とむさんの映画レビュー・感想・評価

とむ

とむ

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0


邦画でこのレベルのCGはまず観ないので、その点は今後も期待したい。
所々CG感の強いところもあったものの、ゴジラの顔面の表皮とかとても実在感があって良かった。
あと、勢いのある動きの加速感とかも迫力
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0


レン、メカに乗れ


荒唐無稽なファンタジーを莫大な予算と労力をかけて真剣に創っている優秀なクリエイターたちが大勢いるということが面白い

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

2.5


延々と続く下品な会話が好きになれず、ストーリーにのめり込めなかった

仲間思いのホワイトのキャラはわりと好き

暴力描写が過激という前評判は耳にしていたけど、いまどきもっと酷いものがありふれているか
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.7


人生初IMAXをこの映画で体験。良かった。浴びた。


悲しみでも感動でもない、不思議な涙が流れた。よく分からないけど心が揺さぶられたのだと思う。

特に、熱狂する観客たちの前で、おそらく本心とは違
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.4


原作完全ノータッチで基礎知識ゼロだったけど気軽に楽しく観れるコメディだった

ビビッドな色合いや笑わせるポイントのリズム感なんかがカメ止めのフランスリメイクに似てた気がする

途中の主人公視点の戦い
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.2


憑依が極まってる瞬間とかにぜひ医学的な方面から脳波とかバイタルサインとか調べてみてほしい

明らかに顔色悪いんだから入院させておいたほうがよくない?

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8


立花隆の臨死体験で読んだ様々な体験を思い出した。

人生観が、もっと根源的な部分を肯定するような変化を遂げていくのでとてもあたたかい。

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.3


最大の恐怖は自分の居場所や存在理由が分からないこと


そりゃブルースウィリスは最強だからしゃあない

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.2


祖父は殺さないけど、祖父を信奉する連中は根絶やしにするんですなぁ…。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.6


親に捨てられたがそれを忘れられないのが弱み

過去を葬れ そうすれば本当のお前になれる


アダムドライバーちゃんの、過去や古いものを滅ぼしてつくり直したい価値観はなんとなく分かる

わたしも闇落ち
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.2


家族関係のすったもんだに宇宙を巻き込むのは一般庶民には大迷惑どころの話ではないだろうなぁと思いつつ…。

いまの視覚効果技術で懐かしさと新しさ(男性中心の物語からの脱却(しきれてないけど))を感じら
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7


洋画とかでよく題材になるこんな感じの劇場型犯罪、やはり時代を感じる。

携帯も監視カメラもない時代の遺物というか。


あの地下室の奴は何者だったんだ…

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.4


クッパってあの手でピアノ弾けるんだ…

ピーチ姫も現代らしくとても強いので、拐われることなさそう

個人的には映画で始めて知ったキャラだけど、ルマリーと呼ぶらしい闇落ちした星の子の言動が世界観のなか
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.2


音や映像の質が高いアニメーションだった。

邦画版に比べ端的な表現でスッキリした出来映えだった。


山に登りたくなるような、ならないような。
でもヒマラヤの景色を観るなら、ヘリとかじゃなく、地に足
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

2.8


同じ監督脚本の別作品を観たときも感じたけれど、絵作りはとても上手いのに中身がありきたりなのがもったいない

古田さんとか期待以上のいい表情してくれるし主人公も役にハマったいい味が出てた

ごみ処理現
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.6


安定のエメリッヒなんだけど、前作のような物語が進んでいくワクワク感やカタルシスは感じられなかった。

事態に深刻さが無さすぎてほぼコメディ。

そしてすべてを司る女王蜂みたいなポジのやつ、宇宙船に対
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エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)

2.8


実景ベースでCGがチープじゃないおかげで見ごたえあった。

おはなしは予想どおりという感じ。
あまり刺さるセリフがなかったのと、天才の阿部寛が力尽きたのにガチ勢じゃない岡田さんが超回復して物語を回収
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太陽の蓋(2016年製作の映画)

