lagさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

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スージーの真心(1919年製作の映画)

3.7

いい子すぎるスージー。大学で一丁前に口髭生やしたウィリアム。パリピの女。授業料のためにドナドナされる子牛のデイジー。あと鶏と猫。

まごころ。遅すぎるだろうか。一緒に散歩したあの日。あまりにも無垢な恋
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魔人ドラキュラ(1931年製作の映画)

3.3

表情がずっと固い。オープニングの白鳥の湖以外音楽無し。あっさり。

アッシリアの遠征/ベッスリアの女王(1913年製作の映画)

3.6

旧約聖書外典のユディト記の映像化。約50分。ついていたBGMは割とひょうきんだった。

衣装と舞台、兵士と市民の人数、攻城戦の迫力。壮観。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.5

状況を口で説明する。特に大人が私利私欲のことしか考えてない。サメに次いで恐竜。でもレックスだから大丈夫。安定してわくわくする音楽。

南京!南京!(2009年製作の映画)

3.9

1937年南京。日本陸軍と中国民間人の両視点。言語の発音もよい。鍵盤と弦楽。処断する。

英語字幕で視聴。日本語がわかってしまうのが苦痛だった。

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.7

葉問の詠春拳。脚色はされているようだが熱い闘い。恐れているのではない大事にしているのだ。物を壊すな弁償しろ。ありがちな描写の日本兵。截拳道という芸術の源流。

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

4.5

勧善懲悪の敵討ち。その他大勢たちは手のひら返し激しい。無益な殺生をしない約束。笑ったり泣いたり酔っ払ったり気取って女と絡んだり。最後以外相手じゃない。フェンスを大ジャンプで越えて鮮やかなナイフ捌きと回>>続きを読む

アドレナリン(2006年製作の映画)

3.4

アホみたいにジャンキー。ハニーの順応性。興奮と恐怖を感じ続けるノンストップ。観ているこっちまでハイになる。

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

3.8

わからなくても愛せるはず。わからないけれど嫌いじゃない。どこか廃れた建物と自然。扇風機とかの音。ほとんど気怠げで稀にはしゃぐ。日蝕。株の話は退屈だ。

BRUCE LEE in G.O.D. 死亡的遊戯(2000年製作の映画)

4.5

"死亡遊戯"最後の格闘シーン未公開部分込み48分でNG集つき。前半は再現ドラマ。怪鳥音も英語もリーの声だ。塔を登って三連戦。不屈で不滅の魂に応える音楽。

Memory of Bruce Lee 19
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死画像(2015年製作の映画)

3.7

6つのオムニバス形式。6つ目以外Replayあり。ナレーションの音声無し、スタッフの顔出し無し、字幕で進行する。

1つ目2つ目はほん呪とかでよく見る感じのやつ。4つ目は目が忙しい。5つ目はお色気痴話
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ダブルヘッド・ジョーズ(2012年製作の映画)

2.9

楽しかった。テンポもよかった。特に後半は色々とすごい。プロテインとおっぱいと空想科学。双頭である必要はあるのかって。それは野暮。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.6

やめたいな全て投げ出したい。怖いほど死にたい。せっかくだし沖縄行くか。すげえよな平気でやっちまうんだもの。最後の夏休み。深く広い青に舞う赤。歩行と音符。ユーモアと死臭。バカヤロウ。

用心棒(1961年製作の映画)

3.6

明らかに人相の悪い奴らを全員叩っ斬っちまえば棺桶屋しか儲からないこの町も良くなるだろう。ひょうきんなお祭りみたいな音楽。風吹き荒れる中を歩み寄る。

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.1

広義での女性。息子の事故死。臓器移植。薬物中毒。父の痴呆。免疫不全。嗜好の倒錯。子供を自分で産んで育てられること。舞台はマドリードからバルセロナ。

緑の光線(1986年製作の映画)

4.2

比較的アウトドアなデルフィーヌは夏休みを取ってひとりバカンスへ。日記みたいに。別に悲しくて泣くわけじゃないの。心熱くなる時よ来たれ。夕日の最後の光。老教師の理科の野外授業。

日本語字幕は横井和子。

シャークネード(2013年製作の映画)

3.4

BA☆KA☆GE☆TE☆RU☆ZE☆

嵐にサメが混じって空から降ってくるとかうっそだろおい。カリフォルニアの海にはサメ以外の魚は居ないのかっ。ゾンビや隕石や宇宙人よりはマシなのかよっ、というかそれら
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.3

日常の中の暴力。静けさと激しさ。死の匂い。後部座席から。よく歩く。右の頬ばかり殴る。素手で刃物を受け止めて蹴飛ばして流れ弾。きちがいだらけ。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.2

複雑なようで単純なのかもしれない、ね。まあ確かに言うなれば、支離滅裂で意味不明。それにしてもこのふたり、楽しそうである。そしてやっぱり、唐突で突然。破壊と破滅、失われた時を求めて。束の間で、永遠で。

軽蔑(1963年製作の映画)

4.6

映画愛。遺す言葉。夫婦生活。突然の破滅。ギリシア芸術。四言語。太陽と海。不意の弦楽。羅列による予告編。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.1

映画を観た。すごく映画です。ASAKOⅠ&Ⅱ.

