方箋(1968年製作の映画)

3.5

小池朝雄(コロンボ)vs若山弦蔵(犯人)。この頃の吹き替えの完成度はもはや国宝級。

博徒対テキ屋(1964年製作の映画)

4.0

博徒シリーズを見るのはこれで三作目。キャスト、脚本、映像、セリフ、みな完成度高し。ともすれば見終わってすぐ内容を忘れがちな量産任侠映画の中でも、完成度が高いので印象に残る。

ザ・漢の鶴田浩二、とにか
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アイアンクロス ヒトラー親衛隊《SS》装甲師団(2015年製作の映画)

2.0

イタリア映画でスタッフ・キャストはイタリア人。が、主人公はドイツのSSで、セリフは全てドイツ語吹替という、現代のマカロニコンバットとでもいうべき珍品。ただマカロニとは違い、国や組織を問わず命をかけた一>>続きを読む

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

2.5

90分にカットしてテレ東でやるのに最適な映画。リメイク元の「狼よさらば」のメッセージ性は皆無で、ブルース・ウィリスがひたすら犯人&悪党をぶち殺す。

無難な演出に途中まで「本当にイーライ・ロス作品?」
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