2.5


ドキュメンタリーにしては嘘くさく、ドラマにしては惹き付ける演出に欠け中途半端な印象。

もう少し要素を絞るなり構成を練り直すなりしてブラッシュアップ出来たんじゃないかとも思うが、低予算で出来ることは
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.0


現代アートは難しい。

冒頭から怒涛の情報量で、理解が追い付かぬまま次から次へと話が展開し、ほぼ最後まで突き放されたまんまだった。

このアートを浴びるような感覚はウェスアンダーソン独特なものなんだ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5


驚異の全編ワンカット!みたいな宣伝文句をみていたので、階段を転げ落ちて暗転したときに「切れてるやん!」と思ってしまった。

そうはいっても実時間そのまま表現したら冗長すぎるわけで、どこかで時間を飛ば
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.2


アルファエックスをモチーフにしたであろう新幹線

ハローキティ新幹線をモチーフにしたであろう内装

TOKYO2020のアイツをモチーフにしたであろうモモもん


デザインはなかなか日本の特徴を掴ん
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5


Blu-rayを貸してもらったので、いきなりスピンオフから視聴。

キングスマンシリーズはよく知らないのだが、史実とファンタジー、シリアスとコメディがごっちゃになった独特の世界観でなかなか興味深かっ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0


特典ディスクでノーラン監督が「スパイ映画を作りたかった」という主旨の話をしていて、なるほどなぁと。

手に汗握る展開、正義の勝利、自己犠牲のヒーロー、ワクワクして面白いけれど、よくよく考えれば大して
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3


思いの外肉弾戦というか特撮の取っ組み合いが少なかった印象

次から次へと新怪獣、新宇宙人が出てくるのでそれぞれがけっこうあっさりと退場していった


空想特撮映画を銘打ってるだけあって、ファンタジー
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.5


どうしてもヴォルデモートが脳内をちらついてしまう

PARKER パーカー(2013年製作の映画)

2.9


ステイサムのサムネだけ観てなんとなく鑑賞

CGとはいえ手に刺さるのは痛かったなあ


平然と盗みすぎてちょっとなあという感じでした

フォーカス(2015年製作の映画)

3.0


観ているうちにどうせ騙されてるんだろ、という感じになってくるので、撃たれてもあーこれもトリックね~としか思えなかった

トリックにしては命がけすぎてずいぶん雑な蘇生だなぁと思ったけれど

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7


とくに何がというわけではないが、全体的にけっこう好き

死角が多くて観ていてフラストレーションがたまる冒頭のほぼ定点のワンカット映像のシーン、のちにそれぞれの視点から描かれるのがいい
(ひとつの出来
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.3


AIの知能よりもロボットの肉体の方が実現するの難しそう…と思ってしまった

腕をちょっと回すだけで外れるのも笑ってしまった


社長は極秘にシンギュラリティに達したAIロボットを開発して何がしたかっ
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ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

3.1


CIAが証拠を残すなというミッションの様子を「事実に基づく」と銘打った映画で知ることができるのは、健全なのか何なのか


あんまり想像を超えた現実が描かれているわけではない印象
無人兵器で安全に攻撃
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.0


アメリカの鉄道事情はよく知らないけれど、運行途中に急行にして遅れを取り戻すのはアリな世界なの?

あと1両だけ単体で走行できるのも意外でした


とりあえず現金輸送のシーンだけBGMも含めノリがぜん
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.7


うーん

原作もそこまで好きというわけではない(2とZEROは未視聴)が、これは原作を上回ってるところを見つけられなかった

杏氏の設定も「オリジナルの結末!」って銘打つほどのものかしら……なんかあ
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.1


これはキツい

なにが現実で何が虚構か分からなくなる類いの映画って最後に一気に伏線を回収してスッキリさせてくれるものが多いと思うけど、この映画はそんな生易しいことはしてくれなかった

でも当事者にな
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5


正直者がバカを見るいまの時代に、バカ正直を貫いて自分の名誉を取り戻した話はとても気分がいい

主人公がとても不器用だけど他人思いで正義感に溢れるいいキャラクターだった
私はこういうタイプの人と友達に
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ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

3.1


人生はクソだ

私もクソッタレと罵倒されたときには「それ以下だ」と返そうと思った

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