ぐりさんの映画レビュー・感想・評価

ぐり

ぐり

2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

3.8

内容はものすごく難解。
スタンリー・キューブリックの代表作といわれてみて鑑賞。

内容よりも映像と音楽の表現の仕方でぐいぐいスクリーンにのめり込んでいった。
「ツァラトゥストラはかく語りき」の曲が何度
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.2

「スター・ウォーズ」シリーズの第8作目にして、完結作。
ディズニーらしい終わり方というか、よく綺麗にまとめたなという印象。

レイの血筋とカイロ・レンの血筋に関してはなかなか驚いた。
ネタバレになって
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

ジム・ジャームッシュ監督のコーヒーとタバコを交えながらの俳優だったりアーティストだったりのくだらない会話を抜き取ったオムニバス作品。

モノクロで音楽や店のインテリアが時代を匂わせる。
コーヒーとタバ
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.9

ロバート・レッドフォードが監督としてブラッド・ピッドを起用して撮影した作品。
アカデミー賞には撮影賞を受賞。

あらすじは…ある兄弟がモンタナ州で育った。牧師の父親に連れられてよくフライフィッシングを
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.8

初鑑賞。
「マトリックス」といえば、弾丸をスレスレで避けることあのポーズ以外何も知らなかった。
マトリックスとはそもそも何なのか、初めて知ることができた。

当時この映画を作成したと考えると、相当すご
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.8

エルサの魔法の力についての謎を探るストーリー。両親の死の謎や、アナンデールの歴史等、前作じゃ、分からなかった部分を解き明かす。

オラフのキャラクターが相変わらずハマる。ずーっと話してるし、頼りになら
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.9

ハングオーバーシリーズのラスト。
前作、全然作のような記憶のなくなるような驚きがなくって正直ハングオーバーらしさが少し消えてたかな。

4人とも少し大人になって続けてみるとなんかほっこり。
ただ、相変
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

4.0

前作に引き続き、記憶がなくなる恒例のストーリー。
舞台はタイであるため、タイ独特の文化やギャグもとりまれていえ面白かった。

相変わらずアランとステュワートがツボなのと、フィルが相変わらずかっこよくて
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.4

監督は「JOKER」で有名なトッド・フィリップス。最低最悪の二日酔いが見ると全てわかる作品。
初鑑賞してみたが想像以上にコメディ要素も強く、昔ならではの全てオープンに映画に盛り込まれている。

スチュ
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

J・Kシモンズがもはや狂気。
真の伝説になる人物とは、やはり普通とは程遠い人生を歩むほかないのだと痛感。

「ララランド」もそうだけれど、どちらも終盤の終わり方はなんか似てるものを感じる。

曲もJA
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

アカデミー賞作品賞作品。
初めて鑑賞したが、いたるところに伏線が張ってあって面白かった。

序盤早々に終盤の展開は読みやすかったけれど、インディアンの意味やダソンの絵の意味など考えるとあとあとなるほど
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

Amazon primeにて気になったジャケットだったので鑑賞。
スリル系、ホラー映画。
そこまでグロ要素がないので、苦手な方も見やすいかと。最後までずっとハラハラドキドキさせられた。

簡単なあらす
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

ずっと同じコールセンターの中で映画が進んでいくデンマークの作品。
アカデミー賞ノミネートということもあり、展開の緊迫感がすごい。

ずっと誰かとの通話で話が進んでいくのだが、自分で事件を推理し、妄想し
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

2018年アカデミー賞最優秀作品賞。
実在するジャマイカ系アメリカ人のクラシック及びジャズピアニストであるドン"ドクター"シャーリーと、シャーリーの運転手兼ボディガードを務めたイタリア系アメリカ人の警
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.5

レオナルド・ディカプリオ主演、マイケル・パンク原作の「蘇った亡霊:ある復讐の物語」を2015年に映画化。
アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生を描く。

