miさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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シモーヌ・バルベス、あるいは淑徳(1980年製作の映画)

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最後に照明が落ちるのが偶然だったこと、眼の形のネオンを映画館の壁に掛けるアイデアが撮影監督のジャン=イヴ・エスコフィエによるものだったことなどが坂本安美さんのお話の中で印象的だった

美しき諍い女(いさかいめ)(1991年製作の映画)

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130分短縮版で鑑賞。画家とその妻、ヌードモデルとなる若い女性、その交際相手の若い画家の人間関係。 常に何かしらの入れ子構造を作品に埋め込む作家リヴェット、この作品における入れ子の部分が何かといえばそ>>続きを読む

ブローニュの森の貴婦人たち(1944年製作の映画)

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ブレッソンを観にいったはずなのに普通の映画を観ている自分がいた なぜ

ヌレエフ:伝説と遺産(2022年製作の映画)

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「ローレンシア」でオシポワと組んでいたセザール・コラレスの存在感がとてつもない 「ドン・ファン」のコジョカルがあの世のイメージを圧倒的に体現していた 舞台映像の迫力をあまり信用していなかったけどこれを>>続きを読む

下女(1960年製作の映画)

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何するかわからない女中に怯えながら暮らすより、家や職や体面を失っても家族だけで暮らすことの方がよっぽどましに思えるのだけど、その選択肢が浮かばない家族の頭のおかしさ(がミソなんだろうな……)
社会的な
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ゲームの規則(1939年製作の映画)

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・ルノワールにしては川があんまり出てこないな〜と思った
・狩りのシーンが印象的
・主人たちの階層と召使の階層のそれぞれで起こる恋愛遊戯はサッシャ・ギトリっぽい
・でももっとスケールが大きいことをしてる
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

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トリュフォーの作家性がわからない、、映画内映画にブニュエルやヒッチコックへのオマージュをしのばせて遊んでいるのはわかるんだけど、あらすじはそのへんのドラマのほうが面白いし、この映画じゃないとだめな理由>>続きを読む

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

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「もし物欲の道をたどっていたらキューバ人はとっくに滅びてただろう。そういう意味でキューバは小国だが強い国だ。抵抗ということを知ってる、いい意味でも悪い意味でも」

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

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久しぶりに映画観ててんさいだ!!!!!て叫んだ、わたしはやっぱり天才の撮った映画を観るのが好きですねえ
出来事のプレゼンテーション技術が超絶技巧レベルで視点も時系列も全部グダグダの自分の卒論と比べて泣
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ナイルの娘(1987年製作の映画)

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中森明菜の音楽がクーリンチェ少年殺人事件のエルヴィス・プレスリー的な使われ方をしているのに感動した 日本やアメリカのメインストリームの文化をオルタナティブな視点から横領して、少年少女の感情ややりとりの>>続きを読む