雲の上の一人目の好きな人。顔は一人目に瓜二つで大切な二人目。ふわふわしてるけれど一直線な人。雲の上の人にはずっと手が届かない。一直線な人と二人目の気持
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サンライズ(1927年製作の映画)

4.7

ひとつの到達点。感情全部詰め込み。鐘の音。都会の行き交うたくさんの人が踊る。犬に子豚に馬も動く。月に雷鳴と水面。そして夜は明ける。

赫い髪の女(1979年製作の映画)

4.7

雨が優しく包む。和歌山でのちょうどいい生活感。色々あるけれど水に流しましょ。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.6

主人公を除いて手のひら返しが激しい。家族からの愛情の欠如。信仰と過激な鮮血。持つべきものは友達。女が女で居る場所。盗撮魔と救出劇。とにかく叫ぶ走る。

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.7

君が代に波と東映から日の丸へ。犬は殴って裸足で投げる。熱湯かぶってガラス刺さって鬼と化す。目が回るほど穴を掘って埋める。スコップでぶった斬り空が赤くなる。射殺して火炙り。美しい日本の心と電話線。

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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.9

なんてのことのないどこにでもあるような話。ニューヨークからクリーブランドそこからフロリダ。移動は車。ギャンブルを嗜むウィリー。ハンガリーから来たいとこのエヴァ。友達のエディー。都度暗転して場面が切り替>>続きを読む

チャップリンの給料日(1922年製作の映画)

4.0

労働者。後ろを見てない。おどけてみせる。残業代は出ないわ、満員の終電だわ、奥さんは怖いわ、こづかいちょろまかすわ、いつの時代も同じだね。

その手があったか逆再生。

キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

4.3

映像技師と探偵の二兎を追う。基本はポーカーフェイスでクールに割とドタバタたまにヒヤッとさらにはヒーローでラヴを添える。からくり屋敷。可憐過ぎないヒロイン。

ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

4.3

すり替わり、婚約者の前ではいい格好したい、延々と追っかけてくるポリ公……et cetera. ハゲで何が悪いのや。

ラスト約20分に渡るビル登りはハラハラが尋常ではない。

グロテスク(2008年製作の映画)

3.7

感動したよ。終盤の畳み掛け。とりあえずクラシック流しつつ不快な音を鳴らしておく。裏面の要注意事項に書かれていることはさすがに過剰かも。本体価格10,000円がレンタル落ち500円だったから買って観た。

アタラント号(1934年製作の映画)

4.5

水の中で目を開く。どこからともなく猫。そしておじさん。ヨコハマとル・アーブル。突然歌い出す。背中で語る。つぎはぎ。

新学期操行ゼロと同時上映でアンスティチュ・フランセ東京にて。

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

4.2

寄宿舎に寮の学校はこどもの楽園。お尻を出した子一等賞。描いた絵が動く。救国の少女と放浪者。お祭りだっ革命だっ行進せよLa Marseillaise.

勇気ある追跡(1969年製作の映画)

4.1

気の強いお嬢と酒飲み隻眼巨漢の保安官とテキサスくんの三人で敵討ちの旅。娯楽色強め。レバーアクションライフルを回して撃つ騎馬戦。

暗い日曜日(1999年製作の映画)

4.3

愛と死の歌。第二次大戦が迫るハンガリーはブダペスト。1人の女と2人の男にもう1人の男。曖昧な境界線。頭が割れそうになる旋律。ディスクの表面のデザインはレコード。2017年12月24日購入2018年6月>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.5

ディレクターズカット版、いわゆる香港公開版を視聴。

ブルース・リーの武芸の哲学が詰まった集大成。別人の吹き替えでないリーの肉声による英語。格闘シーンは全てリーが手がけ、脚本にも積極参加したと。無理矢
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午後の網目(1943年製作の映画)

4.8

日が差す。階段。鏡と刃物。見つめる。end以外の文字は無し。