とむさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.3


一作目がいちばん原作の世界観や物語の本筋に忠実な実写化だったように思う

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.1

劇場で宇宙を疑似体験する映画。
ほとんどCGなのに、質感がリアルで綺麗な映像を楽しめる。

脚本の密度は濃くないけれど、無音とか無重力とかのリアリティーを徹底的に追及してるのと、長回しを多用して没入感
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神様メール(2015年製作の映画)

2.9

とりあえずこの邦題は完全に詐欺。
新・新約聖書とか真新しい聖書とか、原題をそのまま訳してくれてもいいのでは…?

寡作なジャコ・ヴァン・ドルマル監督の人生観が好きで、新作を心待ちにしてました。

どん
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.9

初めて観たのは小さなパソコンのモニターで。
大衆的な映画より芸術的な映画を好む、尊敬していた先輩に教えられ、
暇つぶしくらいに考えて何となくDVDを再生して観始め、止められなくなった。
観終わって、深
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八日目(1996年製作の映画)

3.6


この監督の全てをひっくるめて肯定するパワー、凄いなと思うのだが、それが死ともセットだったりするものだから侮れない

トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

3.8


Mr.nobodyに感動してジャコ・ヴァン・ドルマル監督作品を探して観賞

なるほど、ここに原点があったか、という感じ

寡作な監督だけど、全部に共通するテーマがあって、それぞれを繰り返し観たくなる

アモーレス・ペロス(1999年製作の映画)

2.9


イニャリトゥ作品に惹かれ、古い作品も観てみようと観賞。

やはりイニャリトゥの群像劇は好きで、自分の創造欲も掻き立てられるものがある。


が、今回は描かれている世界があまり好きではなかった。
人間
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バベル(2006年製作の映画)

4.2


事が起こらないうちはいいのだけれど、ひとたび事が起きてしまうと、それまでの自分の行い、振る舞いにその原因が見出だされ、罪悪感ややるせなさに苦しむ場面って、結構あると思う。

登場人物それぞれ自然体で
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BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

4.4


暗くて重くて怖くて刺さる。

決して明るい気分のときに観る映画ではないと思う。
時間をおいて、噛み締めて、また観たい。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

途切れることのないカメラワークは舞台を観るような緊張感の連続で新鮮だった。

扉の出入りとか、ここで切り替えてるなと分かる部分もあったけれど、ここまでノンストップ(にみえるような形)でやりきったエマニ
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.7

ラストのわずか数秒を噛み締めるために、それまでの二時間以上ひたすら痛みや苦しみを感じ続ける映画。
エマニュエル・ルベツキの撮影が素晴らしい。マジ尊敬します。

個人的にはディカプリオよりトム・ハーディ
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