この映画では、ヒュー
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.9

週間ヤングマガジン連載の「ザ・ファブル」の実写映画化。
主演のファブル/佐藤明役を岡田准一がえんじ、佐藤洋子役に木村文乃、ボス役に佐藤浩一と豪華な顔ぶれ。

漫画は見たことなかったけど、すごく楽しめた
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.8

絵本では知っていたが初めて鑑賞。

コメディ感あふれていて結構笑えるシーンがあった。鹿のヘッドライトで止まるシーン、ドアノブに電気が流れるシーン、強烈なニワトリの朝、、w

どれも予想はついているんだ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.9

東日本大地震による津波で福島第一原子力発電所で起きた問題をもとにした実話の映画。
福島第一原子力発電所内でメルトダウンや圧力上昇による放射能の発生を防ぐという、当時、裏でそんなことが行われたのかと思う
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

成田凌と岸井ゆきの主演。角田光代原作の「愛がなんだ」をもとに映画化。

愛のかたちとは様々なものがあると痛感させられる。
正直、主人公岸井ゆきの演じるテルコの共感は得られないけど、こういう愛のとり方も
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.7

スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、子供たち「グーニーズ」による海賊の隠された財宝探しアドベンチャー。

スティーヴン・スピルバーグ製作らしく、映画のリアリティ、スケールの大きさがさすが。
洞窟のシ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.1

スティーヴン・キング原作「THE BODY」(死体)を映画化して日本語訳を「スタンドバイミー」としたもの。

新聞に「弁護士クリス、刺殺される」という記事を読み、大人になった小説家のゴーディが昔の少年
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

前作「GODZILLA」から5年後の世界を描いた作品。ゴジラ、モスラ、キングギドラ、ラドンなど大量の怪獣たちが出てきたので、ゴジラシリーズ好きな人は誰でも好きなのでは?

特にキングギドラ。キングギド
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.0

「facebook」創設者、マーク・ザッカーバーグの「facebook」を作る経緯と作った後の様々な人間関係のトラブルなどの舞台裏を映画化した作品。

ジェシー・アイゼンバーグとエドゥアルド・サベリン
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

音に反応する怪物から逃れるために手話を使ったり、裸足で歩いたりして生活していくホラー映画。
静かな映画でいきなりびっくりする系なのかなと思って、最初薬を調達するシーンではワクワクして見ていられた。
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.8

ジェラルド・バトラー主演のSF映画。
異常気象と衛生をテーマに地球の危機を描いた映画。
アンディ・ガルシアはいつ見てもかっこよき。

展開がなかなか楽しめたかな。東京が出てきたのも日本人としては見応え
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

主演ケビン・コスナー。ショーン・コネリーはアカデミー賞助演男優賞を獲得した作品。

1920年から1930年代、アメリカは禁酒法真っ只中で、ロバート・デ・ニーロ演じるアル・カポネが裏社会を牛耳っていた
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.7

井上真央主演、湊かなえ原作「白ゆき姫殺人事件」をもとに映画化。

伏線を回収していく様が見ていて気持ちいい。最初の人物像と後半の人物像がまるで違うのがなるほどなと言う感じ。

綾野剛、菜々緒など豪華キ
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

綾野剛主演、北海道警察に勤める刑事の諸星がS(スパイ)として暴力団と親密な関係を保ちつつ、拳銃を回収して点数を上げていき最終的には覚醒剤に溺れるという物語。稲葉事件という、北海道警察内での組織的な不祥>>続きを読む

ウォール街(1987年製作の映画)

3.6

チャーリー・シーンとマイケル・ダグラスによる株式証券市場でのインサイダー取引や買収を題材にした作品。
この映画でマイケル・ダグラスはアカデミー賞主演男優賞を獲得。

証券会社に若くして勤めるチャーリー
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

4.0

伊坂幸太郎原作の小説が原作。
主題歌はボブ・ディランは「風に吹かれて。」

主人公の椎名が大学進学によってあるアパートに引っ越してきて、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を鼻歌で歌いながら引越し作業中に
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告白(2010年製作の映画)

3.9

湊かなえ原作の小説をもとにした映画。
日本アカデミー賞でも最優秀作品賞受賞。

かなり重みがある映画。
松たか子演じる森口の、復讐をたどっていく中で、母親が子供とどう向き合うかが繊細に描かれた作品。
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.8

劇団ひとり原作、監督、出演の作品。
劇団ひとりってこんな多才だったのかと驚きが隠せない。

大泉洋と劇団ひとりのコンビもすごくハマっていた感じもあり、大泉洋も本当に色々な役ができるなと改めて感じた。
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